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【健康・美容】話す=離す=放す、自分の内側にあるものを開放する方法

 おはようございます。今日はちょっぴり曇り空ですね。そんな朝もコーヒーのみつつ、記事書いていきます。

 さて、今日は自分の内側にあるものを開放する方法について書いてみたいと思います。

 皆さんは、毎日の生活の中で、直接人と話をする機会っていうのはどのくらいありますか。顔を見なくても、オンラインでも良いです。また、話をするとき、自分の内側にあるものをどのくらい素直に吐き出せていますか。コロナになり、ますます人と会う機会が減ってしまい、話をすることも減ってしまっているのではないでしょうか。

 人は、毎日相当な量の思考をしています。1日に選択し、決断する回数は何と35000回とも言われています。それほどまでに、脳を使っているんですね。また、1日の摂取カロリーのうち20%近くを脳で消費しているというデータもあります。そのくらい、私たちは気づかぬうちに毎日、毎日、様々な情報に触れ、選択し、決定し、エネルギーを消費しています。

 そうすると、当然、脳は疲労します。そして、どんどんと色々な情報や感情、思考を頭の中に蓄積していきます。想像してみてください。ここに、ものすごーーーくながーーーいバケツがあるとします。そこにいっぱい物が詰め込まれています。さて、1番下に何があったか、思い出せるでしょうか。きっと思い出せません。生まれたその日から、私たちは本当に多くの物をこのバケツに詰め込んできています。それが、8分目、9分目となってくるとどうでしょう。気持ちに余裕がなくなり、時にはそれが病気を引き起こしてしまうんですね。何が入っているかわからないバケツの中で、入っているものが腐敗してしまうこともあります。臭ってきますね。放っておくと、自分の感覚が段々と麻痺してしまい、正常な状態に戻るのに時間がかかってしまうでしょう。

 対処法は、簡単です。それは『話す』ということ。誰にでも自分の内側にあるものを全部吐き出すなんて、できないですよね。夫婦や恋人であっても、言えることや言えないこと、もあると思います。しかし、このバケツに入っているものが、今の自分を作り上げています。ですから、もちろん、書き出す、という方法もあるのですが、かなり慣れるまでに時間がかかります。人間は、本当に高等な生き物です。書くという作業は、脳から指先まで距離がある分、純粋に全部を吐き出そうとしても、その距離ですら思考が働いてしまって、うまく書き出せないんですね。まだ、PCの方が早く打ち出せるので、マシかもしれませんが、文字として出力してしまうと、その文字を頭で認識して、書くことを躊躇したり、言葉を選んだり、書いたり消したりしてしまうんですね。

 しかし、『話す』というのは、脳から口までの距離が物理的に短いですよね。ですので、かなり直感的に頭で考えている言葉を吐き出すことができます。書くことよりも、最初は抵抗を感じるかもしれませんが、最初にどうでもいい話で脳と口との間の伝達をスムーズにしてしまえば、あとは、できるだけ考えずに思い浮かんだ言葉を吐き出すということに気を付けて、考えず、言葉を選ばずに『話す』ということができます。感情的で良い、ということですね。ですから、誰に話を聞いてもらうかというのは重要になるかもしれません。

 もちろん、周りの信頼できる人にお願いしてもいいですが、ここは思い切って、自分の人間関係とは全く関係のない、カウンセラーなどに話を聞いてもらうという選択もあります。カウンセラーは聞く専門家ですので、まず吐き出すには良いかもしれません。間違ってはいけないのは、カウンセラーはアドバイスはくれないということです。求めるのではなく、まずは自分の大きなバケツの中に入っているものを吐き出す、ということに集中してみてください。実のところ、私も、大学入学してから半年間は自分の意思でカウンセリングにかかっていました。とにかく、吐き出す、ことをしたかったので。最初は時間がかかりましたが、半年ほどで通うのをやめました。段々と自分の心が軽くなるのがわかり、次に自分がどうすべきなのか、自分で考えられるようになってきたからです。それまでは、考えるよりも心の負担がかなり大きかったと、今振り返ると感じます。カウンセラーがハードルが高いと感じるのであれば、判断をしないで聞いてくれる身近な人、もしくは、最近はコーチと呼ばれる人もいて、自分に合う良い人に巡り会えば、うまく吐き出せるかもしれませんね。

 そうやって『話す』ことで、まずはバケツをひっくり返して、何が入っているのか取り出してみる。それが『離す』ということになります。一旦自分から取り出して離してみてみる。そうすると、本当にビックリするほど心が軽くなります。そりゃそれまであまりにも多くの荷物を持ったまま過ごしていたわけですから。思っていないものが出てきたりして。皆さんも経験ありませんか?なんとなく、そんな気持ちなく話をしていて、話をしているうちにどんどん深い話になった時に、自分の内側から思ってもない言葉がでてきたり。そういう感覚です。それを、定期的に行う必要があります。そうでないと、人間の思考量から考えると、バケツは思っている以上にすぐにいっぱいになってしまうのです。

 そうやって、『離す』ことによて、心が軽くなり、『放す』、心が解き放たれるのです。ですから、もし、最近ちょっと心が疲れてきたなとか、何かわからないけど、思ったように物事が進まない、ということがあれば、それはバケツがいっぱいになりかけている証拠です。『話す』ということからスタートしてみてください。適当な人が見つからない場合も、とりあえず話を聞いてくれる人、という観点で人を探してみましょう。取り出して、何が入っているのか。それがいるものなのか、いらないものなのか、『離す』ときに一緒に作業をする人は、また整理が得意な人に話を聞いてもらうのが良いですが、自分が話したことを振り返ることで、自分でもできることはあります。ただ、何が入っているのかわからなければ、整理のしようがありません。

 ぜひ、『話す』ということを通して、自分の心を『放す』ようにしましょう。自分の心を開放できるのは自分だけです。勇気のいる一歩かもしれませんが、これからの自分のために取り組んでみてください。何を話すかは問題ではありません。思うままに話すことに意味がありますから、ぜひトライしてみてください。心の健康につながります。

 私は、できることなら、そうやって人の話に寄り添って話を聞ける、そういう立ち位置の人間にこれからなりたいと思っています。長くなりましたが、ここまで。

 では、また次回~^^*

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