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風邪気味の外国人と付き添いの日本人ならどっちに喋りかける??

どうもまりあさんです。

今日、慢性的な体調不良に悩む彼のため、大学病院に付き添いに行ったら、優しい先生に当たってラッキーでした。良かった。

今日は彼の付き添いをしていてイラッとすることについて述べたいと思います。

■何で私を見るの??

今日はいい先生に当たるまで、あることで終始イライラしていました。それは、

病院の受付の人、看護師さん、みんなまず「彼」ではなく「私」を見てくること👀

【今朝の出来事】
私🙋と彼👤、病院に着く
受付の人👩‍💼が案内するため近づく
👩‍💼「こんにちは。こちらの病院は初めて?」
  (私に喋りかける👩‍💼)
🙋「私ではなく彼が患者です」
👩‍💼「じゃあこの問診票書いてください」
  (私に喋りかける👩‍💼)

んん??今の話、聞いてました??
「患者は彼だ」って言いましたよね??

私の役目はあくまで付き添いであり、困った時の助け舟です。また、彼は基本的に日常会話なら何不自由なく出来るので、私は寧ろいらないぐらいです。

それなのに、受付で二人一緒に並ぶと、まずたいていの人が私を見てきます。うんざりです。

私は「彼が」困った時の助け舟であり、「病院関係者が」ではないのに、、、

上記のようなやり取りが発生するのは病院だけじゃありません。彼と一緒に歩いていると、レストランや友達と話しているときなど、あらゆる場面で病院の時とおんなじように対応されることがあります。

■この対応のムカつくポイント

こういうやり取りでムカつくポイントは下記2つであると考えられます。

①勝手に「外国人」とみなして、その人の言語能力を低く見積もっているところ

突然ですが、質問です。あなたは道で外国人に助けを求められた時、どう接しますか?

英語ができる人は英語で頑張って案内するかもしれません。ただ、英語が全然出来なかったらどうしますか?

「アイムソーリー、アイキャントイングリッシュー」とか言って逃げたり、外国人のそばにいる日本人に通訳役を頼もうとするかもしれません。

これはあるあるなのですが、外国人との会話で「絶対英語でないとだめ!日本語は通じない」と無意識に思いがちな日本人は多いです。

しかし、世の中には色んなタイプの人間がいるように、外国人の日本語レベルは様々です。

「こんにちは」ぐらいしか喋れない人もいれば、日本に家族がいて長期間滞在してペラペラの人もいます。見た目では分からないことです。

また、日本語を喋れなさそうな人に英語で話しかけるのは一見親切なようですが、それは「あなたは日本語が出来ない人でしょ」と一方的に決めつけていることにもなります。

これはハーフの人に対しての対応でも同じでしょう。

▽PDRさん ハーフあるある

彼らだって様々なバッググラウンドで日本に住んでいます。アジア人っぽい顔なのに日本語が喋れない人や、逆にめちゃくちゃ彫り深いのにコテコテの関西弁を喋る人だっています。

色んな人がいるのだから、その人に合ったコミュニケーションが必要です。相手が外国人だ!と思って、勝手に「英語で喋らないと!」「付き添いの人に助けを求めよう」というのは気に入りません。

②病院側の都合で、患者の不安に真摯により添えてないところ

私が患者ではないのは見た目で分かります。

【現地人+外国人】の組み合わせで病院に来たら70%の確率で【外国人】の方が患者でしょう。しかも、受付の書類も本人が持っていたら確実です。

確かに、病院にとっては【早く・効率的に患者をさばく】というのが最大多数の最大幸福に繋がるので、付き添いの現地人を介して初めからコミュニケーションをとったほうが手っ取り早いかも知れません。

でもそれでは患者に不安感を残したままの対応になってしまいます。病院に来て、1番不安を抱えているのは患者自身です。1番情報を知りたがっているのも患者です。

病院関係者はケアの一環として、患者に寄り添うべきですし、まず患者にヒヤリングするのが人としての対応だと思います。

※私も留学先で虫歯になったとき、現地の歯医者に行ったのですが、同じように不安でした。

でも、お医者さんや看護師が、私が外国人であることを気遣ってくれ、優しい言葉で喋ってくれて本当に安心しました。

■このnoteを読んだ皆さんにお願い

私が病院でイライラした理由、おわかりいただけましたでしょうか?

私は今回付き添い人としてイライラしてますが、当の本人である私のパートナーは日常的にガッカリしていると思います。また彼と同じ目にあっている人は、日本にごまんといるでしょう。

このnoteを読んでくれた人に、お願いがあります。

どうか外国人に喋りかけられたら、見た目だけで決めつけないで、一人の人として日本語で喋ってみてください。

日本語でオッケーならそのまま、難しい顔をしていたら簡単な言葉で言ったり、英語で言い直してみたり、グーグル翻訳を使ったり、その人のレベルにあわせて会話してください。

付き添いの人がいても、まず本人とコミュニケーションをとってください。もし困っていたら、付き添いの人にも助けを求めてください。順番を守ってください。

いち付き添い人からのお願いでした。

最後まで読んでくれてありがとうございました!
ではまた明日!ばいばい!!

まりあさん

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