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ひとりになって思うこと

付き合って1年と少しのパートナーと同棲している。
基本的に毎日一緒で、離れてもせいぜい1泊か2泊。

1人でじっくり考えたい大きな問題があったので、1ヶ月プチ旅に出て強制的に離れてみることにした。(途中1,2回パートナーに会うこともあるけど)

ちなみに、ここ数年は元彼とも元々彼ともずっと同棲だったから、私にとって1人で1ヶ月家を出るというのはけっこうな一大決心だった。

1人は最高である

結論、1人でも全然生きられた。

今までずっと、誰かと一緒じゃないと寂しくて生きていけないと思っていた。
「1人なんて無理」という恐怖心からずっと彼氏が途絶えることはなく(途絶えて数日というレベル)、そのせいで「1人なんて無理」という気持ちは年々確固たるものになっていたし、彼氏がいれば同棲したい派である。

だから今回は「自分にそんなことできるのか」と半信半疑で家を出てみたけど、
家を出て10日くらいのいま、最高にハッピーな毎日を過ごしている。

相手の帰りの時間やご飯の時間を気にすることもない。
相手に予定を合わせようと頭を悩ませることもない。
相手の言動に心が波立つこともない。家事分担にイライラすることもない。

なんて気が楽なんだ...!

もはや革命である。
心を占めていたあれこれの雑念を手放すと、今まで見えてなかった色々なことが見えてくる。本当に色々なことが。

道端にかわいい花が咲いていることとか。
あのときの自分の態度は良くなかったなとか。

そういうのって、気づこうと頑張って気づけるものではない。
心の余裕は必要不可欠なものであると気づいた。

パートナーの存在があるからこそ、1人でも最高である

1人でいて毎日ハッピーだなと感じるとともに、
ハッピーと感じられるのは、離れていてもちょっとしたこと(空が綺麗とか、野菜がめちゃくちゃ安いとか)をすぐに共有したいと思える相手がいるおかげなのかもとも思う。

これでパートナーも友達も家族もいなくて本当に1人ぼっちだったら、日々湧き上がる感情や考えの行き場がなくなって、感受性もない孤独な人間になってしまうかもしれない。

だから本当の意味で1人になりたいとは思えないし、やっぱりパートナーの存在は必要なんだろうなとも思う。


1ヶ月後に家に戻ったとき、またイライラカリカリした心の余裕のない人間に戻ってしまうのが怖い。
だから、心の余裕を得て広がった自分の世界を、忘れないように日記に書きとめておこうと思う。

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