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「呪い」と「憑依」について(大川隆法著「地獄の法」より)

この記事をご覧くださり、本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書から、おすすめポイントを紹介しています。

現在、数回に渡り、大川隆法著「地獄の法ーあなたの死後を決める『心の善悪』」をご紹介しています。

※過去記事一覧はこちらのマガジンを参照ください。↓↓

「地獄」というと耳の痛い話になるかもしれませんが、2023年のラストスパート、皆さんと学んでいけたら幸いです!




「地獄の法」

「地獄の法」は2023年1月1日に発刊され、2023年の年間ベストセラーにランクインしています!

どんなに時代が進化しても、どれだけ科学が進歩しても、死後の世界は実在する。

その事実を「知っておいてほしい」と警鐘を鳴らす本書は、一人でも多くの人に読んでおいてほしい必読書となります。

今回は、「地獄の法」第三章から、「呪い」「憑依」について学んでいきます。

「呪い」も「憑依」も、少し怖く感じる言葉ですが、その原理と解決策を知っておくことで、恐れることはなくなるはずです☆

頑張っていってみましょう!


呪い

人間が生きている間に、いろいろな人から呪いを受けることがあります。

大川隆法著「地獄の法」

呪いとは、人の不幸を喜ぶ心です。

相手への嫉妬から、相手の不幸を願って発される思いもありますね。

「呪い」は英語で言うと、「curse」という場合や、「spell」と言う場合があるそうで、大川隆法先生によると、少し意味合いに違いがあるようです。


・「curse」

“curse”だったら、ちょっと思い浮かぶシーン”としては、ささいなことでも起きるような感じがします。

大川隆法著「地獄の法」

日常いさかいなどが起きて、相手に“ペッ!”と言うようなものは、「呪い」でも「curse」という感じかと思います。

大川隆法著「地獄の法」

嫉妬うらやましい気持ちというのは、それほど深くはないかもしれませんけれども、人間の基本的な感情として出る、相手に対するマイナスの反応です。

それで、何か言わざるをえない。

言うと、相手にペタッと何かトリモチみたいに取り憑いたような感じがするのが、この「curse」です。

大川隆法著「地獄の法」

「curse」の例として、大川隆法先生は、30代の頃に「ギリシャ旅行」に行ったことを西荻の寿司屋で話したら、「ろくでもねえぞ、晩年は」と言われたエピソードなどを挙げられています。笑

もちろん、仕事の関係で旅行したのですが、寿司屋さんからしたら、若いうちからギリシャ旅行に行くなんて生意気だと感じたのでしょう。

このように、相手に対する嫉妬などから、パッとつぶやいてしまうレベルのマイナスの言葉(curse)も、軽い呪いの1つになりそうです。

日々の生活を送る上で、相手への不平不満が出てしまうこともありますが、一歩間違えば「呪い」という強いマイナスの念になってしまうので、注意が必要です。


・「spell」

「spell」というのは、もうちょっと「体系的、システマティックに相手を地獄に落としてやる!」と言う感じの、そんなような印象を感じます。

大川隆法著「地獄の法」

「spell」となると、本当に「あいつだけは絶対許せん。みんなで呪い殺してやる」というような感じになります。

大川隆法著「地獄の法」

たとえば、日本においては、「五寸釘を打つ」というような風習がありました。

白装束を着た長い髪の女性が、藁人形を五寸釘で打ち付け、相手を呪うような、あのイメージです。
そこまで来ると、「spell」という感じを受けるそうです。

もつれた男女関係などでも、「spell」にあたる呪いというのは、しばしば起きるようです。

三角関係などであれば、相手を許せない!という気持ちが強すぎると、呪いに繋がるのでしょうね。

また、大川隆法先生ご自身の体験談として、「大講演会」に嫉妬した密教系の他の宗教から、呪殺の呪いをかけられたエピソードなどが赤裸々に語られています……。

たとえ嫉妬したり、羨ましいという気持ちがあったとしても、「呪い殺したい!」まで行き、実際にそれをやってしまうレベルというのは、人の道に外れてしまっていますよね。

普通に生きていて、「spell」までいくことはなかなかありませんが、人を呪ったり、呪われたりする関係になることは避けたいものです。


「呪い」を跳ね返すためには?

呪いがあっても、呪いを受けている相手のほうが、要するに本当に悪質で、世の中を悪くしようとしてやっているような場合には、跳ね返らずに、効果があって倒れてしまうようなこともあるのですけれども、相手の方が真面目に努力して修行を積んでいるような場合は、”逆”になって、跳ね返っていくことがあるわけです。

「鏡の法」というように言われることがありますけれども、根本はこれなのです。

大川隆法著「地獄の法」

長く生きていると、いろんな人の恨みを買ったり、嫉妬を買ったり、こちらがそう意図していないような、ふとした言葉で相手を傷つけたりするようなことはよくあります。

そういう時に、まんまと罠にはまってしまってはいけないので、自分を護る意味でも、それを常に跳ね返せるような状態をつくっておくことは大事なことです。

大川隆法著「地獄の法」

鏡の法」という言葉が使われていますね。

つまり、相手からマイナスの呪いを発されたとしても、自分の心が相手の付け入る隙がないくらいピカピカであれば、鏡に反射するように跳ね返すことができるのだそうです。

悪口に対して悪口で言い返すと泥沼化します。

大切なのは、マイナス感情を向けられてもビクともしないほどに、自分の日々の心や行いを正しく、文句のつけようのないくらいに磨き上げておくこと。

心無い批判や呪いは、必ずあなたの前に敗れ去るでしょう。


憑依

怒りに対して怒りでもって返して、両方、応酬していると、やはりどんどん悪くなっていくのです。

大川隆法著「地獄の法」

生きている人間同士で恨んだり、それから呪ったり、強く怒ったりするようなことがあって、自分も心が不調和になるけれども、相手も不調和になるという状態ができることもがあります。

だいたいこういうことがきっかけで、そのような状態が常時起きてくるようになってきますと、要するに、マイナスの心の波動が続いていくようになってきますと、地獄界のなかで、そういう方々が集まっている世界があるわけですが、そことだんだん同通してき始めるわけです。

波長同通の法則で、生きている人間の心が、その地獄界、あるいは地上を徘徊しているそうした悪霊(あくれい)や悪霊(あくりょう)と同通するような思いを出すと、磁石に引き寄せられるようにピタッと吸い寄せられてくるわけです。

大川隆法著「地獄の法」

誰かに対して強いマイナスの念いを持っていたり、嫉妬したり呪ったりするような気持ちがずっと続いている。

もしくは、相手から怒りを向けられたことに対して怒りで応酬している。

そんな気持ちを持ち続けた時に、起きてくるのが「憑依」です。

「波長同通の法則」で、地獄界や、地上を徘徊している不成仏霊の中から、あなたの発しているマイナスの念いに共鳴した霊がやってきて、あなたに取り憑くようになります。

悪霊に憑依されると、マイナス思考から抜けられなくなったり、不運が続いたりと、日々の生活に支障が出るため、注意が必要です。

ここで覚えておきたいことは、「憑依」とは、自分自身の心が引き寄せているものである、ということ。

そのため、悪霊からの「憑依」を避けるには、

自分自身がマイナスの念いを持たないこと。

相手の嫉妬や呪いを跳ね返せるぐらい、自分が真面目に努力を続けていること。

この辺りが大切になってくるのだと思います。


<まとめ>

いかがでしたでしょうか?

「呪い」、「憑依」と少し重いテーマでしたね。
今回のポイントをまとめておきます。

☆「呪い」……人の不幸を願う心。

・「curse」
嫉妬悪口など、人間の基本的な感情として出る、相手に対するマイナスの反応。軽い呪い。
・「spell」
あいつだけは絶対許せん。呪い殺してやる」ぐらいの強い念。五寸釘に代表されるような、いわゆる本格的な「呪い」。

呪いを返すには?
相手から発されるマイナスの念いに対して、同じレベルでやり返すのではなく、真面目に努力を積み重ねて、付け入る隙のない自分になる。

自分の心を磨き上げると、鏡の反射のように相手に返すことが出来る(鏡の法)。

・憑依とは?
誰かに対する嫉妬・恨みなどのマイナスの念いを抱き続けたり、誰かからの批判・悪口に対し、同じレベルで応酬し続けていると、心に不調和が生じる。
波長同通の法則」により、あなたのマイナスの念いに通じる悪霊がやってきて、憑依する。

・悪霊から身を守るには?

悪霊から身を守るには、「憑依とは自分自身の心が引き寄せている」と知ること。

同通するようなマイナスの念いを出さず、日々を真面目に精進していくこと。


以上です☆

地獄シリーズは、なかなかヘビーな回が続いておりますが(笑)、日々の生活を護り、快適に生きていくためにも必要な考え方になると思います。

年内完成を目指していますので、あと少しばかり、お付き合いくださいませ。

最後までご覧くださり、誠にありがとうございました♪



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