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「這いずってでも勉強する」という気概があるか(リーダーに贈る必勝の戦略⑮)

この記事に目を通して下さり、本当にありがとうございます!

私の記事では、大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書から、おすすめポイントを紹介しています。

新たな試みとして、大川隆法先生の書籍「リーダーに贈る『必勝の戦略』」のポイント解説に挑戦していこうと思います🌷

少しずつ進めていく予定ですが、皆様どうか温かくお見守りください。



「リーダーに贈る必勝の戦略」


職場をはじめ、さまざまな場面で、高度なリーダーシップが求められる現代。

本書では、リーダーシップを革新し続けるポイントが示されます。

  • フォロワーを惹きつける資質

  • リーダーシップ不足の意外な原因

  • 勝ち続ける組織を作り上げる考え方

著者が実戦で使い込んだ、成果を生み続けるための13の指針が、あなたを夢の実現にグッと近づけるでしょう。

リーダー論として、経営者にも、そして主体的に活動をしているすべての皆様におすすめの内容となっています。

それでは、今回は、第2部第6章「基礎をつくり、強みにフォーカスする」をご紹介します。


2「這いずってでも勉強する」という気概があるか

「いまのままの自分」でよいのか


私が、まだ駆け出しのサラリーマンだったころのことです。
その当時、私は朝の五時四十五分ぐらいに起きていました。
尾籠(びろう)な話でたいへん申し訳ないのですが、まだ朝日が出ていないときに、スマイルズの『西国立志編』という本を、毎朝トイレのなかに持ち込んで、十ページずつ読んでいたのです。
外はまだ真っ暗なのですが、毎朝、起きてすぐ、蛍光灯の白々とした光のなかで、「世の中の役に立つ人間になりたい」と思いながら、『西国立志編』を読んでいました

早朝。おそらく日が伸びる前に起き、スマイルズの『西国立志編』を読み進める。

「世の中の役に立つ人間になりたい」という、ただならぬ使命感とパワーを感じます。

『西国立志編』とは日本題で、「セルフヘルプ(自助論)」としても知られる、世界的名作。

今日に至るまで、世界数十か国の人々の向上心を養ってきました。


そして、「イギリスがあのように繫栄したのは、このような自助努力型の人が、たくさん出てきて頑張ったからなのだ。
自分だって、頑張っていれば、やがて、そのようになれるかもしれないな
」と思って頑張っていたら、十年ぐらいするとそのようになってきました。

いまのままでよいのかどうかを自分に問いかけて、よくないと思うなら、「頑張らなければ」と考えることです。

イギリスという国で、スマイルズの『自助論』が愛読されていた頃には、セルフ・ヘルプの精神をもって努力を続ける気概を持った人が沢山輩出されたと言います。

ちょうどその頃、イギリスの最盛期が訪れています。国全体の国力がグーっと上がった時期がありました。

一人ひとりが、自助努力の精神を心に沁み込ませて努力を続けることで、道が開けていったのでしょう。



自分の使える可能なかぎりの時間を、いちばん大事なことに投入すること。

みなさんの多くは、必ずしも、ずば抜けた才能をお持ちではないだろうと思うのです。

そうであるならば、秘訣の一つは、この朝の時間もそうですが、やはり、無駄なことはしないで、自分が使える可能なかぎりの時間を、いちばん大事なことに投入することです。

これが、いちばん成功の可能性が高いのです。


無駄なことについては、もう諦めることです。

いろいろと義理もあるでしょうし、「しておいたほうがよい」と思うこともあるでしょうが、「自分の限られた才能を見たときに、世間並みの生き方をしていて頭角を現すことは、まずありえない」ということを早めに知ることです。
これを早めに知った人は得です。
知らなかった人は、定年退職のころに後悔しはじめるようになるので、早めに知ることが大事なのです。

自分の才能がそれほどのものではないとき、その少ない才能で、世の中で何らかの仕事をしたいと思うならば、無駄なことはやめて、あるだけの時間を、いちばん大事なことに投入していくのです。

自分の人生の残り時間。

限られた時間を何に使うか……を逆算した時に、無駄なことは省いて、ある程度の時間を全力で得意な分野に注入する、というのも、一つの勝ちパターンとして必要な考え方です。

もちろん、幅広く教養を広げる必要もありますし、その時間を捻出できる方というのは、能力の高い方なのでしょう。

でも、自分はとてもじゃないけれどそんなに器用にはなれない、という方。

自分の切り札として勝負できる分野が、一つはある、という方。

そう言う方は、迷わずに一定期間を得意分野に全集中してみる、という戦略も考えてみてください。


どこまでも本業で勝負せよ


サラリーマンをしていると、夜、付き合いから抜けられないで、毎晩のように酒を飲まされていたりすると思います。

結局、そういうしがらみのようなもので自縄自縛になり、抜けられないでいるので、「責任は自分にある」と言わざるをえないのです。

その人が会社に対して、有益な人間、有用な人間だったら、誰も、その人を爪弾きにはできません。

本業の仕事をきちんとしていたならば、「夜、酒を飲まない」というだけの理由で、その人に対して左遷や降格などできるわけがないのです。

飲み会など、夜の付き合いをしないと出世できないと思う人は、本業の方で自信がないから、サイドワークに走りがちな面があるので注意が必要です。

最近ではコロナ禍もあり、業務のオンライン化もすすんだことで、毎日のように出勤し、飲み会をするサラリーマンのような形態で仕事をする層は減ってきていると思います。

それでも、酒の席でポイントを稼いで気に入られ、出世しよう!と思う人は、「本業以外の酒の交流に時間を取られ過ぎて本末転倒になり、結果的に本業のほうで大成しない……」という可能性だって十分にあります。

時間がないと嘆く前に、夜の付き合いなど断れそうなところは断り、しっかりと本業に向けた時間を確保すること。

本業の仕事での勝負で評価してくれない会社は、やがて潰れていく側の会社に入っていく可能性も。

そうした職場ならば、むしろ潰れていくでしょうから、いかにそこから抜け出すかを考えねばなりません。

出世・成功できない理由を他人のせい、環境のせいにせず、「すべて自分の責任だ」、と捉えられる人が、結果的に大成されていくのだと思います。





今回の解説はこの辺りまで。


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