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夜ならいつまでも、どこまでも歩ける気がする

今年は季節がゆっくり移り変わるようだ。
春はなかなか来なくて寒さに震えながら神宮球場にいた記憶がある。

7月に入ったというのに、肌寒くて未だにカーディガンを羽織って歩いている。
いつも駆け足で春が去って行って夏があっという間にやってくるからこれはこれで嬉しい。

夏も好きだけど、少し肌寒い中を歩くにはこれぐらいがちょうどいい。


相変わらず、月曜は重い。
たっぷり眠ったはずなのに瞼は重いし、足取りも重い。そして何より心も重い。

爽やかに早起きができたらきっといい1日になるんだろうなあ……と思いながら苦手なものはしょうがない。
そんな気持ちで起きたものだから、心も重い。

どうして満員電車に乗り込んで、決まった時間に会社に行かないといけないんだろう。

こんな日は、美味しい朝ごはんでも準備して9時頃までゆるっと過ごしたい。
珍しく月曜日なのに野球があるんだから18時からは野球に備えていたい。

できれば、起きて波の音なんて聞こえたら最高だなって想像しながら。海辺でもなんでもなく通い慣れた道なのだけれど。


そんなことを考えながら駅に着くと、寝ぼけた具合はすさまじかった。定期券を忘れていた。おかげで、いつもならば電車に乗るところを歩くしかなかった。行きも帰りも。


夜の散歩は、寝ぼけた頭をようやくようやくクリアにしてくれる。
昨日の夜、とても憂鬱だったけど1日ってあっという間に終わるんだ。

想像してたぐらいにだめな1日だった?
いや、きっとそんなことはない。慣れてないだけだ。

「半年は修行」分かっていたのに、たった3日で気疲れしていることに気づいた。
環境の変化は良くも悪くもストレス。

友達が言ってたな、そういえば。
「絶対スタートダッシュしようとするからやめたほうがいい。これを機に何もかも新しくしようとするとそのうち倒れるから」

周りの方がよく見えていることはよくあること。
無理して走らなくてもいい。お散歩から始めたい。

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