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腹腔鏡手術 or 開腹手術、どちらを選ぶ?

こんにちは!まりころです(^ ^)
私は、2024年1月中頃に多発性子宮筋腫の手術(腹腔鏡手術)を受けました。
筋腫の判明から治療・手術に至るまでの記録を残すため、この note を書いています。

あなたがココに辿り着いたということは、何か気になることがあるのかもしれませんね。

  • 診察ではどんなことを話すの?

  • これからどんな治療をしていくの?

  • 治療方法に不安はなかった?

その気持ち、よくわかります。
まりころの note では、子宮筋腫にまつわる私自身の実体験を書いています。
私の体験が、あなたの不安を少しでも和らげてくれたら嬉しいです。

前回の記事(レポート③)はコチラ↓

総合病院でMRI検査を受け、多発性子宮筋腫であることが判明。
今後の治療のために産婦人科専門病院を紹介してもらいました。
今回は、この病院に初めて診察に行った時のことをお話ししていきますね。


初めての産婦人科専門病院

紹介してもらった産婦人科専門病院は、想像していたよりも大きい病院でした。
総合受付の周辺だけでもかなりの人がいます。
とても忙しそうでしたが、私が受付の前で立っているとすぐに声をかけてくれました。
そして、初めて来たことを告げて紹介状を渡すと、問診票の記入や診察の流れなどについて丁寧に説明してくれました。

婦人科と産科は待合室が分かれています。
婦人科の方にある30脚ほどの椅子は、ほとんど埋まっていました。
診察の流れは、自分の順番が来ると診察番号がモニターに表示されるので、担当医師がいる診察室へ入るという感じです。
「長い時間待っているんだろうな」という人も数人いて、患者の多さを実感しました。

私も予約した時間に呼ばれることはなく...
40分ほど経過した後に、やっと診察室に入ることができました。

婦人科での診察

紹介していただいた先生と初めての対面です。
この方も優しい雰囲気の男性医師。
「ホームページの写真よりだいぶ若い!」というのが第一印象でした(笑)

「トイレに行くの我慢できていましたか?」
「生理は辛くなかったですか?」
「経血の量は多くなかったですか?」

MRI画像を見た先生からは、総合病院の時とほぼ同じことを聞かれたのですが、話をする相手が違うと受け取り方も違ってきますね。
ユーモアな語り口(いい意味で)の先生に、私はリラックスした気分で話すことができたのです。
総合病院の診察の時は、緊張していたんですね…(^^;

「そう言えば、年に一回くらいは経血の量が多いことがありました」
「(起きている時は)2時間に一回くらいはトイレに行くけど、それって普通だと思っていました」

こんな感じで「言われてみたら…」という事柄をいろいろ思い出すことができました。
やはり筋腫がここまでの大きさになると何かしらの影響が出るものなんですね。
違和感をそのままにしていたことが、やはりいけなかったのです。

そんなこんなで、手術で筋腫を取り除くという方向で話は進みました。
年齢を考えても、子宮は残したままで。
あくまで私の場合ですが、手術をしても今後の妊娠・出産は十分可能とのことでした。
そして、提示された手術方法は2つ。

腹腔鏡手術開腹手術です。

手術の際につく傷が小さく、術後の回復も早い腹腔鏡手術の方を望む人が多いことは、なんとなく知っていました。
ホームページで公開されているこの病院の実績も腹腔鏡手術の方が多いです。

ただ、私の筋腫は直径約13cmもの大きさがあるので、偽閉経療法で筋腫を小さくした後に腹腔鏡手術をするという方法を提案されました。
筋腫の大きさによって腹腔鏡手術は適応できないこともあるのです。

ただし、この偽閉経療法は半年しかできません。
薬で生理を止めてしまうので、更年期障害や骨粗相症などの副作用が出る可能性が高いからです。

しかし、私の筋腫の大きさだと、最長の半年が経過しても筋腫が腹腔鏡手術に適応できる大きさにまで小さくなるかはわからない。
その場合は、開腹手術になります。
ただ、どちらの手術方法でも筋腫が小さくしてから手術をした方が体への負担は少ないとのことでした。

その説明を聞いた私は、副作用への不安と治療期間の長さに不安を感じました。
加えて、「今すぐに決断しなくてはいけないの?」とも思いました。

すると先生は、こう言ってくれました。
「この治療方法とスケジュールはあくまで提案なので、この場で決めなくて構わない」
「わからないことや不安なことは、どんなことでも聞いて欲しい」

この場で決めるか、日を改めるか…
少し悩みましたが、私はその場で先生が提案してくれた方法で進めることに決めました!

その理由は、次のレポートでお話しします。

→続く...

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