表紙絵

留学初日!英語が・・・わかりません

新婚早々夫の転勤で、引き離されました。

何県に行くんだい、お前さん・・・え、米国かい・・・

というわけで、夫と暮らしたいし、なんか、アメリカ留学とかこの機会にカッコいい!

そういう不純な動機で留学準備をし、夫から遅れること8カ月

は~るばる~来たぜ、函館~もといボストン~

私、恥を忍んで、はっきり言いますが、英語、できません(キリッ)

はい。「お店でモノ買うのもオタオタする」レベルです。

しかも、不純な動機で来ているので、モチベーションもひどいもんです。

これは、そんな私が無事に留学を終え、成果を日本に持ち帰ることができるのか。人間的に一皮むけるのか。そして、英語はぺらぺらになるのか。

といったことを、しょうもない話を交えつつ、紹介していくブログです。

「こんな奴でも留学できるんだ」と人に勇気を与えることができればうれしいです。

そもそも留学といっても、大学に入るわけじゃありません。付属の研究所的なところで、なにがしかの研究をして、その成果を日本の職場に持ち帰るのが目的です。

さっそく、研究所の会議的なもの?に出席させてもらいました。

最近習得した必殺技「地下鉄の乗り換え」を駆使して、
ついにラボに到着。

研究室の扉を開ける前に深呼吸。(とにかく緊張しました!)

挨拶と、うん、名前だ、とにかく相手の名前を間違えないようにすることだ。名前を覚えてもらってたら、誰も悪い気はしないもんな。
そう、日本だってどこだって同じだよ。
ね、外国の人だって、おんなじ人間なんだから。(はよ開けろ)

ガチャ

誰もいないじゃねーか!!

「は、はろー、、、?」

え?なんなの?3時にラボ来いって言ったよね?
なんで誰もいないの?
ホントやめて!外国人に話しかけられるのも緊張するけど、、
いなかったらいないでね、ほら、困るっていうか!(汗がすごい)

勇気を出して隣の研究室まで行って、カタコトで聞いてみるも誰も知らないそう。

・・・10分後、涙目の私を救出してくれたラボメンバーの女史。
長い10分だった・・・。何度も、もう帰ろうかと思った(とにかくメンタルが弱い)ありがとう。こうやってラボメンバーの絆が築かれていくんだな、、、。

こうして「ラボに誰もいない事件」の幕は閉じた。(しょぼい事件だったなおい)

そして、いざ会議。

みんな、まばらに、ちらほら集まってきました。
あー。そういうテンションなんだ。さすが海外。結構適当なのね。
そっか!私が空気読み違えただけだね!オーケー了解!

そして、肝心の内容は・・・・・・・・・・。

うん。なんっにもわからん。
全員英語しかしゃべらないし。

・・・いかん。
このまま白目をむいていたら、
「こいつもしかして、何にも聞き取れていないんじゃ・・・」
とバレてしまう。

あたかもわかっているようにするには、そうだ、なんか何でもいいから、質問をするんだ。
ええと、この場合一番効果的な質問は・・・
あ、あの表のタイトルになってる、大文字の単語とか、あれ、ここのラボのすごい発明品かなんかじゃない?
それについてバシッと聞いたら、こいつやっぱりわかってるな、よしよし説明したろ、ってなるわ。それだ。
(この間、全く会議の内容を聞いていません)

まず、会議に参加してるよ顔(得意分野)を作って、

私「すみません、〇〇って、何のことなんですか?」
女史「ああ、あれはただの商品名よ。よその会社から買ってるの。」(瞬殺)

ガーン!!

めっちゃくちゃどうでもいい質問をしてしまった。まずい、完全に逆効果だ。このままだと、会議の内容を全く理解していないということがばれてしまう。

さすがに動揺を隠しきれない私に、ついに教授が、これとかこれとか、略語だから、Mariaに説明するねって、言ってくれる。
何これ、人って暖かい・・・。
落ち込んだりもしたけれど、わたしはげんきです・・・(魔女の宅急便)

そして、完全に、何しに来たのか、よくわかんない人になってる、自分・・・せめてこの分野の論文、来週の会議までに読み込んでいこう・・・

そう・・・Google翻訳を使って・・・(英語上達する気がない)

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