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片付け2年経過・時間をかけるメリット【片付けの記録】

2019年11月16日緊急入院。
死んでしまうかもと思ったとき、頭に浮かんだのは「部屋をもっと片付けておけばよかった」ということでした。

2020年6月に退院し、その後、「部屋を片付けよう。今度こそ満足するまで片付け続けよう」と一念発起。9月19日から片付けはじめ、2年以上、いまだ片付け続けています。

その間、気付いたこと、時間をかけるメリットなどと中間報告です。片付けは「生き方」です。

部屋の散らかりは、乱れた心とリンクしている

入院前から部屋を片付けようと、何度か不要なものを大処分してきました。
また、散らばっているものをまとめて収納もしていました。
しかし、まったくスッキリした感覚を味わえず。

入院直前の部屋の中は、体調と心を反映するようにさらに散らかっていました。片付けたいと思うものの、ぼんやりしてしまって片付けられず。

体験を通して、部屋の状態は体調や心の状態とリンクしていると感じました。片付けを続けるうち、次第に思考がクリアになっていったからです。
思考がクリアになれば、選択に迷わないし、解決しないことに悩み続けることもなくなります。

心が混乱していたり、原因不明の体調不良に悩んでいる場合、部屋の片付けをしてみるのも良いかもしれません。

そして、できれば時間をかけて片付けに取り組むと、心の問題を解決することにつながると思います。わたしの場合はリハビリ中であるため、時間がかかってしまったのですが、振りかえると「怪我の功名」という感じで、かえって良かったです。

けがの功名とは:
過失と思われたこと、なにげなしにやった事が、意外によい結果になること。
goo国語辞書

片付けは生き方に通じる

片付けを続けて、まず気付いたこと。
片付けは、単なる片付けのみならず「生き方」であるということ。

何を近くに置き、何を手放すのか。その取捨選択。

長く生きていれば、抱えるものも増えてくる。すべて大切なものであっても、すべてを背負って生きてはいけない。

では、何を手放すのか。

片付けを通して、その選択を考えさせられ、生きていくうえでの選択もできるようになってきます。

時間をかけるメリット「片付けられない理由に気付き」「悩みも解決」「生きるのがラクに」

私の場合、片付けたいと思っているのに片付けられない(片付けが苦手な)理由が、その他すべての悩みの原因にもつながっていました。

片付けられない理由に気付いたのは、片付け始めて52日目。
そして、その少し偏った考え方の癖が、その他すべての悩みの原因にもつながっていました。

それは、ほんの些細なことで、欠点とも言えないこと。むしろ個性だったり長所だったりとも思えること。
だからこそ、自分でなければ気付けない。

じっくりと時間をかけ片付けて、自分の心と向き合い続けたから気付けたことです。

気付けたことは大収穫。
理由もわからずに悩んでいるのは苦しい。理由がわかれば、気を付けたり直したりしていくことができます。
理由に気付けたことで、グンと生きるのがラクになりました。

気付けたときの記録はコチラ↓

人それぞれの許容量がある

2年も片付け続けていると、持ち物もだいぶ減ったように思います。
曖昧な言い方なのは、「だいぶスッキリしたなあ」という実感が、まだ持てないからです。

一気に処分してしまうとリバウンドもありそうですが、じっくり時間をかけているおかげで、処分して後悔したものは一つもありません。

人それぞれ、自分が心地良いと思えるモノの量があると思います。
多めで落ち着く人、ミニマリスト的に少ないのが良い人、など。

モノを少しずつ減らしながら、自分にベストな量を見極めています。量だけではなく、質も大切な気がします。

許容量を超えた空間で暮らしていると、モノが放つ雑音がうるさくて耳をふさぐような状態になり、何にも気付けなくなってしまうように思います。そして、混乱してしまうのだと。

片付けると運気が変わる?

片付け動画などでは、「片付けで人生が激変した」といった体験談を見かけます。
「片付けるだけで、人生が激変して好転するなんてすごい!」
と、本当に運気が変わるのか、検証してきました。

期待しすぎたせいか、ものすごい変化は起きていないように、、、思っていました。

しかし、

  • リハビリ絶好調

  • 在宅ワークにも恵まれている

  • 住まいにも恵まれている(ご近所は良い方たちばかり)

  • 人間関係にも恵まれている

などなどを考えただけでも、良い運気が巡っていると言えるのではないでしょうか。
いきなり大成功するとか、大きな変化を求めすぎでした;

それに何より、片付け続けて頭の中がクリアになり、悩み事も消えました。入院前、悩んでも悩んでも答えが出なかったのに。今なら、あのときの自分にアドバイスができる。

片付け動画を見てモチベーションを維持

片付け続けるモチベーションを落とさないために、片付け動画を見ています。

遺品整理などを見ていると、
「本人が捨てられずに大切にしていたものでも、処分対象にしかならないんだなあ」
と、しみじみ思ってしまいます。

スッキリと居心地の良い空間で日々過ごすためにも、万が一の場合の部屋が散らかっていないためにも、まだまだ片付けを続けていきます。運気の検証も続けます!

生きてきた証にも通じるものだから、自分で片付けたい

片付け動画を観ていたら、身内に片付けるよう説得されたものの、自分のモノをドンドン処分されることに抵抗がある方の話が出てきました。

わかる! と思いました。

私も自分の部屋が散らかっているとわかっていても、自分のものを勝手に片付けられるのは大嫌いです。どんなにゴミのようなものでも、人に処分されるのはイヤ。実は勝手に触られるのですらイヤ。結局処分するものであっても、処分するのなら、自分で片付けたいのです。

片付けられない人というのは、私のような人が多いのかもしれません。

つまり、モノに思い入れがある、モノを大切に思っている(思い過ぎる)。

また、片付けは生き方にも通じるものだから、残すものと手放すものをそんな簡単に仕分けられない。自分の心と向き合って、じっくり片付けないと。それを他人に勝手に仕分けられてしまうのは、抵抗あります。

時間はかかりますが、納得しながらじっくり片付けていくと、本当に心がクリアになります。そして、片付けがはかどります。

それこそ、自分の心と人生を整えていくことにつながります。

これからも片付けを続行し、目標通り、納得するまで心地良い空間づくりに取り組みます!

緊急入院のことはコチラ↓


ご覧いただき、ありがとうございます!楽しんでいただけたら、スキしてもらえると、テンション上がります♡