私はペネロペになりたい

ペネロペ、ペネロペ、コアラの女の子ー
この歌詞は私が時々口ずさんでしまうくらい推しているアニメの主題歌だ。好きなアニメは色々あるけど、『うっかりペネロペ』は普段テンションがそこまで高くない私の好きの熱量を一気に上げてしまう。こちらが本当にうっかりすると出会った人に「見てほしい」と、相手に引かれそうなテンションで言ってしまいそうなくらい。

主人公のペネロペは3歳のコアラで、青い身体に大きくて赤いお鼻、天真爛漫、悪戯ずきのうっかり屋さんだ。ちなみに口は描かれていない。チョコを食べた時にぺったりと口があると思わしき場所にチョコレートがつくので「あの辺が口かな？」と推測できる程度なのがものすごい可愛い。

ペネロペのお父さんお母さんも、ペネロペが怒られそうなことをしても一切叱らない。最初はそれにびっくりした。（本当に余談だけど、ペネロペのママの声がやたら色っぽい。コアラなんだけど。色気って性別どころか種族も超えると改めて再認識したりなどもした。）

ペネロペはお友達はいるけど1人で遊んだり行動するシーンも多い。遊ぶ時は1人で全力で遊ぶし、時間が許されないのならば作るまでという意気込みもある。ペネロペ3歳、人生めっちゃ楽しんでる。真顔の時も自分の世界に没頭している様子が伝わってきて、過去の自分と重ねて見えたりする。

笑いながら「わーいわーい」と全力で楽しんでいる時がある。
そういう時は、見ている私たちに楽しんでいる様子を見せるために笑っているのではなくて、ペネロペは本当に心から自分が楽しいと思うことに集中して笑っているんだなあと思う。「今ここを生きる」ってこういうことか。失敗しても「ぜーんぜん気にしない」という言葉も、失敗した時1人で「うおお…恥ずかしいい」と悶絶する私にとっては学ぶところがありすぎるくらいだ。

1話完結で5分くらい。忙しくて時間のない人々にもピッタリの、短い時間で最高の癒しを与えてくれるアニメだと思うので是非見てほしい。

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