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「次女がグループに入れなくなった日~小学3年生の時の”いじわる”」

今日は、「娘がいじわるをされた」という事について書きます。


新学期になって、新しい友達、新しいグループができ、新しい人間関係の中で、「いろいろ起こってしまう」のはよくある話。「いじわる」に直面した次女と私の体験です。こんな風にやり過ごしましたよ~。よければ読んでください。

とはいえ、ブログに書くことを迷いました。
でも、私がブログを始めたのは、「子育て中のお母さん」に、「大丈夫」を届けたいからです。気負わなくていいのよ。やらなきゃって思わなくていいのよ。なんとかなっていくから、自分も大切にって思うから。
だから、娘がいじわるをされたことについても書くことを決めました。
子育てをしていればいろんなハプニング、トラブルに出会います。出会ったら避けては通れないですし、頑張り屋さんのみなさんはきっとたくさん背負ってまうと思うから。娘の経験が励みになったり、考えの参考になったりするとよいなと思います。

背景からお話しますね。

我が家は長女、次女とも小学校入学と同時に「学童保育」に入り、学校が終わったら「学童保育」に行く日常を過ごしていました。

通っていた学童の行事は多く、「夏休みのお泊り学童」「夏休みのデイキャンプ」「学童運営のお祭り」「ドッチビー大会出場」「毎月のお誕生日会」「お別れ会」などなど。
これらの行事は、行事運営の係を決めて、「係」で話し合って進めていくのが基本でした。

人の話を聞く、調整する、まとめる、リーダーになる、全体を見て出る、一歩引いて配慮をする........。 そんな力が付いたと思います。
長女はリーダ気質の様で、だからといって「出過ぎる」事はなく、指導員からの頼まれ事はきちんとこなす、頼まれる前に動ける、という「頼れるお姉さん」だったようです。家ではソファーに張り付いていて、眠るのが得意という娘だけれど。

次女も学童に入りました。次女も長女同様の気質で、「頼まれ事はきちんとこなせる」「頼まれる前に動ける」。指導員さんからは「頼れる2代目」と言われていました。

それを聞いて、私は頼ってもらえるのはありがたいけれど、上級生から『やっかみ』があるのではないか」と心配になりました。
大人から「いい子って評価される子」「特別待遇な子」って、
時に妬まれたり、僻まれたりしますよね。。。

お母さんなら、恐らく「女子だから余計やっかいかも」と思ったのではないでしょうか。
私も、上級生はいい気持ちしていないだろうから、「この先何も起こらないといいけれど」と、思いました。

そこで、指導員さんに、
「やっかみ」が気になる事と
上級生から教えてもらう事を次女に経験させて欲しいと
お伝えをしました。

「わかりました。だけど、次女は頼りになるの。早いし、正確だし、つい頼ってしまう。」との返事をもらい、「心配だなぁ」と思いました。

しかし起こってしまいました。
「グループに入れない」「さりげなく外される」日常が到来しました。
次女は、しばらく自分の中で抱えていた様で、耐えかねて「学童で一緒に遊ぶ子がいない」「友達と遊んでいると6年生が友達だけを連れていく」「グループになる時にいれてもらえない」と打ち明けました。
残念ながら、予想どおりになってしまいました。

学童の代表の指導員に、次女から聞いた話を伝えました。
「そんな報告は聞いていないなぁ。確認します。」とのこと

後日、

「一部の指導員が様子がおかしい事に気づいていました。」との報告がありました。

気づいてた!?
それ、共有できてなかったの!?

驚きました!
運営方法を信頼していたので、「気づき」が共有されていないなんて!

「関係している子供たちに聞いてみますね」と
どんな風に聞くのだろう?聞き方次第で状況が悪化するかも?
と心配になりましたが、「一旦お任せしよう。」と思いました。

その間、学童保育は休みました。
「無理して行かなくてもいいよ。行こうと思うんなら行けばいいし」と話をしました。
次女は「行きたくない」。なら休もう。

その後、学童から
「聞けていない子」もいるが、これから次女が学童に来れるかどうかも聞きたいし、次女からもどんな様子だったかを聞きたいし、顔も見たいと言われ、娘と一緒に学童に出向きました。

出向くと、気づいていたけど何もしていなかった指導員さん(Aさん)と学童の代表(Bさん)がいました。

娘は、まずBさんから「わざわざ来てもらってごめんね」と言われ、
続いて、Aさんから「元気だった?」と聞かれました。

その後、高学年のCさんからは、
「次女と一緒に遊びたかったけど、Dちゃん(同級生の高学年)に言えなかった。」と。
他の子供たちも同様の事を言っていたそうです。

「意地悪をしていた自覚があるんだ」
そうだろうと思ってはいたけれど、実際そうだったと聞くとショックでした。
娘は、私以上に傷ついたと思います。

その後も、話を聞けた子の言っていたことを聞きました。

強めの高学年には何も言えないよね。
指導員のAさんは、伏せた様子で、ヒアリングした内容を聞いていました。

そして、学童代表のBさんから「これからも学童に来てくれる?」と聞かれました。

「えっ」 それ 今聞くの??

娘は、かなりショックを受けていると思いますよ!
その状況で、聞きます??
「また来ます」って誰が言うの???

「この問題、解決するのかな」 
「解決は難しいかもしれないな」と思いました。

「中心になっていた高学年に引き続き、話を聞かれますか?」
と尋ねたら、
「Dちゃん(高学年)、難しい子で話をしてくれるかどうか。お母さんも、先日他の事でDちゃんに『注意をお願いしたい』と話をしたら、怒って顔色変えて、『うちの娘そんな事していますか?』と言われたんです。お母さんに話をして通じるかどうか…...」

2度目の 「えっ?」

通じるかどうか……って、何てこと!

「話がわかる私たちがこれからもが我慢していくの??」
「話が通じなかったらそこで終わりなの??」


「娘と話してみます」

と、学童を後にしました。

車に乗ってしばらくしてから、娘が「Aさん謝ってくれなかったな」と言いました。

「そうやね」
「Eさんだけ(学童の経理担当の方)、泣いてたな」

娘と話をするまでもないと思いました。

その後、学童から連絡が続きました。
「Dちゃんに尋ねたが、悪いと思っている様子がない」と……

それで!? 

話を理解する方が、我慢しないとけないの!?
話が通じないから そのままにしておくの!?

解決の糸口は何も見えないなと思いました。


その後、長女と出かけていた時に、町で偶然、指導員のAさんと息子さん2人に会いました。
Aさんに会釈をしたところ、気まずそうな顔で会釈を返されました。
弟さんはずっと下を向いていて、中学生のお兄ちゃんは、私たち親子を「きっ!!」と強い視線で睨んできました。
私と次女が、母(指導員Aさん)を悪者にしていると理解しているのだろう、と思いました。

中学生の少年がそんな目で人を睨みつけるって、どういう話を自宅でされているのだろう……

私たちはどんな悪者になっているのだろう、と思いました。

次女が一緒じゃなくてよかったと思いました。一緒だったのが長女でよかった。
長女もその指導員Aさんをよく知っているので、
「指導員Aさんの家では、私は一生懸命やっているのにっていう話になっているんじゃないかな」と.......

学童の忘年会では、指導員Aさんのご主人ともたくさんお話をさせてもらって、仕事も近しい業界だったので話も盛り上がってという思い出もあるので、とても残念でした。
私がどう言われてもかまわないけれど、次女まで何か言われているかもしれない状況に憤りを感じつつ、諦めの気持ちとショックもあり、その様な人とは思っておらず.......


引き続き子供たちに話を聞いてみると言われたのもあり、
連絡がないので、その間次女は学童を休み続けました。

我慢してまで行く必要はないと思っていました。

学童だから経験できることがある。
リーダーシップを高学年で学んで欲しい。
低学年との関わりも経験して欲しい。
という気持ちもあるけれど、
学校へ行くときは家の鍵を忘れずに持っていく娘でした。
留守番はできる、宿題も自分でやれる、何も心配はない。


辞めたら「他の経験」ができる
一人でも遊べるし、学校のお友達とも遊べる。


暇なら、そろばんでも行くか。

そんな思いから、
学童を辞めることを決意しました。

その後学童から連絡はないけれど
辞めることを伝えに次女と学童へ出向きました。
学童の代表Bさんと経理のDさんがいてくださいました。

Bさんは「残念やわ」と言い、
Dさんは最後の最後まで「ごめんね」と言って涙していました。

娘は、「学童でDさんが一番優しかったの。みんなの事よく見てくれてたの」と言いました。

そういう事だったんだ、と思いました。

指導員さんだけでなく、経理の方も見てくださってた。
経理は1階、学童は2階だけれども、子供たちをよく理解してくださってたんです。

Dさんがいてくれたおかげで、娘は救われたと思います。

Dさんありがとうございました。
今はもう中学生になった次女の制服姿を見てもらいたいなと今、思いました。
いつか見てもらえる日がくるといいな。


読んでくださりありがとうございます。
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