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クラス委員長のA子さんとガキ大将のB君

ニューヨーク州知事のクオモのスキャンダルが止まりません。
新たに州政府で公衆衛生の補佐官を務めた20代の女性と、都市建設を担当していた30代の女性が、クオモ知事から性的な話題を持ちかけられたなどとしてセクハラ被害を訴えていると主流メディアは報じました。
話題を持ちかけられた以上の進展はなさそうでしたし、本人は事実とは違うと否定しています。
しかし、クオモ氏は、1月に高齢者施設での新型コロナウイルスによる死者数を実際より少なく公表していたことが明らかになり批判を受けていて、最近では市民や同じ民主党の州議会議員からも辞任を求める声が出始めています。

民主党は共和党と違い、こういうセクハラについては厳しく追求します。
もし、クオモがトランプだったらどうでしょう。
トランプは、情に訴え、「魔女狩りだ」と言い立てるでしょう。
そして、共和党もその論調に乗ってトランプを守るだろうと思います。

この例はいかにもという、最近の両党の体質を表しているのではないかと思いました。
これに関しては、どちらがいいという問題にしているわけではないので悪しからず。

私が民主党が嫌いだと感じる嫌なところはこういうところなんです。
たとえ話で書きますね。
もちろんトランプの嫌いなところも書きます。

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ある中学校のあるクラスでの話。

(民主党の嫌いなところ)
クラス委員長のA子さんが言っていることは、原則としていつも正しいのです。
だけど、時々なんだか窮屈に感じるし、彼女の言っていることができる人はいいけど、そうでない人にとってはなんだか腹が立つっていう感じ。
しかし、A子さんがクラスをまとめるのには、安定感があるんですね。

A子さんは正論ばかりいつも言い立てるので、教師からはちょっと面倒くさいと感じるものの信頼は厚いのです。
しかし面白くないと思う人がクラスに半分ぐらいいます。
けれど、誰も彼女に勝てません。1人をのぞいては。

それは、ガキ大将のB君です。

(トランプの嫌いなところ)
彼はA子さんに平気で「頭でっかちのブス、ブス」といったりします。
B君の家は不動産屋さんをやっていて、なんとなくA子さんを面白くないと思っていた人たちから妙な人気があってカリスマ性もあります。
このB君は、カンニングばかりして本当は勉強もできないけど、彼が大きな事をいう時はなんだか楽しくなるし、信じてみようかという気になるんですね。時々、なるほどと的を得たことを言ったりしてね。

しかし、彼は実際は嘘ばっかりいうし、自分がいつも1番だと自慢ばかりします。
つい最近の高校の入学試験にも落ちたのに、「本当はオレは合格していたけど、学校もエリートが合格するようにズルしている。オレの合格を盗んだ」といって、あらゆるデマをいいふらし、A子についていけない男子の悪ガキがB君のデタラメを信じて、その親たちも一緒に騒いでいるという感じです。
そして、B君は、ずっと自分勝手なことを言い続けているわけですね。 

こんな感じで両者の嫌いなところがあるんですね。

そういうわけで隣のクラスの私は、どうやってこのクラスの人たちと仲良くしていけばいいのかなーと考えている状態です。
私のクラスにも、どういうわけかB君のデマを本当だと信じている人いるみたいですしね。

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