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📘#鬱からの自己実現:基礎知識編1.鬱の種類

基礎知識編
1 鬱の種類

鬱には、機能性の鬱と、心と感情の鬱、その両方の鬱があります。

🍀機能性うつ  
過労、脳の酷使、身体的な理由による、脳機能の低下 などが原因です。

代表は過労鬱。
 初期症状としては、作業能力の低下。記憶力の低下。文字が読めなくなる。おっくう感などがあります。
十分な休息が必要ですが、休息の取れない状況にあると、起床などのわずかな作業も困難になります。
 この状態に自責感が伴うと、心の鬱を合併します。早めの診断を受け、自分を、責めずに、しっかり休息をとることが回復の早道です。

老人性鬱、マタニティーブルーなども、身体、脳機能の低下が原因となりますが、活動の制限による、抑うつ感、悲哀、苛立ちなどの感情変容を
伴います。十分な休息と、減少した活動量の中での楽しみを見つけること、
活動の減少を自他ともに責めないことが、回復の鍵となります。
老人性鬱には、デイケア等でのゲーム性の機能訓練が有効です。

🍀心と感情の鬱
パワハラ DV 虐め 挫折 喪失
などの体験に伴う鬱です。

行動の回避、抑制が先行し、続くと機能性鬱を合併します。

初期症状として、不眠、頭痛腹痛 手の震えなどの内科的身体症状が現れます。過呼吸、パニック症状などが先行することもあります。挫折 喪失鬱では、無気力、悲哀、または感情の喪失がみられます。

受診と平行してカウンセリングを活用し、早い段階でのアウトプットが有効です。

自責を伴うと、鬱は長期化します。
どの鬱も自分を責めないことが大切です。




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