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コミュ力でモテる人たち

世の中には、"会話がイケメン"な男性がいる。
私は、密かに彼らのことを【コミュニケーションイケメン】と呼ぶ。
コミュニケーションイケメンの定義は以下の通り。

  • 話がわかりやすい

  • 余裕がある雰囲気

  • 相手の意見を尊重する姿勢

などなど。とにかく、話しやすくて安定感がある。彼らは「私のこと分かってくれてる!」と思わせるのが上手い。

私が思うに、コミュニケーションイケメンたちは自他の境界線がハッキリしている。相手からボールを受け取った時に、すぐに自分ごとにはせず相手の意見として一度預かる感じ。「ちょ待てよ」とは多分言わない。キムタクも風間公親の時は使っていないし。「ちょ」は余裕がない証拠である。

それで、例えるなら誰だろうと考えてみた時に、Netflixの「ラブ・イズ・ブラインド」に出ていたワタルさんが思い浮かんだ。

「ラブ・イズ・ブラインド」は、相手の姿を見ずに会話のみでお見合いし、マッチング成立したら初対面→デートを重ねて結婚に向かっていく、という恋愛リアリティショー。

ワタルは2人の女性と親密になり、どちらを選ぶか悩んでいたのだが、より自分に猛烈なアタックをしてくれていたミドリを選んだ。
しかし!マッチングして顔合わせをした瞬間、ミドリが「ガーン」という表情をした。どうやらワタルの外見が彼女のタイプではなかったらしい。
一応、番組の趣旨が「外見に捉われずに相手を好きになれるか」的な所にあるので、この2人の結末は番組1番の見どころとなった。

マッチング前の状況と逆転し、ミドリはワタルの外見がネックで悩み続けた。
というか、私から見たらワタルはかっこいいと思うし、SNSでも「嫌なら私が行きたいわ!」と言ってる人も多かったぐらいなんだけど、こればっかりは好みの問題だから仕方ない。

ワタルがそのことに気づいているかはうろ覚えなんだが、彼はミドリから「ガーン」の顔をされても、ダイエットをさせられようとも「最後までミドリと関係を続けたい」という意思表示をし続けた。イケメン。

結果的に番組内で正式なカップルとなり、現在はリアルに結婚して子どもも産まれている。順風満帆そのもの。
かくして、コミュニケーションイケメンは外見問題を乗り越え勝利した。まぁ、もちろん他の部分(社会的地位とか)もミドリの判断材料にはなっただろうけど。

でも、とにかくワタルの落ち着いた話し方や人との接し方はかっこいいから、ぜひ見てみてほしい。

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