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「どれだけ多くの人の人生に責任を持てるか」(リーダーに贈る「必勝の戦略」解説⑦)

この記事に目を通して下さり、本当にありがとうございます!

私の記事では、大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書から、おすすめポイントを紹介しています。

新たな試みとして、大川隆法先生の書籍「リーダーに贈る『必勝の戦略』」のポイント解説に挑戦していこうと思います🌷

少しずつ進めていく予定ですが、皆様どうか温かくお見守りください。



「リーダーに贈る必勝の戦略」


職場をはじめ、さまざまな場面で、高度なリーダーシップが求められる現代。

本書では、リーダーシップを革新し続けるポイントが示されます。

  • フォロワーを惹きつける資質

  • リーダーシップ不足の意外な原因

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著者が実戦で使い込んだ、成果を生み続けるための13の指針が、あなたを夢の実現にグッと近づけるでしょう。

リーダー論として、経営者にも、そして主体的に活動をしているすべての皆様におすすめの内容となっています。

それでは、今回は、第1部第4章「揺るがない不動心、不退転の意志」のポイント①「どれだけ多くの人の人生に責任を持てるか」をご紹介させていただきます🌷


1.どれだけ多くの人の人生に責任を持てるか


・自分の器の大きさをどう測るか

人間の器の大きさとは、責任をとれる範囲のことであります。

人間の大きさを測る基準は幾つもありますが、一つには「どれだけ責任をとれるか」ということなのです。

あなたが責任をとれる範囲が、あなたがどのような人間であるかを物語っています。
自分はどれだけのことに責任を持っているか、あるいは責任をとれるかということが、自分の器を知る指標なのです。

つまり、「自分は、どのような人間か。どのような立場の、どのような器の人間か」を知りたければ、自分が責任をとれる範囲を考えればよいのです。

これは極めて大事な考え方です。
案外、責任がとれないものなのです。

責任をとるということは、自分の人生だけではなく、他の人の人生にも責任をとることを意味します。
これはリーダーの資格そのものです。

「どれだけ多くの人の生き方に責任を持てるか」ということが、リーダーとしての器を表すのです。

無責任なリーダーの下にいる人は、たまったものではありません。

「どれだけ多くの人の人生に責任が取れるか。それが人間としての器の大きさである」と教えていただいています。

私は、責任逃れをしたくなる瞬間、この言葉をいつも思い出すようにしています。

また、自分には到底背負いきれないような試練が来た時にも、この言葉を励みにしていたように思います。


・やがて愛に変わっていく

責任をとることに関しては、次のような考え方が大切です。

「自分の心で正直に見て、失敗だと思うことは、自分の責任を認めることによって、次なるステップがある。
ところが、それを環境や周りの人のせいにだけしていては、いつまでたっても向上はない。
『自分に不利なことをも、あえて正直に認める』という性格が、大いなる独立の精神へと導いていくのである」

失敗したとき、人間は、ともすれば、「自分だけの責任ではない。いろいろなことが原因でこうなった」と思いたいものです。

実際、そのとおりでもあります。

原因を分析すれば、誰か一人だけの責任ということはありえません。
やはり周りの人の問題もあるでしょう。

そのため、「こうした環境や条件下でこうなった」と、自分を慰めたい気持ち、自己を弁護したい気持ちが起きてきます。
その気持ちは分からなくもありません。

そう考えないと、非常に繊細になり、悩みに陥ってしまい、再び立ち上がれないかもしれません。

ただ、傍目から見て、「この人は偉いな」と思うのは、その人の責任範囲を超えたところにまで、自分の責任を感じている人を見たときでしょう

そうした人を見ると、「なかなかの人物だな」という印象を受けます。

自分に不利なことをも、あえて正直に認める。

これが実践できる方は、そうとうの人格者だと思います。

原因を分析すれば、いくらでも誰かの責任にできますし、環境要因もあるでしょう。

ただ、そのような話をしていては、いつまでたっても問題解決には至りません。

どのような事象が起きたとしても、それを人のせい、環境のせいにせず、自分の責任として認めていく。

たとえその失敗が自分の非ではないと分かっていたとしても、その責任を感じ、自ら非を認められる。

これこそ、経営者やリーダーの責任感と言えるかもしれません。

こうした責任感の塊のようなマインドを持たれた経営者が、長らく日本経済を活性化させてこられたのも事実でしょう。


たとえば、「うちの子が転んだのは、おたくのお子さんが悪かったからよ」と一生懸命に考えたところで、器は大きくなりません。

しかし、「うちの子が転んでケガをしたのは、一緒に遊んでいた友達の責任かもしれないが、危険な場所であることに気がつかなかったのは、母親である自分の責任である」という考え方もあるわけです。

「これは自分が至らなかった。いつもと違って、買い物の時間が非常に長くかかったので、こうなってしまった」などと考えれば、他の人を責める気持ちが起きてきません。

「これは自分にも原因がある」と思ったときには、他の人を責める気持ちがなくなるのです。

自分の責任の範囲を広げる、という具体例で、母親の子供に対する責任の例が挙げられています。

確かに、子供同士がケンカした時に、母親が自分の目の行き届かなかったことを反省することがあります。

リーダーの部下に対する気持ち、経営者の会社に対する気持ちも同じようなものかもしれません。


そして、自分の責任の範囲を、心のなかで少しずつ広げていくことです。

そうするうちに、責任という言葉で語っているものが愛に変わっていきます。

最初は責任と思っていたものが、やがて愛に変わっていくのです。
必ずそうなります。

最初は難しくても、少しずつ、責任の幅を広げていく訓練をすることは可能です。

そして、「責任だ」と思っていたものが、やがて「愛」に変わっていく瞬間があるそうです。

それはやはり、親の子に対する想いに近いかもしれませんね。


本日の解説はここまで。

最後までご覧下さり、誠にありがとうございました🌷



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