私なりのリーダーシップは、いい匂い?みたいな話。
昨日の午後、突然、職場のグループメンバーからランチのお誘いがあった。もう1人の後輩も一緒に誘われて、急きょ3人で今日ランチすることになった。
私はここ3年間、部署や仕事内容は変わっていないのだけど、今年度(今年の4月)からグループリーダーとやらの役職についた。弊社では課長からが管理職なので、私はその一個下?で、グループメンバーの評価者ではない。名刺状ではGLとカッコよく演出されているけど、要は現場と上を繋ぐ間の人、プレイングマネージャーって感じ。
今回ランチに行った2人は私の「グループメンバー」なので組織図上では私の名前の下にぶら下がっている形なのだけど、私としては直近2年間一緒に仕事をしてきた「フラットな仕事仲間」ってとこ。
そんな2人から、ランチ終わりにまさかのAesopのハンドソープをプレゼントされるという珍事が発生した。結婚のお祝いは一年前に同じ2人にしてもらったし、今月は私の誕生日でもない。確かにそろそろ社内異動うんぬんが動き始める時期ではあるけど、そもそも私は彼女らの評価者でもなんでもないので、私に媚を売ったり根回ししたところで、何も起こらない(笑)
びっくりして聞くと「日頃の感謝とかです!いつも導いてくださってありがとうございます」とのことだった。
ここで書きたいのは「自分は信頼されてるリーダーなのだ!えっへん!」ということではなく、『一年前の自分を振り返って、今の自分が出来ていることをちゃんと評価してあげたい』ということ。そのことに2人が気づかせてくれた。
時同じくして、今年最後の本部会で部長がこんな挨拶をしていた。一言一句覚えてるわけじゃないけど、私はこんな風に聞き取った。
ハッとした。出世欲が引くほど皆無な私。グループリーダーという役職を与えられたからと言って、めちゃくそ仕事への情熱が湧いてきたり、成果が出る出ないで一喜一憂したりもしてこなかった。ただただ平和に仕事をこなしているつもりだった。自分や周りに過度な期待やプレッシャーを与えることなく、ただ穏便に職場のリレーションが保たれればよいとだけ思ってやってきた。
でも今日ハンドソープを貰ったことで、無意識のうちの気配りがグループの空間作りに寄与していたのかもしれないということに気づかせてもらった。確かにメンバーとたくさん対話を重ねる(お喋りする?)ことだけは強く意識して過ごしてきた。
私は営業ではないので目に見える数字で仕事を語れないし、どんなスキルが自分にあるのかを問われても一発では答えられない。
けどけどけど。一年前は身についてなかったであろう『私なりのリーダーシップ』みたいなものが、きっとこの一年で発揮できるようになったんだと。そう振り返れました。
批判的思考力が鬼高い私は、ハンドソープをプレゼントされたことに未だに疑心を抱いているのだけど(素直に受け取れよw)Aesopの匂いが素晴らしいことだけは揺るがない真実。私の2023年お疲れさまの香りとして、手に、鼻に、心に記録しておきたいと思います。
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