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友の誕生日にnoteで愛を叫ぶ

今日は大切な友の誕生日。50代ともなればプレゼントも思いつかない。遠くに住んでいるので会って祝うこともできない。そこでnoteに書いてみようと思う。

私たちは中学の寮で知り合った。良妻賢母育成の女子校だったが40年後の私たちは良妻賢母にはなっていない、残念ながら。その寮で三人兄弟の長女だったり父親同士がたまたま同窓だったりと境遇が似ていることが徐々にわかってよく話すようになり、私の方が若き悩みを聞いてもらうことが多かったと思う。そう、彼女は聞き上手。

大学からは離れ離れになって電話や手紙のやり取りでつながってきて、それは今でもあまり変わっていない。インターネットにあまり親しんでいない彼女とのやり取りは往復書簡になることが多い。関東と関西、日本とアメリカと分かれて住んでいた時もずっとそうだった。

いつも可愛い絵葉書や便せんセットや切手やシールで私を癒してくれる。何をするのも心がこもっている。人柄が表れている。思いやり深くまた思慮深く困った時には必ず的確なアドバイスをくれる。それなのに私の返信はEメールになりがち。

私がnoteを書き始める決め手になったのも彼女のほめ上手のおかげ。私の文は世界一!といつも言ってくれていたから。そんなはずないのにね。でもそうやって認めてくれる人がいることがどれほど力になるか、きっと皆さんにもわかっていただけると思う。

「友達100人できるかな?」って言う歌があるけれど一人目ができることがどれだけ難しいことか。0から1が大変なのだ、1から100よりも。

人とのお付き合いの基本を彼女から教わってその後の私の人生は本当に変わった。何しろ彼女を見習うと友達から慕われるようになるのだから。友達でもあり師でもあるのだ。

もちろんどんなに頑張っても彼女にはなれない。当たり前だ。彼女は彼女、私は私なのだから。だから私は私の持ち味でやっている。もしかしたら片想いかもしれないけど片想いでもちっとも構わない。

ギブ&テイクとか、フォローとフォローバックということにあまり馴染めない…自分が好きなら好きだし、フォローもするけど相手がどう思うかはまた別の問題。そこが恋愛とはちょっとちがうかな、友情は。一人に決めなくてもいい。

人生で大切な人との出会いは宝物で早い時期に彼女に知り合えたことは大いなる恵み。あなたがこの世にいてくれて本当にありがとう。心からのハッピーバースデーが届きますように。

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