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「愛が欲しくて苦しむあなたへ」

いつも私の記事をご覧くださり、本当にありがとうございます。

大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

今回は、「愛が欲しくて苦しむあなたへ」をご紹介したいと思います🌷

こちらは、大川隆法著『幸福の科学入門』からの抜粋になります。

公式YouTubeに音声がアップされていましたので、文章で抜粋させていただきますね☆

余裕のある方はぜひ、音声にて味わってみてください。


「愛が欲しくて苦しむあなたへ」


みなさんが愛だと思っていることは、「奪う愛」じゃないですか。

人から貰うことを愛だと思っていませんか。

取ることを愛だと思っていませんか。

そうじゃないんですよ。

貰うことを考えているから、苦しんでいるんじゃないですか。

これは昔の原始仏教が呼んだ「愛」、執着としての愛ですね。


原始仏教は執着を「愛」と呼びました。

そして私が教えているところの「与える愛」のほうは愛ではなくて、

「慈悲」というふうに呼びましたね。

だから、この愛の教えは慈悲の教え、執着ではなくて慈悲ですよということですね。


慈悲というのは与えきりなんですね。

与えきりです。与えきりのものです。

見返りを求めないで、与えきりの心が慈悲ですね。


ですから「与える愛」という考え方で出していますけれど、

これはこの世的に分かりやすくするために言った言葉ですね。

もちろん「慈悲」と言っていいけれども、

慈悲でも言葉としては古いですから、

現代人にとっては理解できない方もありましょうということで、

現代的に翻訳すれば「与える愛」になりましょうね。

「与える愛」という言い方でしたら、小学生中学生でも分かるでしょうと。

「慈悲」と言ったら、ちょっと分からないかもしれないから、

「与える愛」という言葉で言いましょうと。


あなたがた「愛、愛」と言っているけれど、ほとんど好きな人ですね。

男性から愛される、女性から愛される、

好きな子から愛される、親から愛される、

子供から愛される、

貰うことばっかり考えているでしょう。

そして充分に貰えないので、悩んでいるのでしょう。

これを解決しなきゃいけませんね。


それはみんなが欲しい人ばっかりでですね。

与える人がいなかったら、

それは愛は不足しますよ、この世にね。

そうでしょう、ですからまずは、供給をしなければいけないんですよ。

それぞれの人が愛の供給をすれば、この世の中は愛に満ちてくるんですよ。

奪うことばっかり考えちゃいけない。


ですから、ほとんどの人が病人のようにですね、

病院のベッドで治療を受けて、

「あそこが痛い、ここが痛い、もっといい薬をくれ、もっと楽にしてくれ」

と言っているような状態ですよ、

愛不足の社会というのはね。

奪う愛の社会。

みんながそう言っている。

それは困りますね。

もっと医者や看護師を増やさなきゃいけませんね。

薬も出さなきゃいけない。

ですからみなさん、自分からできるところから愛を与えていきましょう。


人のためになることをしなさい。

自分が幸福になりたいと言う前に

人を幸福にしようとしてみなさい。

そういう人が増えたら、

自動的に悩みは解決していくんですよ。


あなたの苦しみのほとんどは執着のはずです。

それは「人からどうしてもほしいのにしてもらえない」という、そういう苦しみのはずです。

仏教ではこれを「求不得苦」、「求めても得られない苦しみ」と言います。

これは釈迦の教えのなかでの苦しみの教えですよ。

「この世では求めても得られないものがある」ということですね。

ただ、いつまでもそんなことばかり言っていたら、幸福な人なんて一人も出ないですね。


まず、できることからやりなさい。

人に対する与える愛を実践しなさい。

そこから道が開けるでしょう。

与える愛を実践している人はすでにもう、幸福への第一歩に入っているんですよ。


まず、毎日が楽しいでしょう。

それから、人が喜ぶ姿を見て自分も嬉しいでしょう。

人が喜ぶ姿、人が幸福になる姿を見て、幸福になれるようになったら、

それは天国への第一歩に入ったのと一緒ですね。

そういう人が天国に行くんです。


だから、人の幸福を見てですね、

羨み妬むような人がだめな人ですね。

「自分の幸福だけがいい。人は幸福にならないほうがいい。人は不幸になった方がいい」。

これは地獄の心ですね。

ですから、人の幸福を見て喜ぶ心になったら、天国へ入る条件が揃うんですね。


〈感想・気づき〉

「愛」というと、やっぱりどうしても、人からの愛がほしくなってしまう私たち。

「愛」というと、すぐに恋愛を思い浮かべてしまう私たち。

これはもう、どうしようもない人類の習性ですね……。

「与える愛」が大事ですよ~!と言われて、頭ではその通りだな、と思っていたとしても……。

実際に行動にまで落とし込めている人というのは、なかなかいないのではないかと思います。

ここで説かれている「与える愛」とは、見返りを求めずに、相手の幸福のために何かをしてあげられる愛。

仏教でいう「慈悲」のようなイメージです。

一人ひとりが愛を与える存在になっていけば、この世界はもっと愛で満たされた世界になるはず。

まさしくその通りだと思います。


ただ、世界中のすべての方に愛を与えようとしても、なかなか難しい面もあるでしょう。

だから、せめて身近な人に対しては愛を与えていこう!というのが基本。

キリスト教でも、隣人愛の大切さが説かれていますね。


そして、人を愛するためには、人を理解するという要素が必要になってくると思います。

理解することは愛すること。
愛の反対は無関心。


という有名な言葉もあると思います。

誰かの気持ちを理解したいと寄り添う時。
この人のことを理解できた!と感じる時。
そこには確かに、愛が存在していると思うのです。

好きな人の愛が欲しくて苦しむくらいなら、その好きな人の心を理解しよう!と心がけを変えてみるのはいかがでしょうか?

人は、自分を理解し、認めてくれた人に心を開くものだと思います。

自分が大切な人の事を理解して、その結果、その相手が喜び、幸せになっている時。

自分もまた、幸せだな~✨と感じることができるのではないでしょうか。


〈まとめ〉

今回のポイントをまとめておきますね。

  • 人から貰うことを「愛」だと思っているなら、間違い。それは執着。

  • 見返りを求めない与えきりの心が慈悲(与える愛)に繋がる。

  • ほとんどの人の思う愛は男女の愛、親子愛などで、愛が得られないことを悩んでいる。

  • 与える人がいなかったら、愛は不足する。

  • それぞれの人が愛の供給をすれば、この世の中は愛に満ちてくる。

  • 自分が幸福になりたいと言う前に、人を幸福にしてみること。

  • この世では求めても得られないものがある(求不得苦)

  • 自分が幸福になりたいと言う前に、人を幸福にしようとしてみなさい。


まずは目の前の一人から、幸福にしていきましょう!

最後までご覧くださり、誠にありがとうございました🌟


※この記事は、レオンさんの愛の企画に参加しています!
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