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夢、諦めた

ずっとやってみたかったのか、ただ興味があって思いつきでチャレンジしたのか、どちらなのか今でもよく分からない。後者な気がしていたけど、前者な気もする。 とにかく言えるのは、私はそれが好きで好きで仕方ないってことだ。 それに憧れて、夢を見て、人生の一部だったし、今もそう。そしてこれからも。 私は、夢を諦めた。 大学を卒業して就職したのは飲料メーカーだった。1番大好きなわけじゃなかったけれど、それでも他のものよりは好きだと思えたし辞めた今も商品を買い続けるくらいにはちゃんと愛し

    • みんな頑張っててえらい

      宙組大千秋楽が近づいてきましたね。 私は今私生活が忙しくて、SNSは一旦お休みしている状態。だから東京で何が起こっているのかさっぱりわかっていない。贔屓の前髪ガチャも全然知らない。本当は毎日Twitterをチェックしたいところだけれど、趣味のために人生を犠牲にしてはいけないのでグッと我慢している。 ああ…今日はどんな素敵なことが起こっているんでしょうか…まあそれはいいとして、大千秋楽まで無事駆け抜けていけることを願う日々。 こんなにも色んなことを考えた作品は初めてだった。素

      • 大好きな人を見送ること

        今回の公演で、久しぶりに退団というものを意識した。これまではあえて意識しないようにしてきた。大好きな人を見送った時のことを思い出して悲しくなるから。でも、向き合うことができた。自分の気持ちを整理するために、書きたい。 私が初めて宝塚を見たのは中学生のとき。星組トップスター湖月わたるさんの退団公演であった。 あの時の衝撃を今もはっきりと覚えている。生オーケストラの迫力、白羽ゆりさんの美しい声、席に着いたときに感じた微かなシトラスの香り。 大階段にずらっと並ぶ男役さんを見た瞬間

        • 贔屓にときめく

          ハマりにハマったヅカロー。 私は平凡な主婦なので観劇は一公演につき一回が普通。関西に住んでるから遠くはないけど、やっぱり仕事とか子供のこととか考えるとそんなには見に行けない。 でも今回は5回見に行けた。 こんなに大好きな人に出会えるのはヅカオタ歴15年の間でまだ2回目だったから、すごく貴重なこととわかっていたので、家族に協力してもらって全部見に行くことができた。 独身の頃は気ままに何回も見に行っていたから、こんなに見に行けたのは久しぶりで本当に嬉しかった。 この5回、色んな

        夢、諦めた

          留依蒔世さんへの思い

          私のヅカオタ歴は約15年。人生の半分である。 就職や出産などで一時期見れないことがあったけれど、それでも細々と見ていた宝塚。 特に8年程前からは宙組が好きでよく観劇していたけど、こんなにもどハマりしたのはこの1年程のことで、正直ご贔屓を追いかけるのに必死で他の人を認識したのは最近のことである。 今回の宙組公演は人生で1番ハマって何回か見に行った。語り出したらキリがないので小分けに語りたいと思う。 特に大きく心が震えたのが、今回惜しまれつつも退団される留依蒔世さんの存在。 彼

          留依蒔世さんへの思い