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大川隆法著「真実を貫く」ポイント解説⑤

この記事に目を通して下さり、本当にありがとうございます!

私の記事では、大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書から、おすすめポイントを紹介しています。

本日は新刊、大川隆法先生の最新刊「真実を貫く」のポイント解説に挑戦する回になります。

少しずつ進めていく予定ですが、皆様どうか温かくお見守りください。



「真実を貫く」

「真実を貫く」は、2024年2月16日に発刊された大川隆法先生の最新刊です。

「この一冊が、世界の羅針盤となる――」

迫りくる世界情勢。核戦争など、地球レベルの危機を乗り越えるための、人類の進むべき未来を指し示す一書。

2050年までの未来をどう構想すべきかも語られます。

第5回目の今回は、第2章「宗教の本道を歩む」より、第4節「『宗教の本道』を歩むためには」のポイントをご紹介させていただきます。(第3節は時事問題のため、割愛させていただきます。ぜひ、書籍のほうでご確認ください)


絶対に外してはいけないこと①この世がすべてではない

「宗教の本道を歩む」というところに話を戻していきたいのですが、絶対に外してはいけないことがまず一つあります。それは何でしょうか。

今、日本も同じ方向に進んでいるのですけれども、この世が便利になっていくこと――科学的に進んでいったり、あるいは経済的、あるいは政治的に、いろいろな便利なものが増えてきて、この世が進んでいっていること自体については好きな方が多いと思うのです。

便利ですから、それはいいことなのですけれども、”この世がよくなりすぎる”ことによって、あの世を意識しなくなるという方向に進んでいる傾向はあります。

これは、科学主義と唯物論の向かうところです。

けれども、「地獄の法」という本が発刊されていると思います。

現在の私たちは、この世が利便性に満ちているため、あの世を意識しなくなる、という問題に直面しているそうです。

ただ、天国も地獄も、厳然と存在している証拠に、「地獄の法」が発刊されています。



絶対に外してはいけないこと②ただの一人も、この世に生き続けることはできない

「地獄というものは、科学が進んだからといって、現代にロケットが飛んだり新幹線が走ったりしたからといって、なくなってはいない」ということ、これを知っておいてほしいし、「天上界というものも、なくなっているわけではないのだ」ということです。

医学が進み、頭のいい人が医学部に進んで、病気を治したり、寿命を延ばすことに努力はなさっています。

平均寿命自体が戦後は伸びていますから、それはある程度、優秀な方が成功を収められたということではあろうと思うのですけれども、ただ、「ただの一人も、この世に生き続けることはできない」ということは知っておいてほしいと思うのです。

人間は、十年、二十年、寿命が延びることはあるでしょうけれども、必ず全員が百パーセント死ななければいけないのです。

そのときに、「この世だけの命しかないと思って、『この世が便利で快楽だったら、それで幸福は完成だ』と思っている人」と、「この世を過ぎて先にまだ命があって、『その後の命のことを考えると、どういうふうに生きなければならないか』と考えることができた人」とは、ここに違いは必ず出てくるのだということです。

医学や科学が進んでも、「天国」や「地獄」は実在するそうです。

私たちの中には、「この世かぎりの人生だと思って、快楽に耽る人」もいれば、「この世を過ぎた先のあの世のことまで考えて、どのように生きるべきかを考える人」もいます。

この世かぎりだと思って享楽的な人生を生きた後に、あの世があったりしたら大変なことです。

そして、死後の世界で後悔したとしても、「時すでに遅し」となってしまうでしょう。

一方、あの世の存在を確信し、「自分は今、天国行きなのか、地獄行きなのか」を常に考えながら生きられる人であれば、大抵の場合、死後の世界においても困ることがなく、スムーズに天上界に戻ることができるのだと思います。



「原因・結果の法則」は、この世で報われなくとも、あの世では完成する

この世だけの努力と結果を見れば、必ずしも努力が全部報われるわけではありません。

この世的には、原因が必ずしも結果になっているわけではありません。

しかしながら、「あの世まで見通したときには、原因と結果は必ず矛盾なく統一される」という世界が、神仏の創られた世界であるのです。

こんなに頑張ったのに、どうして報われないんだろう……。

生きていればそう思ってしまう時もありますが、あの世まで見たら、しっかりと「原因と結果の法則」が完結するそうです🎶

これはとてもありがたいお話だと思います。



時代が変わっても、霊界の存在は変わらない

寿命は延びましたけれども、しかし、来世自体はなくなっていないし、キリスト教でも十分説けてはいないけれども、
「この世に生まれてくる前も魂があった。霊界での生活があった」と言うことも事実なのです。

宗教が「人類が知っている歴史」としての何千年続いている理由は、やはりそこに本当のものがあるからなのです。

時代がどんなに変わろうとも、変わらない事実がある。

その一つが、「『生まれる前の世界』も、『死後の世界』もある。つまり、霊界が存在する」ということ。

そして、もうひとつは、「宗教はあの世の世界を伝えるために、数千年もその歴史を重ねている」、ということ。

生きていく上でぜひ、これらを心に留めておいていただきたく存じます。



天国行きと地獄行きを分ける生き方の違い


①一番大事なのは信仰心

宗教で言っていることは実に簡単なことなのです。
もう、ごくごく絞って言います。

本当は「信仰心が一番大事だ」と言いたいのです。

とにもかくにも、まずは「信仰心を持つこと」が、天国へ行くために一番大事なことだそうです。


②「自分のために世界がある」と思っている人は天国に行けず、「自分が世界のためにある」と思っている人は天国へ行ける

「自分のために世界がある」と思って、自己保存の気持ちのある人、「自分だけが成功して繁栄して幸福になればいい、快楽であればいい」と思っているような人は、残念ながら天上界という世界に行けないということです。

そうではなく、「自分はほかの人の幸福のために生き、世の中をちょっとでもよくして生きよう」と思っている方が天上界に行くという、ただこれだけのことなのです。

「天動説」と「地動説」というものがありますが、(中略)
「自分のために世界がある。世界が回っている」と思っているような人が地獄に行きやすく、その反対で、「自分が世界のために動いていかなければいけないのだ」と思っている人が天国に行きやすいということを、一つ知っておいていただきたいと思います。

「地球の周りを太陽や星など、他の存在が回っている」とする天動説。

天道説のように、「自分のために世界が回っている」と思うようなタイプは、自己中心的で地獄行きになりやすいそうです。

反対に、「地球のほうが実は太陽の周りを回っている」とする地動説。

地動説のように「自分が世界のために動いていく」と思っている人は天国に行きやすいそうです。



今、新しくできつつある「この世地獄」とは

唯物論と科学主義が結構蔓延して、教育で広がっているし、誰が答える権利があるかは分からないけれども、科学の結論として「『あの世はない、霊はない』」ということが結論だ」と、もし言い切る方がいらっしゃるとしたらどうでしょう。

全体的な流れとしてはそんな傾向があるのですけれども、もしそういうことを言い切る方がいらっしゃるとしたら、大変なことになっているのです。

だから、かつて言った、「天上界と地獄界」という二つに分ける世界ではなくなってきている感じがするのです。

「私が見ている世界は、この三次元しかない」と思っている人が、いっぱい、次から次へと死んでいっているのです。

彼らは行く先がほかにないので、「この世界が自分たちの世界だ」と思っていますが、”地べた”です。

だから、天国にも地獄にも行かない、そんな人が増えている。
どんどんどんどん増えている。
毎年増えている。
これは、大変なのです。

ですから、死んだ方がこの世にいます。
家族とか会社とか、あるいは死んだ場所に執着しています。
そのため、天上界、地獄界以外に、「この世地獄」というのが、今、できているのです。
これの数がものすごく増えてきている。
これをどうしようかというところです。

一緒に共存しているのです。
この世界に”生きている”のです。

みなさまがたの不調がいっぱい起きているはずです。
次から次へと、不調な現象がいっぱい起きていると思います。
これを少し減らさなければいけないのです。

だから、天国に上がる方が上がっていただきたいですし、天国に行けないことが確定した方は、地獄で行くべき所を決めて、修行をしていただきたい。

何と、天国や地獄が分からなくなった結果、死後もこの世に留まり、そのまま行くべき場所が分からずに過ごしている霊がとても増えているそうです。

あの世に移行しない霊が増えすぎて、「この世地獄」が発生しているという、驚きの論点。

これは従来の宗教では言われていない、新しいお話なのではないでしょうか!

いわゆる不成仏霊・地獄霊と呼ばれる存在がこの世に沢山滞留しているわけですから、それは生きている皆さんの調子も悪くなるに違いありません。

一刻も早く、一人でも多くの方に天国・地獄の存在をご理解いただいて、行くべき世界に行っていただくことが求められているのでしょう。



「この世の幸福」と「あの世の幸福」を一致させるための努力を

ですから、「宗教の本道を歩む」とは何かといえば、この世とあの世を貫く法則、「この世の幸福があの世の幸福につながる」という、その法則をはっきりとさせるということだと、私は思っています。

そのために、三千百冊以上の本がもう出てきているわけですけれども、これだけの実績を積み上げてきました。
でも、世界にはまだまだ届いてはおりません。
やり続けますけれども、世界人口の増えるのが多すぎて、なかなか教えは届きません。
だから、一歩でも二歩でも、この教えを広げていくことが大事であると思います。

宗教の本道とは、この世の幸福とあの世の幸福を一致させること――これに尽きるということです。

この世で幸福を享受した結果、死後に厳しい裁きが待ち受けているような生き方は、やはりあまりよろしくないでしょう。

反対に、この世で不幸を被りすぎて悲惨なのに、心がキレイなために天国に還れるというケースもあります。
ただ、このパターンも生前は報われることがないので、やや残念さが残りますよね。

そのため、大川隆法先生は、「この世でも幸福に、あの世でも幸福になる道」を説くのが宗教の本道である、と仰っています。

みなさんにとっても、真理を学ぶことが、日々の幸福につながり、死後の世界に向けた心の安定につながるといいな、と心から願っています。


今回はこのあたりまで。

最後までご覧くださり、心より感謝いたします。



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