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『書く習慣』から学ぶ書くことの楽しさ


「書くことに興味はあるけど、何を書いたらいいのか分からない」「自分の気持ちを素直に伝えたい」こんな悩みを持っていませんか?

そんな人におすすめしたい本は、いしかわゆきさんの『書く習慣』です!

私が「書くことがない」「文章を上手に書く自信がない」と悩んでいたとき、いしかわさんのTwitterで紹介しているのを見て、この本に出会いました。

『書く習慣』は、「勇気」「習慣」「ネタ」「思考」「技術」「気持ち」の6つのお悩み別から、書くためのヒントがたくさん詰まっています。「書くことって楽しそう!」「私も今すぐ書いてみよう!」と思わせてくれる1冊です。

1.必要なのは「書きたい」という気持ち

書けないと思っている人の中で、起承転結などのルールを気にしすぎてしまう人もいるのではないでしょうか。確かに文章を分かりやすく伝えるために、ある程度必要になってくるでしょう。しかし、あまり難しく考えてしまうと、書きたいことが書けなくなってしまいます。

ありのままの文章のほうが、むしろ伝わることもあるのです。何も飾らない言葉から自分らしさが出てきます。

また、文章を書き上げたとしても「これでいいのかな」と思うこともありますよね。自信が無かったとしても、他の人にとっては「いい文章だ」と受け取ってくれるかもしれません。

私はnoteで文章を投稿しているのですが「頑張って書いたけど、上手く伝わるか自信が無い」と思うことがたくさんあります。そんな中「共感しました!」「勇気づけられました!」とコメントを下さった方がいて、とても嬉しくなりました。

過小評価をしていましたが、実は私の文章にも灯りがともっていたようです。完璧に仕上げていたら疲れてしまいますし、いつまでたっても報われません。どんな文章でも書き上げましょう。

2.楽しく書くために習慣化させよう

書く勇気が持てたら、次に課題になってくるのが「習慣化」になってくるでしょう。書くことが楽しいと思っても、続かなかったらもったいないですよね。ここでは、書くことを習慣化させるためのポイントを2つ紹介します。

・5分だけ書いてみよう

習慣化させるのが苦手な人は、目標を高く設定しがちです。やる気があるのはいいことですが、ハードルが高いと長続きしません。あなたにもこんな経験はありませんか?

確実に書くことを習慣にしたいのなら、まずは5分だけ書いてみましょう。書いているうちに楽しくなって、気がついたら30分書いていたなんてこともあるかもしれません。実際に、私はこの方法で書くモチベーションを保っています。

・Twitterで楽しく習慣化させる

Twitterであれば、投稿するハードルが低く、スピーディーにアウトプットすることができます。私はSHEの勉強成果や本の感想などをTwitterで投稿し、自分の言葉で140字書くように心がけています。

これを実践することで、自分の言葉で上手に表現できるようになるだけでなく、素早く要約する力が身につきます。

・とりあえず書くことを始めよう

ここまで「習慣化」についてお話ししました。物事を始めるとき、なかなか着手できないときは「とりあえず始めてみる」ことをおすすめします!

「今日は疲れたから、明日やろう」というのは、ほぼ確実にやらないでしょう。本当に落ち着いたとしても、やる気が起きなくて、結局後回しになることが多いからです。

私も疲れていると物事を後回しにしがちですが、とりあえず書くことを始めたら、いつの間にか1時間経っていたこともよくあります。

書いていくうちに、欠点が出てくるかもしれませんが、後から改善すればいいのです。やる気がある内に始めましょう。

3.実は身近にネタがたくさん落ちている

「書いてみよう!」と思っても、何を書いたらいいのか分からないときもありますよね。私も書くネタがなくて困っていたときがありました。
しかし、SNSやブログを見ていると、毎日何かしら投稿している人もいます。その人とあなたの違いは何なのでしょうか?

・いかに日常にネタとして落とし込めるか

多くの人は、「仕事をした」「テレビを見た」などといった日常を過ごしているでしょう。日常をネタにする力が身につけば「書くネタがなくてどうしよう」と困ることは無くなるでしょう。

たとえば「ダラダラしてしまった」を「息抜きするのも必要!」と言い換えることができます。

「これってネタになるの?」と思うかもしれませんが、これも立派なネタ。平凡な日常でも、他人には非日常に見えることもあります。勝手に決めつけているのは、自分自身なのです。

・書くテーマは何でもOK

「何を書いたらいいのか分からない」という悩みを解決するもう1つの方法は、自分で何かテーマを決めること。そのほうが、書くハードルが下がります。

テーマは、休日の過ごし方や好きな漫画など、何でも構いません。書いていくうちに、思いがけないエピソードが出てくることもあります。書いていくと「私ってこんなことを考えていたんだ!」と自己内省にもつながるのです。

何かテーマを決めたら、まずは箇条書きで書いてみましょう。思わぬ発見があるかも?

4.まとめ

『書く習慣』を読んだら、書く悩みについて解消され「書くことは楽しい!」と思うはず。

最初は「文章を書くのは難しい」と思うけど、文章のルールなどは気にせずに書いてみるといいですよ。実際に書いてみると、自分のことがわかるし、公開していれば「わかる!」と共感してもらえるかもしれません。

「書きたい!」という欲望のまま書いてみましょう!


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