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異文化=海外の文化のこと?

「異文化コミュニケーション」はよく耳にする。
自分とは違う言葉で話す人・文化背景を持つ人と
コミュニケーションをとること。

英会話レッスンに通う姿が思い浮かぶが
円滑なコミュニケーションのカギは
言葉でなく、文化への理解ではないだろうか。

「そばは音を立てて食べるのがおいしい」
「音を立てて食事をするなんて」

古典的な話だけれど、このようなとき
自分の文化・相手の文化の双方をリスペクトする必要がある。

異文化と自文化

異文化に対し、自文化とは暗黙のうちに共有されている社会常識といえる。
では、日本人ならみな同じ文化を持っているだろうか。
もしそうなら、Twitterはあんなに荒れないだろう。

そう、自文化の中にも異文化はある。
自文化とは、自分が生まれ育って経験を積んで得た
ものの見方・感じ方・浮かない行動と言い換えられる。

けして広くはない日本でも
いろいろな文化が混ざりあってることに気づく。

異文化を理解する心

ひとは未知のものに対して恐怖や嫌悪を本能的に感じる。
不安の根源は「よく知らない」という理由に行き着くケースも多い。

自分とは違う文化を持つ人とコミュニケーションをとるなら
まずは相手の文化を知ろうとする心が大切だ。

心理学者のカール・ロジャースはこれを
「経験に開かれている」状態だと記している。

国内・海外問わず
異文化を拒絶したり優劣をつけるのではなく
違いを知って、楽しむことが
異文化コミュニケーションの第一歩。

話すうちに、意外な共通点に気づく。
そんなとき
「あぁ、人間って基本的には変わらないんだなぁ」と
地球サイズの普遍性に包まれる。

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