「幸福のしっぽ」(大川隆法「心の指針」より)
いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。
私の記事では、大川隆法先生の累計3500回の法話、3100冊以上の著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。
今回は、心の指針「幸福のしっぽ」をご紹介したいと思います!
大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心がじんわり温かくなる作品ばかりなんです。
皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。
それでは、今日も皆さんへの感謝を込めて、贈ります。
「幸福のしっぽ」
子猫がくるくると自分のしっぽを追いかけている。
みかねた年とった猫が、
「坊や、どうしたの。」とたずねた。
子猫は答えた。
「猫にとって一番大事なのは幸せで、
その幸せは、僕のしっぽだと気づいたんだ。
だから、しっぽをつかまえたいんだ。
そうしたら僕はきっと幸せになれるから。」
大きな猫は言った。
「私も若い頃は同じことを考えたわ。
でも悟ったの。
しっぽは追いかけると決まって逃げていく。
でも、自分のやるべきことをやっていると、
しっぽは、私がどこへ行っても、
必ずついてくるものなんだよ。」
このたとえ話の意味がわかるだろうか。
幸福とは、自分の外部にあるもの、他人がくれるものだと考えていると、
いくら追いかけても手に入らないものだ。
しかし、
自分の価値を自分の内部に発見する人は、
いつも幸福でいられるということだ。
奪うのではなく、すでに与えられていることを喜べ。
あなたの感情の選択が、
あなた自身を幸福にするのだ。
(大川隆法著 心の指針79「幸福のしっぽ」)
〈感想・気づき〉
私たちはいつも、「幸せになりたい」と考えています。
「しっぽ」を捕まえるための、当てのない旅路に出ているのかもしれません。
一番大切なもの。
なくてはならないもの。
これだけは自分の幸せのために、失ってはならないもの。
そうしたものを取られることを恐れ、ずっと手元においておこうと、「しっぽ」を追いかけ回しているのかもしれません。
追いかけ回したところで、逃げられるだけなのに。
反対に、得よう得ようと思って、無理やり追いかけると逃げていくけど、
自分のやるべきことを淡々とやっていくと、いつの間にか「しっぽ」がついてくる。
この話を聞いた時に、最初に思い浮かんだのは、大川隆法先生が『常勝思考』で説かれている「ベストなパートナーの選び方」でした。
(記事の一部抜粋)
「『どうしたら理想の相手が出てくるのか』を考えるのではなく、相手の理想となるような自分磨きをすること」。
パートナー選びもこれに尽きるといいます。
欲しい欲しいと思っても得られないけど、しっかりと自分磨きをしていくことで、自ずから結果がついてくる。
これはまさに、今回の「幸福のしっぽ」と同じだな、という風に感じられました。
大切なことは、周りからの評価でも、他人からの愛でもなく、自分自身の価値を自分の内部に発見し、正当な自信をもつこと。
自己を客観視し、正当な自信を持てれば、
「あなたという存在が神様から愛されている存在であること。」
「すでにすべてのものは与えられていること。」
を感じられて、幸せな気持ちでいっぱいになると思います。
私自身も、他人からの評価を気にすることをやめ、
「自分には自分に与えられた個性・良さがある」と開き直った時に、
得体の知れない焦燥感や恐怖心といったものとはサヨナラをしていく感覚がありました。
もし、今、自信が持てなかったり、幸せを他者への愛に求めているような方がいらっしゃいましたら、
あなたはそのままで、すでに愛されているんだよ。
あなた自身が主に創られた尊い存在なんだよ。
心配しすぎなくても、前に進んでいれば、必ず「しっぽ」はついてくるから大丈夫。
一緒に頑張っていこうね!
とお伝えしたいです。
つたない気づきをシェアさせていただき、誠にありがとうございました🌷
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