私と、「はたらく」。
タイミーにwebデザイナーとしてjoinし早10ヶ月。どう考えても今書く内容ではない気がしますが、入社エントリーも兼ねて私がwebデザイナーとして「はたらく」までの軌跡を書き記していきたいと思います。
※画像は転職活動の際、制作したポートフォリサイトのKVに使用したものです!
この記事はTimee Product Advent Calendar 2024の12日目の記事です。
はじめての転職活動
タイミーにjoinするまでの人生
私は、グラフィックデザインに強い高校+専門学校を卒業し、新卒入社したデザイン事務所でグラフィックデザイナーとして働いていく…というキャリアを歩んできました。
キャリアを歩むと表現はしたものの、あまりキャリアと言えるようなものではなく経験だけは7年ほどあるデザイナーになっていました。
そんな中、家庭・仕事とさまざまな要因から療養のための休職が必要になってしまう時期がありました。それまであまり考えていなかった、人生を見つめ直す+考え直す時間となりました。要因は外的なものでしたが、今思うと自分にとって必要かつポジティブな時間でした。
就職活動と社会復帰
私にとっては「就職≒社会復帰」となりました。
前職から今回のタイミーに転職するまで約2年間は、休職+無職の期間でした。正直、フルタイムで働いていく自信がそこまであったわけではありませんでしたが、キャリアを諦めたくないという気持ちはありました。長い休職期間を経てさまざまなことを考えて「フルタイムで働こう」と決意しました。
しかし、あらためてキャリアについて考えてみると、純粋なデザイン力は頭打ち、ディレクションは不得手というのが正直なところ。そこで何か自分の武器を増やそうと、以前より興味のあったwebコーディングを学び、webデザイナーを目指してみようと考え至ったのです。
休職・療養中ということもあり自己学習が難しいと判断した私は、就労移行支援を受けながら生活リズムを整えることから始め、続いてwebフロント領域の勉強をしていきました。
この就労移行支援がなければ今の自分はなかったと思うので、ターニングポイントでもあり、とても良い思い出でもあります。あまり良くない噂もネットでは囁かれていますが、自分には合った良い場所でした。当時お世話になった方々には本当に感謝しています。社会復帰に向けての学習期間は1年と少しでした。その話を書いてしまうと、とても長くなってしまいそうなので今回は割愛します。
はじめてのwebデザイナー
自己開発と社内開発の違い
GitHubを使えたり静的なwebサイトの作成をしたりはできるものの、実務はほぼ未経験。自己開発の範囲でしかわからなかったので、入社したらまず実務経験をたくさん積みたいと考えていました。
自己開発をしていた際には、規則的な命名規則を心がけてコーディングしていましたが、基本的には自分なりの規則+就労支援時代の恩師から教わった規則を合わせた自己流のコードでした。自分がわかればOKだったのですが、実務としてコーディングをする場合はそうもいかないだろうと思いつつ入社。実際に実務を行っていく中で、HTMLの構成は個人差がありつつもコーディング規約を作成していただいたので、そちらに沿ったコードを意識して書くことができました。きちんと用意していただけたのは実務初心者には大変助かりました!
事業会社での仕事
webデザイナーがはじめてであるとともに、事業会社の経験もはじめてです。当初はガチガチにコーディングルールがあるイメージを持っていたのですが、私の入社から3ヶ月が経った頃にwebデザインチームが創生され、ルールを決めながら運用していくという形になっています。メンバーレベルでも意見を汲み取っていただけたり、ルール作りに参加できたりするのはありがたいです。
またチームの勉強会でBEMも学ぶことができ、基本的には社内のwebデザインチームのメンバーが見たら編集可能なコードを意識して書けていると感じています。この勉強会はとても有意義で、きちんと時間を設けていただいて助かっています!
現在はGitHubの基礎的な学び直しで知識をきちんと付けたり、PRのコメントのフォーマットを作成してくださるメンバーもいたりで、かなり順調にルールが整ってきているなと感じます。
個人的な感想としては、webチーム創生や整備を自分たちでしていくという経験ができたので、最初にwebデザイナーとして働いたのがタイミーでとても良かったと感じています!今後もルール付けなど色々なことをチームで整備していければいいなと思っています。
はたらく、ということ
タイミーの"はたらく"への共感
ガラッと違う話になりますが、私にとって"はたらく"は、がっつりとした"労働"でありお金を稼ぐ手段という思想があるので、"はたらく"と記載してjoinまでの思いを書いていこうと思います。
私は自分のキャリアを活かして働きたいと考えていましたが、仕事をきちんとこなしながら続けていけるか、そもそも私がフルタイムでいきなり社会復帰ができるか…。
しかし、そんな不安も面接でお会いした方々が払拭してくれました。皆さん優しく、素直にお話しをしてくださり安心して働けそうだなと直感的に感じました。さらに条件面でもデザイナーとしての経験+webコーディングの知識を実務で活かせる、という理想的すぎる環境に喜びをもってjoinできました。
また、はじめてエージェントを通してタイミーとの接点をもった際に、コーポレートサイトで見た、一人ひとりの時間を豊かに/「はたらく」を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくるというビジョンとミッション。どちらも働くことに不安をもちつつ、社会復帰する自分に響く言葉でした。ビジョン/ミッションで掲げている通り、従業員一人ひとりの時間を豊かにしてくれる会社なのだなと感じていました。
そして、入社後に聞いたワーカーさんのエピソードとして強く覚えている「タイミーを通して社会復帰することができた!」という喜びの声。私自身もタイミーにjoinすることで社会復帰できたと感じているのでとても共感できましたし、そんな社会復帰の場を提供できる会社に入れてとても嬉しく思います!
自分自身での体現
時間を豊かにする、ということを仕事でもプライベートでも体現していきたいと思っています。以前からタイムマネジメントがとても苦手で、自分の時間を豊かにする=仕事を効率的にこなすために試行錯誤を繰り返しています。webデザイナーとしてさまざまな実務経験を積み、より効率的な時間の使い方やコードの組み方、要件の設定の仕方をできるようになっていきたいです。
今後はより自分の時間を大切にし、少しずつでも豊かにしていけたらいいなと思っています。またその結果が、会社に寄与するものであればさらに嬉しいなと思っています。
生涯学び続ける社会人でいられるよう、努力していきたいです。