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おさるのジョージとトリビアの泉からみる教育の本質

最近教育の記事を書くことが多いからか、普段生活していても教育へのアンテナが立っている。

子供が見ているおさるのジョージを一緒に見ていたら、オープニングソングがまさに教育・学びの本質なんじゃないかと気づいたのです。


1.おさるのジョージ主題歌(日本語)

まずは日本語の歌詞を見てみましょう。

今日は、何が待ってるの?
冒険かな?友達かな?
さあ、行こう!
ジョージと一緒に、出発!
*
色んな事、沢山あるよね
不思議なこと、いっぱいあるよね
さあ探検に出よう、ドアを開けて
ワクワクドキドキ始まるよ
*
色んな事、やってみようよ
分からないこと、何でも聞いてみよう
きっと素晴らしいことがほら、待ってる
さあ行こう、ジョージと一緒に

新しいことを知る喜び
不思議なことを探索する喜び
わからないことはどんどん聞いて
いろんなことやってみようよ!

って感じ。

2.おさるのジョージ主題歌(英語)

実は日本語の歌は英語を直訳したわけではない。微妙に違うんです。
なんとなくで和訳を付けてみましたが私は専門家ではないので、訳が微妙なのはご愛嬌…

You never do know what's around the bend
曲がり角に何があるか、君は知らない
==
A big adventure or a brand new friend
大冒険かな?新しい友達かな?
==
When you're curious, like Curious George(Swing!)
きみがジョージみたいに好奇心いっぱいなら、スイング!
==
Well everything (everything!) is so glorious (glorious!)
And everything (everything!) is so wondrous (wondrous!)
全てが輝いていて
全てが素晴らしくて
==
There's more to explore When you open your door
きみがきみのドアを開ければ探検するところはいっぱいある
==
And meet friends like this
You just can't miss(Whooooa!)
それからはずせない友達と会うんだ
==
Get curious (curious!) and that's marvelous (marvelous!)
And that's your reward
You'll never be bored
好奇心を持とう、それは素晴らしい
きみへのご褒美は、絶対に退屈しないこと
==
If you ask yourself, what is this?
Like curious, like curious, like Curious George
もしきみが知りたがりやで好奇心いっぱいのジョージみたいに
これは何だろう?って自分に聞くならね

日本語の歌詞に比べると、おさるのジョージの本題にある「curious」が繰り返し出てくることがわかります。

好奇心を持つことは素晴らしいんだ!

ってことがひしひしと伝わってきます。

3.トリビアの泉

そうやっておさるのジョージの歌詞を見ていたら、以前毎週見ていた人気番組「トリビアの泉」のイントロを思い出しました。番組の冒頭で哲学者やSF作家の名言が引用されていたのです。

「この地球でトリビアを増やすことに喜びを感ずるのは人間のみである」
「人間は無用な知識が増えることで快感を感じることができる唯一の動物である」

SF作家アイザック・アシモフ
「全ての人間は生まれながらにして知ることを欲する」
哲学者アリストテレス『形而上学』第一巻冒頭


4.人間を人間足らしめているものはなにか

つまり、人間らしさの根源、他の生命と違うところは「知りたいという欲求=知的好奇心」なのだと。

今を生きるのに直結しない知識も知りたいという欲望を持ち、それらの知識をたくさん蓄え頭で考えることで人間はこれまでにない世界を作り出すことが出来たのではないだろうか。

知らないことを知りたいとおもうこと
わくわくすること
未知の世界を探検するよろこび

受験とか偏差値とかIQとか早期教育とか、あまりにも溢れる情報で親はつい迷宮入りしてしまうけれど、そもそもの人間の本質、学ぶってそういうことなんだよな、とぼんやり思ったのでした。

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