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ナンバーワンなのか、オンリーワンなのか



結論、どっちでもいい。というか、どっちでもある。



私の中での「ナンバーワン・オンリーワン論争」が始まったのは、先月、河口湖にドライブに行った時から。レンタカーの車内で流していた槇原敬之がお花が綺麗だ云々と言っていたところから気になり始めた。気になって気になって、「そういやマッキーってライブとか近々やらないのかな?」と調べたところ、ちょうど全国ツアーが2024年に予定されていることを知り、その場で高崎公演を申し込んだ。高崎なら当たるかな、と思って。群馬舐めてて、すんません。でも、そしたらマジで当たった。ふらっと思い立って調べて、ぺぺっと申し込んだら当選した人なんて、私くらいしかいないんじゃないか?つまり、私はオンリーワン。



河口湖のドライブは、紅葉の時期だったので、もみじ回廊とやらを歩いた。元々紅葉が見たかったというよりかは、どこかに旅行に行きたい(大学の勉強を頑張るためのモチベーション)という「旅行熱」が発端となって、私がプランした旅だった。旅行はしたいが、あまり遠くに行く元気はない。バチバチに観光したい欲もない。ただ、東京からちょっとだけ足をはみ出す、一泊二日の小旅行がしたい。そんな感じだった。ので、楽天トラベルで近郊のホテルを調べていたら、面白いところを見つけたので即予約した。いわゆる「泊まれるレストラン」で、写真の通り、素敵なコテージと美味しい南イタリア料理で大満足だった。自分で言うのもなんだけど、私は旅偏差値が非常に高い。私界隈で言えば、私は旅のセンスにおいて、ナンバーワンだという自負がある。





旅で言うと、先月は水上温泉にも旅行をした。こっちの旅行は私が企画したものではなく、正しくは連れて行ってもらった。旦那様と向こうのご両親に。私はただただ、ぬくぬくと、車の後部座席に座り、高速から見える山々を眺めていた。あと、夜ご飯までに時間があったので、お三方が卓球をするのも眺めていた。(私は持ち前の運動神経の悪さとヘタレを存分に発揮して、ほとんどラケットを握らなかった。とんだ嫁である。)夜ご飯を食べながら、ご両親が楽しそうに息子の学生時代の話などを話しているのを聞いて、思った。この人たちにとって、息子はいつまでもオンリーワンであり、ナンバーワンなんだろうな、と。



結婚をしたことで、これまで自分が育ってきた家族以外の『家族』というものに触れている。というか、触れる機会を頂戴した。そして表現が適切でないかもしれないけど、これが、すごく面白い。ご両親が語る思い出話から、いかに愛情を受けて育ってきたのかが伝わってきて、なんだか私まで一緒に子育てをしていた気にすらなる(?)し、溝口家との違いを感じる度に、家族や家庭の在り方は、その数だけあって、正解はないものなのだということに気付かされる。



必ずしも『家族』が愛情に満ちている必要はないと思う。けど、互いにオンリーワンかナンバーワン、もしくはその両方の意識があると、人の心って、精神って、満たされるんだろうなぁと最近感じる。どんな些細なことでもいいから自分で自分のことをオンリーワン、ナンバーワンだと思えるだけで、人生は豊かだと思う。けど、自分以外の誰かからもそう思われていることが、より一層その人を「ワン」として引き立てるんだろうなぁと最近感じる。



深いことを言っているようで、結局はワンワンワワーンと、浅いnoteになってしまったかもしれない。別に深いnoteを書きたかったわけでもないから、これでいいか。まだ木曜。疲れてる。今日も終日家にこもってリモート会議祭りだった。癒しが必要だ。明日こそは外出して、花屋の店先に並んでる花でも買ってこようかな。





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