マガジンのカバー画像

ほぼ無職だったのにかかわらず、まる一年かかった相続のお話。

13
…巷で言われるような骨肉の争いこそありませんでしたが、故人が予想を上回る数の金融機関に口座を持っていた為、歩き回る羽目に…。ほとんど銀行、お役所遍路の記録です。
運営しているクリエイター

2018年10月の記事一覧

8)今度は区役所 ~お役所3周目

ここまでですでに3つの金融機関に、父の『生まれてから死ぬまでの戸籍謄本』を請求されました。 近くの出張所じゃ取り寄せられないとのことで、てくてくと区役所へ参りました。 1. ほぼ生まれて初めて(小学校の社会科見学で行ったかも)入った区役所は、大きな病院の受付より広く、整然としていました。 もっとカオスで殺伐とした様子を想像していたので、少し拍子抜けです。 区役所のHPにあった、『もっとも空いている』と表示されていた時間帯に出掛けたせいか、割とすんなり受付できました。

7)税務署1周目

ちょうど確定申告のシーズンに入り、父の確定申告が必要じゃないのか?と気づき、地元税務署に行きました。 1. タイミングが悪く、今年から地元では『確定申告の相談受付コーナー』をやらないことになったので国税局(遠い所……)まで行けと言われました。 (完全に仕上げた申請書なら受け取ってくれるそうです) 『おいおい、ちょっと待ってくれよ…』と頭が瞬時に燃えましたが、ちょいお歳に見える税務署員さんが、わざわざ寒風吹きすさぶドアの前(外です)に立って、私と同じ境遇の方々(次々に来

6)第二地銀(A銀行)1周目

家から一番近い銀行です。 この銀行の父の通帳には担当らしき男性の名刺が二枚入ってました。 葬式前に一度そちらへ電話したら、『戸籍謄本』『住民票』『印鑑証明』を持って来て欲しいと言われたので、それらを持って行ってみました。 1. 入ってすぐフロア全体を見通せる、こじんまりとした銀行で、受付したら真ん中あたりからそれらしき担当(40~50代くらい)が出てきました。 基本的な挨拶を交わし、また名刺をいただきました。 (2枚も持っています、とは言いづらく……) 担当氏は通帳、

5)メガバンク(U銀行、Z銀行)1周目

次は、駅前でほぼ隣り合っている、2銀行(どっちもメガバンク)に行くことにしました。持ち物は、 ・故人の通帳 ・相続人の印鑑証明 ・故人と相続人の戸籍謄本 ・故人の住民票 等のセット。 U銀行)1. 受付の女性に「親の相続で」と話すと、お悔やみの言葉の後、 『相続はセンターで一括して行っているので、ここのブースからテレビ電話で話してください』 とのこと。 テレビ電話か……(゜゜) 素直に驚きました。 受付番号カードと相続の受付票、『相続の案内』ペーパーセットを渡され