ゴミ出し記念日
記憶にある中で、これまでごきげんパパ♡がゴミ出しをしてくれたことは一度もない。記憶違いなら許してほしい。
男は仕事さえしていればいいという義母の教えが骨の髄まで染み付いた最後の世代か、月火水木金、燃えるゴミもプラごみもペットボトルも分別して玄関に準備までしても出すことをしてくれなかった30年余り。これを苦節というと多分甘ったれた主婦のように思われるムキもあるだろう。
けれどもゴミ出しは家事のほんの一例でしかなく、ことほど左様に知らぬ存ぜぬを決め込むのがこれまでだった。もはや諦めていながら定年後を見据えてどんよりしかしなかった私。一筋の光が差し込んだような出来事だ。
今朝は冷たい雨で、わざわざゴミ出しだけのために上着を着て下まで降りるのがおそらくほとんどの人が億劫だと思うような状況。たまたま玄関に居合わせたしっかり者の三女の手前か、初めてゴミ袋を持って出かけてくれた。なんとなく申し訳ないような気の毒な気持ちもしたけどここで負けてはいけない。この調子でよろしく!
それから、検診の数値がが改善されていたというのでよかったね、と書くと
「お弁当のおかげや」
と返信が。どうした?今日はなんの日?いつ懺悔と改心をしたのか。気味が悪い気もするがここは素直に受け取ろうじゃないの。後出しで変なものが出てこないといいんだけど。
なんだか知らないけどごきげんパパ♡が取ったピアノのコンサートに行ってきます。こんなに寒いのに暖かいような夜です。
ではでは皆様、1週間お疲れさまでございました。ゆっくりお休みくださいませ。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?