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恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第43回『 「婚活」症候群 』山田昌弘、白河桃子


男性の収入に依存する「昭和結婚」から、男性も女性も脱却しなければ
結婚も子供も増えません。

女性たちよ、自活せよ。男性たちよ、花束を持て。


目標だった42日間の毎日note投稿が達成できまして、
43日目の今日は、
原点に戻って「婚活」について考えます。


「これまでと同じような価値観を持っていると、
なかなか結婚できないので、
より時代にあった切り口から結婚の価値を考えて、
相手を探していく努力が必要だ」


これが、婚活という言葉を作った、
山田さん、白河さんがもともと意図していた意味です。

これが正しく世の中に伝わらず、
婚活とはただ「婚活ビジネスを使って、人と出会う」
だけの意味合いに誤解されてしまったのです。


より時代にあった価値観に変えていき、
自分にふさわしい結婚の形とは?価値とは?をしっかり考えて
相手を探していく行動

ここは今私たちが意識して
婚活中の皆様にお伝えしているポイントです。

今日は改めて婚活の原点となる
こちらの本を取り上げていくことで、

新しい時代にあった価値観と行動に
変えていくためのヒントを
ご提示できたらとても嬉しいです。


うまくいく婚活への意識改革


自分自身がどのような結婚のスタイルを希望するか?

それは、自分がどのような人生を歩みたいのか?
その為には、どのような結婚が必要か?
それならば、
どのような人をパートナーにしていくといいのか?

私の婚活アカデミーでは、
ここを考えることからスタートしていただいています。

どのような結婚を望むかは
人それぞれの価値観で自由です。

とはいえ、今は令和の時代。
皆さんの親御さんの昭和世代の結婚と、
今の令和の結婚では
だいぶ違いが出てきて当然です。

それに気がつかずに、親の言うままに結婚を考え、
相手を選んでいたら、
かなり実際の結婚は遠のいてしまいます。

この時代が変わってきている事実は、
私たち婚活ビジネスに携わるものは
お伝えして差し上げないといけないのです。


その上で、本当にその結婚を求めると言うことでいいのか?
をもう一度婚活している方々に問う必要があります。

ちょうど、この本では、
うまくいく婚活への意識改革について、
しっかり明記してくれています。


うまくいく婚活への意識改革 女性編

・バリキャリでも、ゆるキャリでも、一生働き続ける自活女子になる
・自分の年収+相手の年収=年収合算夫婦を目指す
・35歳以下で家庭科をやった男性には、ワークライフバランス男子が多い
・引っ張ってくれる男性、自然な出会い、出産したら仕事は一時お休みを求める女性が今一番結婚に遠い
・女子力は必要だが、自分磨きの投資を「男で回収しよう」と思わないこと
・生まれついてのイクメンはいない。褒めて育てる。

うまくいく婚活への意識改革 男性編

・外見を磨く
・家事能力を磨く
・想像力を磨く(自分が女性だったら、どんなことを言われたら嫌か?年齢、容姿に関すること、過去の異性関係)
・コミュニケーション力を磨く
・モテ男性になる必要はない、誠実こそがいちばんの武器


恋愛しない日本人


経済的な問題以外に、非婚化、晩婚化の根本の問題は、
「恋愛しない日本人」ということだと思います。

女性の7割が「自分は恋愛では待つ方だ」と答え、
男性の6割が「自分も待つ方だ」と答えている。

「待ち受け男子」×「待ち受け女子」
で何も起きないというのが現状です。

日本には恋愛のコンテンツはあるけれど、文化はない。
恋愛の漫画や恋愛ドラマは非常に豊富です。
流行の歌もほとんどがラブソングです。

でも、本当に男と女がたくさん恋愛をしているかというと、
それは違う。

結婚前に男女がしっかりとコミュニケーションできないから
結婚難があり、
結婚後もうまくコミュニケーションができないから、
仮面夫婦問題が出てくるわけです。


令和になった今でも、
流行っている曲はラブソング多いですよね。

ヒゲダンの「Pretender」「I love・・・」なんかは
若者の間でかなりの共感を呼んでいる人気の曲です。

歌詞を見ると、なるほどと頷けます。

特にpretenderなんて、
がっつりお互いに向き合うのが苦手なんだなと
今の若者の共感ポイントがリアルに出ていますね。

「当たって砕けろ、断られてからが勝負だ」
と言うバブル世代の男性から見たら、
かなり意味不明だと思います。


恋愛しないということは、
男と女がしっかり向き合ってお互いを理解していくということが
日本人はとても苦手だということなのでしょう。

昔はお見合いなどで好きでもない人と
結婚することもありましたが、
今は好きになれないと結婚できないし、
好きでもない人と結婚するモチベーションもありません。


結婚しなくても生活できないほど
困っているわけではないのですから。

婚活時代が誤解されたことの一つは、
とにかく結婚するということが
クローズアップされてしまったことです。

その結果、恋愛せずに結婚しようとする人が
たくさん出てしまった。

でもそれって、実は遠回りではないでしょうか?
熱烈な大恋愛ではなくても心の部分が動かないと
結婚はできない
と思います。

そう、今まで私たちは恋愛を通じて、
「自分の気持ちをしっかり伝える」
と言う練習をしてきていたのだと思います。

男女間できっちりわかりやすく
自分の気持ちを話せる癖をつけてきた人は、
お互いを理解する、人としっかり向き合い、
お互いを、受け入れ合うと言うことをやってきていたのです。

その経験が今は極端に少なくなっている様子が
顕著にわかるのが
恋愛において、「嫌われるんじゃないか」
と言うことを恐れすぎて
自分の気持ちを伝えることができない人が
とても多いことからわかります。

これができないと、
夫婦になってもすぐに破綻を迎えている話はよく聞きます。

実は、だから今こそ恋愛の練習は必要なのかもしれません。


打っても響かない男性にモチベーション下がり気味の女性たち

婚活時代では、「女性たちよ狩りにでよ」とか言いましたが
そろそろ男性も動かないと、女性だけが頑張っても
限界があると感じています。

草食系男子、肉食系女子が話題になりましたが、
肉食系と言われても、
女性はもともと恋愛に対して自分から積極的にいく人は少ない。

さらに、打っても響かない男の人たちにがっくりきています。
日本の男性はもともと恋愛に引き気味なのですが、
女性もだんだんに恋愛するモチベーションが
下がっているのを感じます。
めんどくさいという感覚の人が多いと感じます。

女の人には親切にする、ドアを開けてあげる、
重い荷物を持ってあげる、椅子を引いてあげる、
メールにはマメに返信する

それだけでも十分。


これからは時代に合わせて、
新しい価値観と実践行動をお伝えする機会が
必要な時期に来ているようです。

女性は積極的に自分から行く人は
少なかったのは事実ですが、

少し視点を変えて「自分から」行動して行くこと

そして、男性はもっと女性が好む優しい行動を学び、
身につけて行くこと

婚活サービス事業者は、
ただひたすら男女を会わせるだけの時代に終止符をうち、
この大事な部分を伝えられることが
一番重要になっていることを、
業界全体で認識できれば
結婚できる人たちはだいぶ増えて行くと思います。

それでは今宵はこの辺で失礼致します。。。


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