取り入れたい習慣～『育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ』(小川糸)～
「ツバキ文具店」シリーズや『食堂かたつむり』をきっかけに、「小川糸月間」に突入しつつあります。今回はエッセイを読んでみました。
↑kindle版
「日々の習慣と愛用品」という副題がついている通り、糸さんの暮らしのルールや実際に使っているものが、多くの写真も添えて紹介されています。
読んでいて、取り入れたいなと思う習慣も少なからずありました。例えば千切りショウガの蜂蜜漬けや、小物を棚の扉の中など、あえて見えない場所に飾るというのは、ぜひやってみたいです。
一方で、化粧水は1回分ずつの使い切りのものを使っていることをはじめ、ちょっと嫌だなという習慣もありました。確かにその都度フレッシュなものを使えるし、旅行等にも便利というのは分かりますが、その分ゴミが増えるので、私としては抵抗があります。
でももちろん、友人づきあいと同じで、相手の習慣等が100％自分と同じだったら気持ち悪いわけで、理解できない部分も含め、なかなか作家として、人間として魅力ある人だなと思いました。
「小川糸月間」、しばらく続きそうです。
↑単行本
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