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Mellowing Coke日誌、全て受け止める

今週は、不登校のお子さんとその親御さんを支援する活動を行うようこさんをゲストにお送りました。

前編はお子さんが不登校になってしまったことから、どうアクションをとったか、そして支援団体を立ち上げようと思ったきっかけなどをお話しました。
高校入学した直後に急に学校に行かなくなったという息子さん。
行かなくなってしまったときはとてもショックを受けたというようこさん。
そして、「不登校」に関する情報を収集するのにも苦労したそう。
ただ情報収集していく中で、突然カウンセリングの先生の存在を思い出し、
カウンセリングに通い出し、話すことで気持ちがラクになったそうです。
そういった出会いから、同じような立場の方々の居場所をつくろうと思ったとのことでした。
また前編ですごく印象的だったのは、すごくお子さんと自分の境界線を
はっきり線を引いていたこと。
「親子」だからーっとなかなか切り離して考えることが難しいのに、
ようこさんは「自分」と「お子さん」をうまく切り離していたなとかんじました。お子さんをどうこうしようというよりは、「不登校」という出来事を通して「学校に行かせなきゃ」とお子さんに期待するよりも自分自身に向き合い、そして起きていることを受けいる。
すごくシンプルなことではありますが、本当に難しいことですよね。
とくに「期待をやめる」っていうのは、なかなかできないこと。
他者へ期待することについては、私も友達の受け入れではありますが、
いろいろ話してます!
「期待はご褒美」・・・・!


後編は、ようこさんの娘さん(前編で登場したお子さんは上のお子さんで
息子さん)がこんどは不登校になってしまったというところから始まり、
息子さんの経験から、ただひたすら見守ったというようこさん。
また娘さんの場合と息子さんの場合と異なったことなどを。
息子さんは引きこもるタイプだったのに対し、娘さんは外に
出てしまったり、反抗期で攻撃するタイプだったんだとか。
そういう中で、ようこさんが「いかに自分が味方だ」っていうことを伝えていったらいいのかっていう話がすごく印象的でした。
あとは、上のお子さんが海外へ行った話。

前編後編を通して思ったのは、「事実を受け止める」と「自分と他者を切り離す」ことの重要性。
「受け止める」ってシンプルな行為ですけど、なかなかできないし、難しい。しかも、まだまだ「学校にいくことが大事!」と見られがちの社会に
おいて、行かない事実をただ受け止めるよりも「なんとか学校に行かせな
きゃ」ってなりそうやし、そこで「親である自分の責任なのでは?」となり、どうしても自分と子をセットにしまいがち・・・
そういう中で「行かない事実」と「自分」は「自分」、「子」は「子」と
果たして自分はなれるのだろうかと少し思いました。
ただ、なにがなんでも内々で解決するのではなく、第三者(カウンセリングやようこさんが運営しているような支援団体)に頼ることも大事。
まだまだ第三者に頼るということも根付いてないのかなと日本を見てると感じます・・・。

不登校は年々増加傾向にある中で、国はフリースクールと学校との連携を
強化するなど発表していますが、それなのに滋賀・東近江市長の
発言
にはドン引き・・・東近江市長の件では来週放送する回でも触れています!
しかし、学校との連携を強化ってなんかまた学校の先生の負担が増えたりするんだろうか・・・・そうなると連携云々というより、フリースクール
という形も教育の場として認めていくほうがいいんでないか?
あとはホームスクールとか義務過程も通信制を認めるとか・・・?
ただメタバース登校などの広がりもあって、選択肢は増えてもいるのかな
それと東近江市長みたいな考えを持っている人も一部であると信じたいけど、存在するのも事実だから、非当事者たちを啓発していくのも大事と思います。


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