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「公務員を辞めて、実家の呉服屋を継ぐ」 TOKYO研修①

先週から1週間、東京で仕事をしている兄のもとでお世話になりながら、いろんなところへ行ったり、話を聞いたりと勉強させてもらっていました。

まずは百貨店の呉服屋さん。
銀座松屋では銀座の「きもの」市というイベントが行われていて、肌着から着物、帯など全国からの出店がされていました。中にはスパンコールの着物まで👀✨(ちなみにそれは¥55,000ほど。パーティーに来て行くといいのではと教えてもらいました。)
西陣織の帯屋さんは、クラクラするような鮮やかな色や素敵な模様の帯がたくさんでした。普段は直接お客様に販売はしないそうで、貴重な出会いでした✨
新宿伊勢丹は、とにかく各フロアの店内の装飾が煌びやか!呉服屋さんには、蛇柄の帯やスタッズのついた草履など個性的な着物がありました。写真は不可とのことだったので載せられないですが…。¥50,000〜¥100,000程のお着物を何枚か試着させてもらいました。

次に浅草の呉服屋さん。
ムーミンの浴衣や半幅帯(私、ムーミン大好きなんです)、猫やシロクマが描かれた夏らしい帯などがあり、店員さんに素敵ですねと話しかけると、その方が本当に明るくおもしろい店員さんで🤣ちょうど週末に作家さんが来るイベントがあるとのことでしたが、スケジュールの関係で残念ながら行けませんでした。教えてもらってオススメのバルで喉を潤しながら店員さんとまたまたおしゃべり。休憩中に浅草地下街で飲むんです。とのこと🤣🍺その地下街をインスタで調べると、これまたお酒が好きな人が好きそうな雰囲気で🤣
他にも、リサイクルのお着物が¥1000〜たくさん販売されていて驚きました。着物を着ている人もちらほら。何だか嬉しかったです。

これまでは地元の百貨店や個人の呉服屋さんに行く機会は全くなかったので、自分の中の着物のイメージがさらに広がりました。

ただ、着物の値段の幅がとてもとても広い。扱われ方も様々。
今の時代の中で、着物とはなんだろう。ファッションでありながら日本の民族衣装、伝統でもある。もっとたくさんの日本人が着物について知っていてもいいのに、私も含めて「自分には関係ないもの」という思いをどこかに持っている人は多いと思います。


呉服屋の娘でありながら、着物も綺麗に着られない、どんな種類があるのか語れない、どんな歴史があるのか知らない。

これまで英語の教師として、「日本文化を英語で紹介してみよう」という授業をしていて私はどれだけ日本のことを外国の人たちに胸を張って紹介できるのだろうかと情けない気持ちになっていました。なのに、毎日に追われて腰を据えて学ぼうという気持ちにもなれなかった。

でも、今は日本の価値に誇りを持ちたいと強く思います。そのためにできることは何があるだろうと、考えています。


本日は着物について思ったことを紹介させていただきました。
東京で学んだことはまだまだたくさんありますので、これから何回かに分けて載せていきます!🙌

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