4万歩歩いた日-164,540歩/週の台湾旅行②-
2024.2.1
台湾旅行2日目。
台湾で迎える初めての朝。といっても、窓がないから、起きて早々、眩しすぎるLED光を浴びた。
台湾といえば朝ごはん。今日は最高の朝ごはんを食べよう。とりあえず外に出てお店を探す。が、今日は9時起床で大寝坊だったから、もうお店があまりやっていない。なんとか見つけたのは「世界豆漿大王」。いいぞ、店名から溢れ出る自信。
自分は、東京のWorld Breakfast Allday で鹹豆漿と飯糰に出会って以来、本場台湾でこれを食べるのが夢だった。鹹豆漿(シェントウジャン。鹹は「酸っぱい」の意。)は、豆乳にお酢を加えて、少しざらざらの舌触りにしたスープ。飯糰(ファントゥアン)は肉でんぶとか揚げパン(!)を入れた爆弾おにぎり。(ちなみに、スープに入っているのも揚げパン。)
友達の頼んだ香蔥麵包、鹹豆漿と合わせて125元。つまり、日本円で言えば500円ぐらい。台湾の朝ごはんの力の入れ具合はすごい。こんなに美味しくて安い朝ごはんが食べられる台湾の人は幸せだな〜。
今日の目標は故宮博物館に行くこと。かの有名な白菜と角煮を拝もう。
貧乏学生2人なので、てくてく歩いて行くことに。時間はかかるかもしれないけど、歩くほうが安いし、いろんな発見があって楽しいし、お腹も空くからたくさん食べられて良いこと沢山。とはいっても、食費で交通費の浮いた分を食い潰してしまうのがいつものオチなんだけれど。
道中では、朝市に行ってみたり、日本では見ないような公園の遊具で遊んでみたり、永楽市場に行ってみたりした。街を歩いて思った。とにかく犬が多い。野犬ではなくて、飼い犬。みんなコンビニとか美容院とか、そこらじゅうに連れていっている。犬好きにはたまらない街だし、こんな街に住めたらいいなぁとも思う。
朝から歩き続けて、喉が渇いたので、お茶を買った。日本では見たことのない「分解茶」なるもの。黄色、黄緑、深緑の3種類があって、黄色を買ったらめちゃくちゃ美味しい!無糖なのに少し甘くて、漢方の味がして台湾ならではの味だった。自分は日本のペットボトルのお茶は変な甘さがあって苦手なのだけれど、それとは違う甘さ。日本でも売っていたら毎日買っちゃうかも。
さらに歩き続けた。結局博物館に着いたのは16時ごろ。タピオカを飲んで休憩してから入館した。残り1時間しかないけれど、ここまでやってきたし、急いで回った。色々と面白い展示はあったし、友達と話しながら見ていて楽しかったんだけれど、いくら探しても白菜と角煮がない。残り10分ぐらいになったので、流石に痺れを切らしてスタッフさんに尋ねてみたら、残念。他の美術館に出品中らしい。でも、いい時間が過ごせたし、これでいいとするか。なんて言って博物館を出た。
帰りはさすがにバスに乗った。けれど、バスに乗ったら回復したので、台北101にも行った。自分たち、移動しすぎと我ながら思う。渋谷の101みたいに、若者向けのお店が多いのかなと思っていたけれど、ほぼハイブランドだったので、あまり見どころはなかったかな。
本当はこの後、夜市に行くつもりだったんだけれど、疲れ切っていたのと、野菜が足りていないことがあって、宿の近くにあった美味しそうな鍋屋さんに行くことに。店頭で一人一つの鍋を調理していて、すごくユニーク。野菜も摂れそうだし、私たちにはうってつけ。
本日の総歩数はなんと4万歩。たくさん歩いて、たくさん食べる。こんなの、若い時にしかできないよね。
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