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14,900円の「NIKEのシューズ」の裏に隠されたマーケティング戦略

野崎です、
今日は実体験を踏まえた
「マーケティング」の話をします。

もしかしたら、、
あなたも日常生活で
経験していることかもしれません。

「あ、そういう事だったのか!」
と気づきがあると思うので、
最後までご覧いただけると嬉しいです。


夕方の靴屋さんの物語


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ある晴れた日の夕方の「靴屋さん」での出来事です。

クーラーの効いた店内は、
ヒンヤリと涼しく買い物客で賑わっています。

野崎は8月に、28キロのマラソンに出るので、
マラソン用にシューズを探しに
店内を物色していました。

んー悩む。
選ぶ楽しさを満喫

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大型の靴屋さんというだけあって、
・アディダス、
・UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)、
・ニューバランス、
・NIKE、
・アシックス、
・ミズノ
・チャンピオン

などなど、
たくさんのシューズが店頭に並んでいます。

あなたも経験したことがあると思うのですが、
種類がたくさんあると迷ってしまいますよね。

「んーたくさんあって悩むなぁ」
「どれもいいなぁー」

野崎も迷いながら、
店内を物色していました。

マラソンシューズと言えば“アシックス”

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色々みて回った結果、
「マラソンと言えば、アシックスかな?」
そのようなイメージがあったので、

アシックスのコーナーに行って
靴を触って重さを確かめたり、
デザインや色をチェックしていました。

ふらふらと物色していると、、、
前の人の接客が終わったお兄さんが話しかけてきました。


「何かお探しですか?」

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野崎💁‍♀️:「マラソン用のシューズを探しているんです」

店員🙋‍♂️:「マラソン用のシューズですね、何キロくらい走るご予定ですか?」

野崎💁‍♀️:「んーっと約30キロくらいですかね」

店員🙋‍♂️:「おーすごいですね!それだったらNIKEがオススメです」

野崎💁‍♀️:「NIKEですか!?」
※マラソン=アシックスだと思っていたので、意外でした。

店員🙋‍♂️:「はい!ちょうどNIKEさんで、フルマラソンを完走する用のシューズが出たんですよ。良かったら持ってきましょうか?」

野崎💁‍♀️:「ありがとうございます、お願いします」

店員🙋‍♂️:「ありがとうございます。足は何センチですか?」


____数分後____

店員🙋‍♂️:「どうですか?試着されてみて。」

野崎💁‍♀️:「思ったよりも軽いですね!ふわふわしてる感じ」

店員🙋‍♂️:「そうなんですよ、こちらのシューズは長時間走っても、足が痛くならないことを設計して開発されました。だからフルマラソン専用なんです」


アシックス VS NIKE



野崎💁‍♀️:「いいですねー。でもマラソンと言ったらアシックスかと思ってました」

店員🙋‍♂️:「確かにアシックスさんは、ランニングに特化したメーカーさんです。アシックスのシューズは、短距離、長距離なんでもカバーできます。」

店員🙋‍♂️:「ですが、今回のNIKEのシューズは、フルマラソンを完走を専門に作られたんですよ」

店員🙋‍♂️:「なので、当店にある商品の中で一番お姉さんにオススメかなと思って、ご紹介しました」

野崎💁‍♀️:「ありがとうございます。買います!」


心がグラリ...。
買っちゃった瞬間

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って、ことで
14,900円のシューズを即決しました。


「野崎さん、いいお買い物しましたね」
ありがとうございます。お兄さんもイケメンで
楽しくショッピングができました。


ですが、、、
今回お伝えをしたかったのは、
お兄さんがイケメンとか、接客が良いということではありません。

NIKEのマーケティング戦略

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ここまでお読みいただいた
勘の良いあなたは、お気づきだと思います。

NIKEは、あるマーケティング戦略を使用して、
商品を販売しています。

ターゲティング

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今回のシューズの話に戻します。
今回野崎が買ったシューズは、

「フルマラソンを完走したい人に向けて開発したシューズ」

をコンセプトにしています。

短距離でもなく、ジョギングでもなく
「フルマラソン」に特化した商品です。




 ターゲットは絞った方が購入率が上がる

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マーケティングの世界では、
ターゲットは絞れば絞るほど、
見込み客に刺さりやすくなると言われています。

「アシックス」のように
オールマイティなシューズも魅力的です。

ですが、なんとしても8月に
28キロを完走したい野崎にとっては、

フルマラソンを完走するために開発したシューズが
心に刺さりました。

「まさに、私のための商品じゃん」
そのように感じました。


あなたの身の回りに潜む「ターゲティング」


・30代の女性のための化粧水
・1ヶ月で2キロ痩せたい人のためのサプリメント
・ゴルフ初心者のためのマンツーマンレッスン

など、
暮らしの中で「ターゲティング」は溢れています。


あなたも、「あ、これ私のためにある商品だ」
と限定性に心揺さぶられた経験はありませんか?

「ターゲティング」を暮らしの中で探してみると
面白い発見があるかもしれません。


いつも最後までお読み頂き
ありがとうございます。



追伸:

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ビールを頼んだら、
おつまみを頼むのと同じ感覚で、

NIKEのシューズを買ったら、
ウェアもついでに買ってしまいました。

財布の紐が開いた瞬間は
要注意ですね。













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