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体重変動調査報告 ~3.11とパンデミック時の比較~ 文:鈴木まり

2021年4月29日
文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長)

 2020年のコロナパンデミック中にはクライアントの皆様から沢山のご相談が寄せられ、生活の変化だけでなく、カラダ及び心にも大きな波を及ぼしました。

 その中でも、今回は皆さんのカラダの変化に注目をして報告させて頂きたいと思います。
アジアにおいて、2020年1月~3月上旬というのは特に激動の時期でした。 日本では“得体のしれない新種のウィルス“がどうやら隣国で蔓延しているらしいということで、新型インフルエンザやSARSを思い起こした方も多かったのではないでしょうか。

しかし、今回の新型コロナウィルスは、”発症者から感染する“SARSとは違い、無発症でも感染力を発揮する上に、個体をなかなか死なせない弱毒のウィルスで蔓延していくという、ウィルスの驚異的な進化を垣間見た瞬間でもありました。

 SARSが中国で流行していたころは、中国ではまだ個人旅行者を中国政府が許可しておらず、行動制限のある団体行動のみの旅行者だったということもあり、日本において蔓延するということはありませんでした。

日本でコロナ患者がぽつぽつと出始めた頃には、様々な情報が交差し、どの情報が正しいのか、ウィルスそのものへの不安だけでなく、正しい情報、フェイク情報、あおり情報が入り乱れ、クライアントの皆様も大きな不安を抱えていたピークの時期でもありました。

 弊社では、この頃から、3.11の際の皆さんのカラダの変化、ココロの変化と比較調査を開始いたしました。

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