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忘れられない景色 トッカリショ

今回は「自分史上最高の旅」というテーマで投稿します。

今までに訪れた旅先での風景を思い返し、

「目を奪われた、忘れられない景色」

という点から、

北海道は室蘭市に位置する トッカリショ を訪れた旅についてにしました。


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私は数年前、新婚旅行で北海道5泊6日の旅に出かけました。

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大リーグで活躍する大谷選手が
まだ日本ハムファイターズに在籍していた頃。

ファイターズのユニフォーム姿がもはや懐かしいです。


この旅行は、東北・北海道新幹線で函館に入り、洞爺湖、富良野、トマム、旭山動物園といくつかの北海道の観光スポットを訪れ、帰りは旭川空港を利用しました。


北海道は何度か訪れたことがありましたが、パックツアーや職場旅行だったので、いずれも受け身な旅行でした。


自分で計画して訪れたのは今回初めて。

この旅で一番心に残ったのが、トッカリショの風景です。



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その日は宿泊した洞爺湖畔のホテルをあとにし、

JR室蘭本線 洞爺駅から伊達紋別駅へと移動しました。

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JR伊達紋別駅 駅舎

伊達紋別駅でレンタカーを借り、

いざトッカリショのある室蘭へ。

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内浦湾の沿線を南東へ移動します。

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白鳥大橋

伊達市から室蘭市へ入り、室蘭港にかかる東日本最大の吊り橋「白鳥大橋」を渡ります。

全長1,380mもあり、突如現れた巨大な橋に驚きました。


私にとって、室蘭は不思議なまちでした。

室蘭には港沿いに巨大工場が多く存在します。日本を代表する工業都市であり、「鉄のまち・ものづくりのまち」とも言われています。

車窓からみた工場からは大きなものを扱っている物々しい空気を感じました。

また、そこで働く人が住んでいるような団地が点在していて、まちには坂が多かっです。

「室蘭」の語源は、アイヌ語の「モ・ルエラニ」という言葉がもとになっているそうです。

意味は、“小さな・下り路”。

室蘭港を中心にすり鉢状の地形をしていて、名前の通り、とても坂道の多いまちなのだそうです。


そして、巨大工場や市街地と近い位置に絶景の断崖絶壁が存在します。

巨大工場と市街地、景勝地が隣接する港町。


市街地をぬけて行くと、

太平洋に面する外海側にはその絶景が広がっていました。



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地球岬

アイヌ語で「断崖」を意味する「チケプ」に由来し、「チケプ」から「チキウ」、そして「地球岬」となったそうです。


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地球岬の幸福の鐘


そして地球岬の近くに位置する断崖絶壁の景勝地、


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トッカリショ


息をのむような絶景でした。

私は喜怒哀楽があまり表に出ない方なのですが、

この時ばかりは感嘆の声がでました。

テレビで観たヨーロッパの断崖絶壁のようでした。

あれ、ここは日本だったよね?


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聞き慣れない「トッカリショ」という名前。

語源は、アイヌ語の「トカル・イショ(アザラシの岩)」に由来しているそうです。

昔は多くのアザラシが集まっていたのか、その光景を想像して改めてみると不思議な気持ちになりました。


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「自分史上最高の旅」について改めて考えてみます。


まずは「旅」という言葉を国語辞典で引いてみました。

旅・・住んでいるところを離れて一時的に他の土地へ行くこと。旅行。


今はなかなか遠出はしにくいけれど、

旅をするなら、私は住んでいるところから遠いところへ行きたいです。

その方が非日常を体験できる気がします。

そして私は飛行機で行く旅が好きです。

空港の雰囲気が好きだし、
飛行機を利用する特別感にわくわくします。



「自分史上最高の」って難しい・・。

子供の頃、学生の頃、社会人になりたて、20代後半、新婚の頃、家族が増えてから・・

それまでの体験の蓄積によって変わっていく気がします。


この前、3歳の娘が太平洋の荒波を初めてみたとき、圧倒され大泣きしてしばらく泣き止みませんでした。

住んでいるところから1時間ほどの場所でしたが、海の轟音と押し寄せては引く荒い波、波飛沫をみた娘はパニックになってしまったのでしょう。


今までにみたことのない景色をみると、心が動かされ、心に残ります。



そう考えると、今の私にとって室蘭でみた風景は普段の生活で見る景色とは現実離れしていて、目を奪われた忘れられない景色です。


そして旅は一人で行くのも自分の意志で好きなように動けて楽しい。

相手がいれば、旅先で感じたことを共有し共感できる。

自由に動けるようになったら、家族で「自分史上最高の旅」を求めて、旅をしたいと思います。




以上、最後までお読みいただきありがとうございました♪

*観光情報は下記を参考にしました。
室蘭観光情報サイト おっと!むろらん

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