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おまつりおばさん、完全復活

イベントが好きすぎる。

コロナ前は本当によく色んな飲み会を開催していた。
ただ飲むだけでは物足りず、色々と趣向を凝らした。

少人数で真剣に日本酒について学んだあと、浴びるように飲む日本酒会や、

3月のひな祭りにちなんで『ひなフェス』。
ひなフェスと題したわりに『ひな』とは程遠い男子禁制どころか放送禁止ギリギリトークの女子会(ひなフェスに限った話でもないか)、

20名規模で『大フェス』という名のクリスマスプレゼントの交換会をしたり(くまだまさしのサングラスが当たった)、

バレーボール大会の後は、チームメンバー全員に表彰したいがために表彰式をした。そのために、オリジナルの賞を作った。

例えば
「ネット際のマジシャンで賞」
「戦闘力53万・惑星をも吹き飛ばす宴会番長フリーザで賞」
「上がらない肩にもめげない癒し系・ボールの空気圧に果敢に挑んだで賞」
など。
今思い出すと、アホらしくて懐かしくて笑えてくる。
(PCに履歴が残っていたので、笑い泣き中)

学生みたいなことを、40代主婦が毎回本気でやっているため
その会社に入ってから『宴会部長』と呼ばれるまで半年もかからなかった。
ワイワイ集まることがあまり好きではない人たちからは理解されなかっただろうけど
イベント参加が好きな人たちからは企画に乗っかるだけでいいので少しくらいは重宝されていたと思う。
公式社内イベントの集客が見込めないときなど、
いち派遣社員の私に人事から直接参加依頼が来ていたことは密かな自慢でもある。

企画するのも好きだけど見るのも好き。
地元沖縄のエイサー祭り
友達の地元女川みなと祭りの海上獅子舞
撮影しすぎてスマホのバッテリーに負荷がかかり
カメラ機能が止まったこともある。

祭りで言うと
自分の地域のお祭りや、その他の小さい祭りでは毎年司会を務めていた。
#おまつりおばさんで検索すると、あっという間に身バレすることだろう。

あれからソーシャルディスタンスの問題で
3年以上のブランクが空いた。
あらゆる祭りが中止になり
少人数でひっそり宅飲みをすることがスタンダードとなり
以前のようにイベントを企画することは無くなった。

もう、おまつりおばさんの出番は無いだろうと
すっかり隠居モードに入っていたが
最近、ご縁があって
地域のイベントを色々と企画させてもらえることになった。
私は今、とても張り切っている。

どれくらい張り切っているかというと
週1〜2で企画しまくっており、
もはや誰が来るのか?と自分で自分に言いたくなるくらいである。
それでも、やってみたいことが止まらない。
企画→集客→盛り上がる→達成感。全てが好き。

「アフロになってもブス界の美人で賞」や「フェンシングからバレーへ・華麗なる転身を遂げたベストファーザー賞」を真剣に考えていたときの、懐かしい感覚が蘇ってくる。

かといって、飲み会を企画しているわけではなく
内容は至って真面目である。
先日は「女性」をテーマにブックトークのイベントを行った。
(ブックトークとは一つのテーマに沿って、ネタバレせずに本を紹介し「読みたいな」と思わせるトーク術)
しかし「ブックトークをしますよ」で
人は集まらないことは長年の経験から知っている。
イベントに食べ物は必須。
と言うわけで「ブックトークとタコライス」イベントを行った。
結果、タコライスに集客を助けられ、ブックトークの企画自体も大成功。
「まかんこうさっぽうでオラオラ炸裂・ピッコロ婦人で賞」受賞時の私が完全復活した。

次は「バレンタイン直前!サーターアンダギー教室」と「大人の発明クラブ+カレーパーティ」。
その次は「だれも知らない私の田舎(オンライン開催)」
からの「推しマンガと、クレープと。」や「Hello!英語で自己紹介できるワタシ作り」など。
どれだけ集客できるかは未知数、
スベったらスベったでネタにして、これからも企画し続ける所存。
ご参考までに。

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