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〇〇にお勤めの…それってただのシールだよね?

団塊世代の母のズレっぷりに辟易している
母だけがズレているわけじゃないんだけど
知る限り祖父母からくるものなんだけども

入院していた地元の病院では治療の限界があり
より専門的な治療を受けるために
大きな病院(以下〇〇病院)に転院したのだけれど

私が〇〇病院に入院していることを
同じく〇〇病院に通院している叔母に話したところ
叔母がかなりの数の知り合いに広めた

そこまではまあいいのだけれど……

母は〇〇病院で治療できることが
ある種のステータスだと思う節があり

私が〇〇病院で治療を“受けられる”患者であることを
嬉しそうに思っている気がするのだ

事あるごとに叔母がそれこそ
あちこちに広めちゃった話をしてくる

嬉しそうなんだもん
なんでか知らんけど

そういえば叔母は
「恋人はどんな人?慶應?上智?早稲田?」
というようなことを言う人だったな

誰もが知る大きな企業に勤めれば喜ばれるし
親戚中に自慢話として語られる

それを知った親戚は
その親戚や知人に自慢話として語るのループ

私の中身がどうなのかは一切関係ないんだよ



ここに挙げたことはほんの一例です

ある時期からはズレた話が飛び出したら
あーまた出たよ……と聞き流すことにしている

ひとつだけ心配なのは
私も無意識のうちに同じようなことを
しているのではないかということです

内なるものの幼さなのかな

ペタペタと貼られているシールは
その人の本質を表すものではない

いやその前に
自分に貼られたシールは自分じゃないよってこと
認識してれば無意識のズレ話は起きなくなる

よ、きっと







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