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マジョリティかマイノリティか

都知事選が終わった
下馬評通り、小池百合子が3期目となった
そこに関しては驚くことはなく、
個人的には何も公約を果たしてないのに
都民は百合子がいいんだなぁと不思議だ
データによると70代以上は圧倒的に百合子信者だ
知人のお母様も多分80歳は超えているだろうが
百合ちゃん百合ちゃんと大好きなんだと以前聞いたことがあった

昔のアナウンサー時代は確かに綺麗だったし、
国政にもいた人だから古い方達には根強いんだろう

だからと言って、蓮舫はもっと嫌だ
石丸なんてもっともっと嫌だった
だから百合子に落ち着いて嫌だが最悪は免れたような安堵感もあった

もちろん蓮舫がいい人も石丸がいい人もいる
それは人それぞれの価値観なのでいいのだ

今回ふと湧いて出てきた石丸には驚いた
推している方いらっしゃったらすみません
わたしの価値観でここから書きます

わたしは彼に興味も無く、ただ何でこんなに取り上げられているのか不思議ではあった

まずNHKの政見放送
なんか嫌な感じ、これは直感
そして討論会
うわぁ何この人、と少し気分が悪くなった
更にニコ生のネット演説
ヤバいなこの人はと嫌悪感を覚えた

なのに結果2位だったことに驚いた

投票した方たちは彼のどこに惹かれたのだろう
SNSでは彼の思考がわからない人はバカだ
小中学からやり直せ、という彼推しの方の高圧的なコメントが散見される

投票している方は10代20代が多く
なんとなく18歳から選挙権を与えたのはどうなのだろうか、と今回初めて不安になった
まだまだ社会に出ていない、知らないことが多い年代に考えさせるのはどうなんだろう?
なんとなく、若いから、おもしろそうだから、
ノリで、などの感覚で考えずに投票してる人も少なくないのでは無いか

彼のその後や過去のインタビューなどのコメントは更に酷すぎるものしか拝見しておらず、
それを模した石丸構文なるものが今流行りだ
彼の質問への回答を
色んな名詞でアレンジしている
ネット民のセンスにはいつも驚かされる

どれも彼のコメントを模しているため長文となるので、一つだけ

石◯「アイスコーヒーで」
店員「ミルクはおつけしますか?」
石◯「私ミルクの話しました?」
店員「それではミルクお付け致しましょうか?」
石◯「いや、私アイスコーヒーって言いましたよね」
店員「だから改めてミルクをお付けするか聞いてるんですけどミルクはどうしますか?」
石◯「同じ質問を今繰り返しされてます?さっき答えたばっかりですけど」
店員「だからそのミルクが必要かと聞いているんです」
石◯「え?もう1回言えってことですか?」
店員「いや、まだ答えてもらってないから聞いてるんです。石◯さんの注文するアイスコーヒーにミルクが必要かという話で・・」
石◯「え?注文はアイスコーヒーってさっき言ったばっかりですよ」
店員「整理しましょう。石◯さんはまずアイスコーヒーを注文されましたよね。一方で石◯さんはまだミルクが必要か答えられていない。ミルクはどうされるんですか?」
石◯「ん?さっきの注文の話は?」
店員「だからその注文を聞いてるんです。ミルクの有無はどうするかっていう注文の問題です」
石◯「え?だからだからミルクじゃなくて、アイスコーヒーの注文を聞いてるってことでよろしいですか?」
店員「石◯さんはアイスコーヒーを注文してるわけじゃないですか。そこまで合ってますよね?一方でミルクの有無は選んでないわけですよね今ね」
石◯「もうちょっとまとめて質問してもらっていいですか?」
(時間切れ)

こんなのが名詞を変えて溢れている
こんな都知事が誕生しなくてよかった

思考とかの話ではなく、もっともっと単純に雰囲気や態度や相手への気遣いや、人間として当たり前が出来ていないような気がした
なにか欠落しているのでは?とさえ感じた

だがそれはわたしの価値観で、称賛している若者もいる
思想や思考は違って当たり前なのだが
自分はマジョリティかとおもっていたら実はマイノリティだったのか、という日もいつかくるのだろうか

ママはちょっと変わってるよ

ただ、彼のようなタイプがマジョリティになってしまうと
日本は大きく変わってしまいそうな
なんとも末恐ろしい

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