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2022.10.02 日記

どことない寂しさで、それがどうにも勿体無いように思えてしまって、たくさん予定を入れた9月だった。

そんな訳で、今日は何もしないという予定の休日。


朝からしっかりと二度寝をかまし、起き抜けに作り置いていたケーキの欠片を食べて、
ケーキのかけらで落ち着いたお腹で椅子に座り、本でも読もうかなあとぼーっと本棚を眺め、いい家だなあ、と黄昏てみたり、
お昼ご飯は何作ろうかなあなんて考えながら、空っぽの冷蔵庫と睨めっこした。

あまりにも食材に欠けた冷蔵庫なので、買い出しをして、使い切りたかったキノコでリゾットにした。
お米、牛乳、チーズと卵さえ入っていたらそれはもうリゾットだと思っている。

てきとうに選んだスパイスにカルディのきのこブイヨンを加えたらもうそれは立派なイタリアンリゾットってわけ。

fig.きのこリゾット

昨年珈琲の粉を保管するなら買えと言われた瓶が空になり、新しい珈琲を口にしながら、母と電話をしたり新しく届いたiPhoneの更新をして、
読みかけのエッセイや小説を布団の上で読み、うかうかとお昼寝をしてしまった。

小説を読むのに優しかった日差しも落ち着き、夜を迎えるその少し前に目覚めた。
薄暗くなった部屋でぼんやりとして
食べたくなったプリンを買いに行き、涼しく空気の美味しい夜の空気に呑まれていつもいかないドラックストアにも足を運んだ。

夏のような日差しも垣間見えたけど、冬の訪れを感じる南瓜のそぼろ煮に豚汁を作り、柿を食べた。

母や友人とも電話をしたし、いつものTwitterスペースでも喋ったけれど、
ここ最近はぐっと、自分の感覚だけども、自分の時間を過ごすのための静かな時間を感じたり大事にできているような気がする。

テレビの音がないとだめな人、なんているし私も誰かがいなきゃだめになりそうに感じていた時間が長かったけれど、少しずつ取り戻せているのかもしれない。

本当になんてことない日記だし書く必要性なんて感じないのだけど、
書くことに歩み寄りたくて。 また明日から仕事頑張ろ!


こんな日記を書いた翌日、今、私の好きな読書や小説の物語に求めている世界ってこんな、なんてことない空気なんだなと感じた。

地に足がつかないように思えてしまうこともあるけど、自分の暮らしに浸かっていたいね。

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