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マレーシアでワクチン接種(2回目/接種翌日):Life won’t wait,

2回目の接種が朝10時ごろに終わってから、仕事の定時の17時までは注射した側の腕が痛いのと身体がだるい以外には特に目立って体調の変化は無かった。

2回目のワクチン接種後の食欲

ワクチン接種当日の昼食は、お気に入りのチェーン店PHO Streetのデリバリーを頼んだ。

PHO Streetのランチセットはメインのベトナム料理と副菜、飲み物がついて15リンギット以下(約390円)から注文できる。屋台よりは高めだけど、日本でベトナム料理のおしゃれランチを食べることに比べれば十分安くて美味しい。

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ちょっぴり嫌なことがあった日やなんだか気分を上げたい日には、私はベトナムコーヒーを飲むようにしている。濃い目のコーヒーとコンデンスミルクたっぷりのコーヒーは心を穏やかに、そして濃い目のコーヒーはしゃっきりとさせてくれる不思議な飲み物だ。

不思議と副反応が収まるまで食欲だけは落ちずに朝昼晩とお腹が空いた。

身体がとにかく重く怠い

仕事をほぼ定時に終えてからどんどん身体が重くなってきた。仕事中も頭がぼーっとするときには少し休憩をはさみながらパソコンに向かっていたのだけど、いよいよ横になっていないとキツいくらいの倦怠感がやってきたのだ。

熱を測ると37.4度だった。
平熱が35度台なのでちょっときつい。

仕事の残務処理もそこそこに、しかしながら頭に来たことは忘れられずモヤモヤしながらパソコンを閉じてキャビネットに片づけてからは横になっていた。

約12時間後からの発熱

夜の21時過ぎからいよいよ身体も両腕は痛いし、寝転がっていてもおでこが熱いし、とにかく喉が渇いた。

熱と身体の痛さで夜中は1時過ぎまで眠ることができなかった。

熱は38.4度

5年前に風邪からの肺炎で入院した時には39度で会社に行って怒られて帰ったので、その時よりは低い。子どもの頃から痛みに強いというか、我慢しすぎてしまうところがあった。我慢しても良いことは全く無くて、呼吸をするだけでも喉が焼けるようだった。もう二度と同じような体験はしたくない。

今回の熱は呼吸は苦しくは無かった。ただ、熱が出ている間は横になってスマホを持って何か気晴らしをしようにも身体が痛くてスマホも持てず、何か動画や本を見ようという気にもならない。ひたすら「キツ目の怠さがある」と言う感じだった。

喉の渇きで起きて水を飲んでをしているうちにいつの間にか寝ていて、次の日は朝はカーテンから差し込む光で起きた。マレーシアの日の出は7時過ぎだから、いつもより1時間以上起きる時間が遅い。

13日の金曜日は不吉な日?

ワクチン接種2回目の翌日は13日の金曜日。小学生のころに13日の金曜日には必ず誰かがジェイソンの話をしていたことを思い出す。今の子供はジェイソンを知っているんだろうか。

朝になっても怠さや腕の痛みが続いていたので、会社には「午後の会議1つだけ出るから、残りはメール見て必要なことだけ返す」と連絡して横になりながらの仕事だった。

頭痛などはなくて、左腕が身体の中心になったみたいになる感覚で、左半身から右半身へ痛みと怠さが段階的に伝わっているような感じがした。
今まで体感したことのない感覚で、気持ちが悪いという感じだ。

昼前ぐらいから熱が下がってくると頭も少しはっきりしてきて、前日の頭にきた内容について上司にメッセージを送ると、上司からは「いいから休め」と返事が来てしまった。

そして、定時の5時に近づくにつれて熱も下がって身体の痛みもやわらぎはじめ、腕を上げても少し痛みがあるか?という感じにまでなった。

13日の金曜日、こんな日はDabobaのタピオカドリンクを飲んでピザを食べても許されるだろう。食欲は相変わらずまったく落ちておらず、むしろいつもよりも沢山食べることができていたのは不思議だった。

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私のワクチン接種から副反応までの約2日間はDabobaのタピオカドリンクを飲んでスッキリと終わり、翌々日の14日の土曜日には接種する前の身体にすっかり戻った。

私の場合は、副反応と言われるものは軽めだったのかもしれない。
同じ時期にマレーシアでワクチン接種を受けた友人も、腕の痛みはあるものの、熱などはほとんど出なかったとのことだった。

マレーシアでのワクチン接種者への優遇措置

このNoteを書いているときにちょうどマレーシアの首相声明で、ワクチン接種完了者に対する優遇措置が発表されていた。

明日16日(マレーシアはいつも急)から国家回復計画のフェーズごとに営業が許可される業種が一気に増える。美容室はカット営業だけだが、営業が許可されるのはありがたい。

ただ、ワクチン接種完了者のみ今回の緩和が適用されるのだけど、ワクチン接種完了者の定義は、2回目のワクチン接種完了から14日経過した者ということなので私が美容室に行けるのはまだ少し先になる。

一歩、一歩とマレーシアは国家回復までの歩みを進めている。


未来が不安だ、という気持ちはもちろん私もある。

 ワクチンを、もしあのとき接種していたら
 ワクチンを、もしあのとき接種していなかったら

どちらの未来もあるだろうし、正解はまだ誰にも分からない。

ただ、明日を悩むことで今日を不幸にしてしまうことはもったいないことだ。

私は、今日もムルクと一緒にいられて、何でも話せる友人たちがいて、大事な家族がいて、仕事があって、ご飯が食べられて…十分なことばかりだ。

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