頭は倉庫じゃなくて工場だ

外山滋比古さんの文章にそのようなことが書かれていました。なるほど!

絶賛ファイナンシャルプランナーの受検勉強中ではありますが覚えが悪い自分にうんざりしています。だがしかし!記憶するだけが脳の仕事ではない。今や記憶はコンピュータがやってくれます。頭は思考するのが仕事です。倉庫ではないのですから知識を詰め込みすぎると新たな思考がデキマセン。

それにしてもこんなに細かい数字を覚える意味あるの?ちょくちょく見直されるだろうに。

それにライフプラン表と言って何年に子供何人いて高校入学、収入はいくらに増えているなんて書き込むのはこんな先行き不透明な時代に有効なのか。

世の中サラリーマン中心に回ってるみたいなのもなんか変。フリーの人や自営の人も大勢いるし大体今後も退職金がずっと出続けるなんて保証ないよね。転職も多いし。

なんてグダグダ考えていると頭に入るものも入リマセン。

日ごろから思考と言っても大して上等なことは考えないワタクシではありますが、覚えなくてもいいことはさっさと忘れて脳本来の仕事に取り組もうじゃないかと明るく気持ちを切り替えました。

今私たちが優先して考えないといけいないことはいかにコロナを広げないか、またコロナ時代をどう生き抜くか、コロナがあってもどう穏やかに過ごすかということです。

首都圏で緊急事態宣言が出されたとは言えなんか中途半端でないですか?少なくとも春のような緊迫感はないですね。「今年の桜は我慢して」と小池都知事が言ってからもうすぐ次の春が来そうです。長引いてコロナ慣れになってきたのかもしれません。

休業するお店や人に補償する財源がないと言われていますが、本当に他に税金の無駄遣いはないのか。オリンピックのこともはっきりしないし善良な市民は振り回されるばかり。私たちには重要なことが知らされていない気がします。

成人してから欠かさず選挙の投票に行っていますが実はどなたが私たちのためにまともに働いてくださるかよくわからない。ニュースを見るたび残念な気持ちになるのは私だけでしょうか。

あまり難しいことを考えるのは得意ではありませんが、この非常事態を乗り越えるためには皆で知恵を出して、物理的には離れながらも力と心を合わせる必要があると思います。早く日常を取り戻せますように。



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