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「時間の使い方がへたな人へ」ポイント3選!(大川隆法著「幸福になれない症候群」サラリーマン編より)

この記事をご覧くださり、誠にありがとうございます。

大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書の中から、人生を豊かにする智慧をご紹介しています!

今回ご紹介するのは、「『幸福になれない』症候群」の第4章時間の使い方がへたな人へ」です。



「『幸福になれない』症候群」

『幸福になれない症候群』は、1998年に発刊され、25年もの間、多くの人の悩みを解決してきたベストセラーです。

「幸福になりたい」と思っているのにもかかわらず、なぜか「不幸になる」選択をしてしまう人のケースを研究し、その解決法を教えてくださっています。

夫婦・嫁姑・子育てなどの問題や、倒産・リストラ寸前の人など、さまざまな悩みを克服するための処方箋が示されています。


「時間の使い方が下手な人へ」

忙しい現代人の多くは、「時間をどのように有効活用すべきか」に悩まれている方も多いと思います。

仕事にも家事にも、生活をするにしても、一定の時間が必要となります。

お勤めをされている方であれば、勤務時間に加えて、通勤時間、飲み会などの付き合い……土日もゴルフや家族サービスでお忙しいかもしれません。

その上で、読書など教養を深める時間をとったり、副業をしたり、人脈を広げたり……。

一体、体がいくつあれば自分の思い描いたように回るんだろう?

そう思うことが何度もあると思います。

そんな時にもぜひ、学んでおきたいのが、大川隆法著「『幸福になれない』症候群」。

なんといっても、大川隆法先生は年間書籍発刊点数において、「世界ギネス記録保持者」です。

どんな時間の使い方をしたら、累計3100冊もの書籍を発刊できるのでしょう?

「『幸福になれない』症候群」は1998年に発刊されているため、比較的初期の段階の「時間の使い方」論ですが、すでに数百冊の本を刊行されていた時代です。

少し働き方などは変わってきているかもしれませんが、それでも私たちが学ぶべき要素が沢山あると思っています。

それではさっそく、「『幸福になれない』症候群」第4章より、「時間の使い方が下手な人へ」、サラリーマン編に入っていきましょう!


「自分の心に正直に生きる」

現代においては、サラリーマンの悩みの多くは、まさしく時間との格闘にあると言ってもよいでしょう。(中略)

結局、「一週間のうちで、からだの休まる日が一日もない」ということになっているかもしれません。(中略)


こうしたサラリーマン生活の時間管理を考えるとき、最も問題となるのは、「いまやっている仕事が、将来の見通しもふくめて、自分の一生を懸けるに足るものかどうか」という判定だと思います。

「どれほど苦しくても、とにかく頑張って、この会社の部長や役員、社長になる」ということに対して、夢や生きがいを感じられるのならば、そのままやっていけるでしょう。

しかし、そうした生きがいを、しだいに感じられなくなっている人が多いのではないでしょうか。

いま勤めている会社で、あなたがどれだけの生きがいを感じているか、私には分かりません。

ただ、自分が将来、部長や役員になることを理想として、モーレツ・サラリーマンを続けることも大事かもしれませんが、結局、考え方は一つです。

それは、「自分の心に正直に生きる」ということです。

自分の心に正直に生きるならば、「自分に与えられている一日の二十四時間をどう使うか。あるいは、一週間をどう使うか」ということが大切な課題となってくるのです。

「自分の心に正直に生きる」時。

今の仕事に本当の意味で生きがいを感じられる方がいったいどれほどいらっしゃるのでしょうか。

「今の仕事が自分の全力を懸ける価値のある、生きがいである」と感じている方。

それはまさに、「天職」であり、そのような仕事に巡り合われた方は幸運なことだと思います。

「天職」との出会いを大切に、どうすれば仕事が上手くいくかに邁進されるのも一つかと思います。

また、「今の仕事に全力を懸ける価値を感じない」という方。

そうした方こそ、余暇の使い方が大切になってくると思います。

豊かな人生を送るためにこそ、仕事をいかに正確にこなし、残りの時間を作り出すかが大切ですね。

①仕事の能率を上げる

時間をつくり出すための最もよい方法は、やはり仕事の能率アップ以外にありません。

できるだけ能率を上げて、仕事の時間を短縮することが大事です。

原則として、残業しなくても仕事が片付くようにするのです。

残業のうちの約80%は習慣によるものです。(中略)

対策としては、「どのように速く仕事をするか。どのように仕事の段取りをつけるか」ということをよく考え、努力するしかないと思います。

少なくとも、有能な人ほど仕事の処理が速いことは事実です。(中略)

したがって、時間管理においてもっとも肝要なことは、肝心要の時間そのものの能率アップによる時間の創出です。

仕事を速く集中的にやってしまい、よい成果をあげることが大事になります。

それによって、夜の睡眠時間も取れるし、自分自身の自由な時間も取れるようになります。

厳しいお話ですが、やはり本業の仕事における時間の能率アップこそが、時間を生み出すための秘訣と言えそうですね。

仕事の能率アップについては、大川隆法著の他の書籍でも沢山言及されていますので、また機会を見てご紹介できればと思います!

仕事上の能率アップでよく言われていることとしては、「集中力を高める」「優先順位をつける」「幹と枝葉の判断能力を養う」あたりでしょうか。


②余分なつきあいを減らす

第二の考え方は、仕事ができない部分を、残業や土日のゴルフで補おうとはしないことです。

あまり仕事ができないので、からだを使って挽回しようとして、毎晩遅くまで机の前に座っていたり、酒や土日のゴルフにつきあったりする人も多いようですが、それだけで出世できるほど、現代のサラリーマン社会は甘くはありません。

「つきあいがよい」ということは、あくまでも参考条件です。

こうした不況の時代にあっては、どの会社でも、「仕事そのものができるかどうか。実績があるかどうか」ということが第一の判定基準になるのです。
(中略)

第一に、仕事の能率を上げること。

第二に、夜や土日のつきあいで出世の鍵を握ろうとはあまり考えないこと。
仕事そのもので勝負をして、人に認められるようにすること。

そして、勤務時間中には、なるべく良好な人間関係を築くよう、できる限り努力をすること。

この二点を心掛けなければ、時間は決して生み出せるものではないということを知っていただきたいと思います。

まず第一は、何と言っても仕事の中身で認められること。

どんなに日頃付き合いが良くても、本業が疎かであれば、本当の意味で認められていくことはない、ということ。

当たり前のことですが、時間がないならばなおさら、余分な付き合いではなく、仕事上で成果を上げることが大切になってきます。

こちらもSNSをやっている我々の世代には厳しいご指摘かもしれません。

要するに、人間関係の中に無駄な時間、ダラダラとした時間がないかを点検せよ、ということでもあります。

noteやXなどの交流も、ただ楽しんでいるだけでは目的性がはっきりしませんが、自分の発信内容への集客に向けた動き、と考えれば、「外回り」「営業」にあたる立派な時間なのではないかと思います。


③生み出した時間をどう使うか

自由な時間のうちには、どうしても義理で使わなければならない時間もあると思います。

しかし、それを二割程度に抑えるのがコツではないでしょうか。

すなわち、月から金までの五日間のうち、一日くらいはつきあいのために費やすとしても、残りの四日間は自分のために使うようにすることが大事だと思います。

その四日間の使い方については、あなた自身の将来のビジョンや人生観も関係してくることでしょう。

豊かな人生を送りたい」と願うのであれば、趣味を広げることも必要です。

また、「仕事以外の何かで自己実現したい」と思っている人ならば、自分が興味や関心のある分野について勉強を続けることが大事です。

特に、サラリーマンの場合は睡眠不足に陥りがちなので、時間をつくりたいと思う人は、なるべくアルコールの誘惑から遠ざかることが必要でしょう。

そのためには、年に何回か、職場の人とのつきあいの場で非常に人間味のあるところを見せておき、それ以外はアルコールの常連客にならない工夫をすることが大切です。

会社を離れたあとに何ものこらない人間とならないように、少しずつ自分の時間を取りながら、そのなかで、人間としての基礎の部分を自分なりにしっかりとつくる努力をすることが、これからのサラリーマンにとって必要なことだと言えます。

日本人ってどうしても、義理で使ってしまう時間が多いんですよね。

自分の理想に向かって精進を続けたい人の場合は、「義理で使う時間は2割程度に抑える」ということを頭の片隅に置いておくだけでも、改善が図られるかもしれません。

また、飲み会などの付き合い時間を断るために、「年に何回か、職場の人とのつきあいの場で非常に人間味のあるところを見せておき、それ以外はアルコールの常連客にならない工夫をする」というのは、よく練られた人間関係の智慧だな、と感じました。


〈まとめ〉

いかがでしたでしょうか。
今回のポイントをまとめておきます。

【「時間の使い方がへたな人へ」サラリーマン編!】

「自分の心に正直に生きる」
・いまやっている仕事が、将来の見通しもふくめて、自分の一生を懸けるに足るものかどうか、判定する。
・自分に与えられている一日の二十四時間をどう使うか。あるいは、一週間をどう使うか

〈対策〉
①仕事の能率を上げる
②余分なつきあいを減らす
③生み出した時間をどう使うか

本当の意味で有意義な人生を過ごしていくための創意工夫をして、時間を味方につけていきたいですね!

最後まで目を通していただき、ありがとうございました☆

※「『幸福になれない』症候群」は人生のお悩み解決のヒントがいっぱいです!
詳しくはぜひ、書籍をお読みください。

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