つまりは、自己解決しただけのこと

1週間があっという間に終わった。
つかれた。ほんとうに、それはもうほんとうに。

今日はミスをしてしまった。いや、ミスでもない。状況が変わったから以前と判断が変わった、それだけのこと。緊急事態だもん、最善の手を最善のタイミングで打つべきだ、しょうがない、と言い聞かせる。
金曜ロードショーはコナンだし、明日は休みだし、普段ならすっかり忘れて土曜をわくわくして待っているのに、今日はずっと引っかかっている。それどころか「私がやろうとしてることって意味ある？」「全然分かってもらえてなくない？」って勝手に大ごとになって落ち込んでいる。

他人を嫉妬したり、いらっとしたり、勝手に比べたりして、そして、何て価値がないんだろう、何の意味があるんだろう、なんて卑屈になってしまう。

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noteの通知に気がついて、開く。
何となしに自分の記事を開くと、下の方に過去に書いた記事のタイトルがいくつか出てくる。
「これ、何だったっけ？」って気になった記事に目を通す。

ああ、こんなこと書いてたなって懐かしく思いながら、ほんの少しだけ気分が落ち着いていくのがわかる。

最近は、自分に向けて書くことを意識していた。誰かを癒す力はなくても、せめて自分ぐらいは、と思っていた。

夜寝る前に甘やかしたってきっと罰はあたらない。楽しいと思えることを書いたって誰にも迷惑がかからない。
それで、明日がわずかでも頑張ろうと思えるのならば。

うろ覚えだけど、3月のライオンで「人は時に思いがけない方向から救われることがある」という場面がある。主人公が自分の過去までも救ってもらった、だから次は恩を返すよ、と優しさとつないでいくのだけれど。

救いの手は多くていい、と思う。
根本的にまるっと解決しなくても、せっかくの土曜日を嫌な気分のまま過ごさなくても良さそうだ。それならきっと日曜日も、それから来週も切り替えて迎えられている気がする。

いつかは誰かに「大丈夫だよ」って言ってあげられるぐらいの言葉を紡ぎたい。今はまだ自分だけでも。