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久しぶりに壁にぶち当たった話

スタートアップ会社でのボランティア

3月~5月にかけて就活生に向けたキャリア面談をするボランティアに参加しておりました。

学生から話題を提供してもらって、それについて深堀する感じだったんだけど、20歳そこそこでキャリア・仕事・人生についてなんてそんなに深く考えられるわけないじゃないですか。

・就活どう進めていいかわからない
・軸がブレブレ
・やりたいこと迷子
・大手がいいけど、ベンチャーも受けるべき?
学生を責めてない、私もそうだったし、だれも教えてくれない。
社会人10年目の私だって、自分迷子↑この辺も別で課題意識あり)

恥ずかしながら、ニュースに出てくる『就活解禁!!!』みたいな就活しかしたことなかったので、ベンチャーの就活の仕方とか、内定持った状態で挑む、とか知らなかったんです。

今どきの就活って情報戦なのね~くらいに思ってた。
(同期の旦那に聞いたら、10年前もあったらしい・・・)

社会人10年目のワーママが壁にぶち当たる

キャリア面談といっても、私もコーチングの学びのアウトプット目的(質問スキルを実践する)だったので、どう進めていけばよいかわからなったのです。

面談のやり方については、「型があるよ」と聞いていたので、それ頼りだったんだけど、まあーードスタートアップ会社だから、教育体制が整っているわけでもないし、学生インターンが主体となって運営を回している感じなので、見様見真似、あとはお任せ。

社会人も10年目(あいだに2回育休取ってるから実働7年くらいだけど)にもなると、できないことってそんなにないじゃないですか。

中堅社員だから、それなりに”こなす”こともできるようになっていて。
人に聞いてもふわっとした回答しかかえってこない、マニュアルはない、学生たちはできているよに私はできない焦り。
まあ、どうしていいかわからなかったよね。ナサケナイ

あと、大企業で教育されて、わからないことは教えてもらえる環境っていかに恵まれているかを痛感しました。
(本人の成長がどうかということは置いといて)

右往左往しているうちに、同時スタートのママさんは、面談デビューしているのに、私はまだロープレから脱しておらず、、、
担当の社員さんにも、「じゃあ次は○○と面談しましょうか」とたらい回しされることで遠回しにあなた全然ダメあなた不合格と言われているようで恥ずかしいし、情けないし、悔しいし、申し訳ないしで、
もう辞めたくなりました。

どう解決した?

ここでフェードアウトしたくなったんです。
ボランティアだし、こんな精神的ストレスをわざわざ育休中に感じる必要あったのか?と。

だけど、ボランティアだからこそ、失敗しても評価関係ないし、むしろこんな経験は会社ではできないと思って、実際の学生との面談動画をお願いして何名か分見せてもらいました。

ここでギアチェンジできたのは「あるものに目を向ける」「とりあえずやってみる」ということを大切にすごしてきたからかな~?
(私に時間を割いてくださった方々には申し訳ない・・・)

必殺『分析思考』~!!
(最近SFにはまっている)
・上手だなーと思う人の質問を丸写し
・相手が納得するような話の流れを真似する
・そのうえで、自分なりの台本を作ってみる(←ここ一番効果ありだったかも)

そしたら、するするする~っと、道が見えてきたんです!!
次のロープレでは、
「いや~緊張してる?(遠回しにへたくそ)と聞いていたんですけど、レベル高いっすよ」
と言っていただけました~わーい!!

気づいたことたち

気づいたこと①
「何に関しても」お手本があれば、それなりにそつなくこなせる

(尖りはしないけど・・・)
canvaやzoomのBOR機能もyoutubeで調べて、さも知ってたかのように使うことができる!
わからなければ調べるし、詳しい人に話を聞く。

ただ、頭の整理をして、あたりをつけて聞く人を選定するまでが長い笑

振り返ってみると、仕事でも0→1は苦手。

でも、案件を取ってきてくれたり、お題を与えられるとそこに向かうことができる。
そして、目標に向かって進むことが得意だと思っていたけれど、目標までの道のりを具体化・見える化するところが面白い。実行フェーズに入るとあまり興味なくなる。

今回でいうと、なんかうまくいかない、どうやったら抜けられるかわかんない、人に聞くことがうまくいっていない、具体的打開策がわからない時期を脱するまでは長くて、お手本動画を見せてもらうことで自分のものにすることができた。
そのあとの「面談をこなす」フェーズに入ると、だんだんモチベ低下・・・

気づいたこと②
違和感があると前に進めない

ボランティアとはいえ、企業のキャッシュポイントに貢献しなくてはならなくて、そこに対しての腹落ちがいまいちでモヤモヤしてしまって、続けることがしんどくなった。
これは、どの会社・仕事でもそうだと思うけど、利益を追求するか?顧客の希望を優先するか?のモヤモヤにもなるよな~と。
企業対企業だったら、なんか割り切れる気がするんだけど・・・
顧客=今回は学生という、弱い立場?に対してだったからモヤっとしてしまったのか?

おわり

活動自体で自分を省みる経験にもなりありがたい3ヶ月でした。

そして、学生の就活やキャリア教育に対して思うこと。
別の活動を始めたので、ボランティア自体は3か月で終わりにさせてもらったけど、学生の時に自己分析とか就活について親身になってくれる大人がいるってすごく心強いなと思った。
そして、20歳そこそこで自分を見つめるなんて難しくて会社に入ってからひたすらにいかだ下りして、それがおわったころに、『私何したいんだっけ?何してたんだっけ?』と私のようになってしまう学生や若者を一人でも少なくしたいなと思う出来事でした。


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