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隣人の焚き火からふと感じた地球との向き合い方

こんにちはMARIEです。

現在世界一周旅行がコロナウイルスの影響で中断となり、一カ国目のタイのサムイ島で自粛生活中です。サムイ島は自然が多くとても美しい街で、私達は山の中のヴィラで生活しています。

隣人の焚き火の頻度

隣人がたまに落ち葉を焼いているのですが、すごく臭いんですよね。
ベランダにいると煙くて嫌な匂いがしてくるし、洗濯物にも煙たい匂いがついてもう一度洗い直したくなるほどです。

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その煙の匂いを嗅ぎながらふと思ったのが、「もし隣人が街のゴミ焼却係だったら?」ということ。ゴミ問題や地球温暖化など、地球に住む私達全員が考えなければいけない環境問題は山ほどありますが、毎日意識して生活をしている人はどれくらいいるでしょうか。

私は今年の2月からタイに来てから美しい景色を見て自然を守っていきたいと思い、象の保護施設でボランティアをして動物と共存する幸せを感じ、ファスティングをして食べ物の体や環境への影響について考えるようになりました。

興味を持ったのは自分ごとだと思ったから

人が何かに興味を持つことはきっかけがあることが多いと感じています。そして私が環境や動物を守ることに興味が出たのは、”自分ごとだと思ったから”です。

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今見ている美しい景色をこの先私がおばあさんになっても見たいし子供や孫にも見せてあげたい。このかわいい動物たちが人間の手によって苦しめられていることを知ってしまった以上は加担したくないし食い止めたい。自分が毎日食べているものが環境破壊や動物虐待に繋がっているならば少しでも環境や動物に優しい生活をしたい。

自分が毎日何気なく送っている生活によってこの美しい地球が守られなくなるような気がして、私は少しでも地球に優しい生活をしようと心がけるようになりました。

理由はとても単純で”これからも美しい自然を見たいしかわいい動物に会いたいから”。それだけです。
「地球のために」なんていうと規模が大きすぎて自分が何か変えることが意味はあるのか?と思ってしまいそうですが、自分のためにやっています。

通常ゴミは毎月払っている税金の中から処理されるので少し減らそうとあまり実感がないし、肉を食べるからと行って加工現場を見ることはないし、畜産業のためにアマゾンの密林が減ろうと私達の生活になんの変化もありません。

もしこの街に10人しかいなかったら

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でももし街に10人しかいなくて、自分たちが出すゴミの量が多いときは週に7回燃やして臭いけど頑張って減らしたら週に一回になるとしたら?
週末の楽しみに行く美しい海にゴミが流されて魚たちが死んでしまっていたら?
隣に森があって毎日そこでピクニックをしていたのに畜産業の餌を作るために憩いの森が伐採されてなくなってしまったら?
近くの公園に住んでいるかわいい子豚をかわいがっていたのにある日ベーコンにされるために殺されてしまっていたら?

すべて実際に世界で起っていることですが、私達はいまいち自分の生活に関係ある感触はないはずです。私も今までそんなこと考えてきませんでしたし、ここ数ヶ月で自分に起った経験をきっかけに生活が変わっただけです。

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なので気づいた人から行動していけばいいのかなと思います。そして少しでも美しい地球を保つことに興味を持ったなら、「もし私が小さい街に住んでいてその中で全てが完結しているとしたら?」と考えるといつもと違った視点で考えられるかもしれません。

そして今これを書いてて思ったのですが「世界がもし100人の村だったら」という本が昔流行りましたね!読んでみようかな。

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