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おかあさんが幸せじゃないと始まらない

今日は長女の30歳の誕生日、私が母親になって30年が過ぎました。正確にはお腹にいた頃から含めてさらに十月十日なのかもしれません。

娘は一年半ほど前に家を出て結婚したので今朝ラインでお祝いを伝えました。プレゼントを贈るとか食事会を開くとかケーキを一緒に食べるとか考えてみましたが相手の人に祝って貰えばいいかと思い、今度会う時フラワーアレンジメントを渡す手配をしてあります。独身の頃はレストランに家族で行ったりもしましたが、一歩引いています。

初めての子でしたから、何もかも手探りで赤ん坊が泣くとこちらが泣きそうになったり実際泣いたりというところからのスタートでした。未熟な親でしたがまあ誰しも最初はそんなものと今では冷静に思えます。

ごきげんパパ♡は働く母に育てられ寂しい思いをしたのか私が家にいることを良しとしていました。保育園に預けるとお昼ご飯を出してもらえたりトイレットトレーニングもしてもらえるそうですが専業主婦でしたから24時間子どもと向き合う日々でした。

失敗という言葉が好きではなくて、それは全部貴重な経験だと思います。多分失敗ばかりしていた私の幼い子育てですが経験を積んで賢くもなり子どもとの時間を楽しむようになりました。それにはごきげんパパ♡やおばあちゃんたちのサポートも大きかったと思います。

今、子育てよりも仕事で忙しいおかあさんが多くて大変そうだと思います。お父さんもずいぶん子育てに参加するのはとても素敵なことです。子どもにかけた時間や愛情は必ず子どもの中に残ります。明日食べるものにも困るというのでは困りますが、足るを知るとよく言われるように何が一番大事か考えたいです。

子どもはおかあさんが幸せかいつも気になるもの。おかあさんが幸せだと子どもも安心します。おかあさんがイキイキしていることを喜びます。おかあさんが楽しそうにしていると自分のことに集中できます。

私の望みはそんな親子が増えること。塾で色々な家庭を見ますがおかあさんも生徒も楽しそうであってほしい。そのために私にできることは何なのか考えています。

30年おかあさんをやってきての思いを書いてみました。ささやかでも温かい家庭をそれぞれの子が築いてくれるなら私の命に意味があったのかなとほんの少し思います。

今日はこちらは爽やかな秋晴れ。皆様もどうぞ良い一日をお過ごしください。

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