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親友になったコロンビア出身のベアトリス

ニューヨークの語学学校の初日、ドキドキしながらクラスに入りました。

先生は男性の白人金髪のジェームズ。

笑顔で名前は?日本人だね!と明るく迎えてくれました。

とても明るい部屋で窓から日差しが差し込み窓の外からはニューヨークの騒音が聞こえるそんな雰囲気の教室だったのを覚えています。

初めて溶け込むクラスにおどおどしながらも、ペアで会話する授業があったり緊張気味で始まった学校生活でした。

なかなか、自分から話す事が苦手でしたが日本人が話かけてくれたり。

最初は日本人排除!!と心の中で思っていました。

せっかくニューヨークに来たのだから日本語を話てしまっては、意味がない!!自分を強く律していましたが、やっぱり同じ言語、同じ習慣、簡単に分かち合えるその雰囲気に孤独なニューヨークではすぐに仲良くなってしまうんですね。

日本では決して出会わなかっただろう、年齢や職種など違う人でも日本人という共通だけですぐ仲良くなれてしまいます。

人間はやはり、共通が部分が多いとすぐ打ち解けてしまうのでしょう。共通部分が多いということはお互い理解が早いし、コンフォートゾーンなんでしょうね。

それでも、私の席の前に座っていた、コロンビア出身のベアトリスは私に話しかけて来ました。

彼女は私よりも若く当時確か25歳前後、コロンビアではペトロリアムエンジニア(石油技術者)をしていたとの事でした。

コロンビアでは石油関連の職業が産業的に多く人気だそうです。

彼女は3ヶ月間の期間ニューヨークで英語の勉強のため来ていました。

彼女には姉妹がいて彼女はちょうど真ん中、お姉さんと妹さんがいました。

妹さんが遅れて彼女を追って、冬にニューヨークに来ました。

ベアトリスはとてもしっかり屋さん、頼りない妹さんをしっかりサポートする感じでした。

たった3ヶ月の期間の出会いでしたが、何故かとっても仲良くなったのです。彼女は親戚がニュージャージー州に住んでいて、そこからマンハッタンにある私と同じ語学学校に通っていました。

ハロウィンの時期、彼女が親戚と住むお家にお招きして頂きました。

一人ペンステーションから切符を買ってショートトリップをし、彼女の親戚の家に遊びに行きました。

この時、まだ私は語学も満足に話せずでしたが、何とか一人で間違えずにニュージャージーのMontvillaの駅を降りて迎えに来てくれた親戚と合流することができました。

そして、その夜コロンビア人が集まるハロウィンパーティーがあるからと誘ってもらい一緒に行きました。みなさん、コロンビア人で私一人が日本人でした。

コロンビアではパーティーなどでダンスをするのが当たり前!

みんなノリノリでダンスをしていました。

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私はあまり聞き慣れないラテン調の音楽にどうダンスをすればいいか、最初戸惑いましたが、ベアトリスに教えてもらいながら何とかその和に融け込もうとしました。

また、彼女はとってもモテモテ、ヤキモチ焼きの彼氏さんが彼女を追いかけてニューヨークに数週間遊びにきていました。

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彼氏の方がとっても熱を上げているようで、別れたりくっ付いたりしているそうですが、

最近、彼女から連絡がありました。

とても嬉しい報告。

彼女は今、妊娠をしていてもうすぐで女の子を出産予定よと。

ちなみに旦那さんはその時の彼氏ではないそうです。

報告をもらえて私もとっても嬉しい気持ちになりました。

母になるベアトリスにいつか会いに行きたいですね。




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