「推し」という概念
貴方には推しがいるだろうか?
「推し」という言葉が広まったのは近年である。
それまでは「○○のファン」「ファンクラブに入る」のような比較的ひっそりとした活動だったように思う。
例えば好きなアーティストのファンクラブに入り、届いた会報を読んでほっこりするなど。
まあ、ファンクラブは今でもあるか。
(ふわっふわな知識で失礼します。)
SNSの発達もあり、今や「推し活」や「推し事」など好きな人やものを推すのは当たり前。
あっちに布教、こっちに布教、投げ銭、スパチャ…どれもエネルギッシュで熱狂的ですらある。
筆者の場合、好きなものは多いが熱しやすく冷めやすい性格のため、好きという気持ちがなかなか持続しない。
最長3ヶ月?3日どころか1日で知識欲が満足して冷めることすらある。
冷めた後に再燃することは多々あり、好きなものの熱がループしたりはするのだが「趣味」であって「推し」ではないと思うのだ。
それでも唯一、「もしかしてこれが推し?」と考えているものがある。
我が家の猫だ。
何を言ってるんだ?と思った方
すみません、ただの親バカ(猫バカ)記事です。
ごめんね、長いです。
筆者は猫が好きだ。
小さい頃から猫を飼っていたせいか、もふもふした程良い大きさの生き物が近くにいると気持ちが和む。
あまり小さいと潰しそうで怖いし、どっしり大きいとちょっと恐怖を覚えるので一般的な猫くらいの大きさだと安心する。
ちょっと大型な猫も居たがご愛嬌だ。
今は保護猫を一匹だけ飼っている。
生まれて間も無く、多頭飼い飼育崩壊の現場から救出されたという。
うちに来た時は生後2ヶ月だった。
片手の平に乗るくらい小さくて弱々しく、大人しかった。
三毛猫と同じくメス猫しかいない、少し珍しい麦わら柄。
名称が浸透していないためか「茶トラ」として紹介された。
性格は慎重で怖がりだが甘えん坊。
なかなか懐かないが懐いたら割とベッタリくっついて離れないところがある。
引き取った当初と違い、成長してからはまあまあ気が強い。
これが可愛いのなんの。
甘えたさん絶好調の時にベッドでうつ伏せになっていると顎の下に入って寝転んでくる。
もふりたい放題。
0距離で顔が幸せ。可愛い。
猫吸いも可。もっふもふ。天国。桃源郷か此処は。
猫のためにおやつを買いに走り、猫のために寝床を作り、猫のために早寝早起きをする。
これが推し活か…!!!
世の中の推しが尊い皆様はこんな気持ちを味わっているというのか。
「尊い」これ大事。
猫を通じて「推し」という概念を理解した気がする。
推しは尊い。真理。
様々な推しが溢れている中、自信を持って「これが私の推しです」と言えるのは素晴らしいと思う。(部屋着がダサいのは見逃してほしい。気を抜いてた)
筆者もゆっくりと推しに向き合い、今日も愛でつつもふもふしたいと猫の機嫌を伺っている。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
(猫好きですか?握手しましょう)
おわり
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