良質な映画を一本、観終わった気分…（『BADON』３巻）

――めっちゃ、面白かった。陳腐だけどそれに尽きました。 ほぼ１時間かけてじっくり読みました。別に文字が多いとかではなく（むしろ無言や、擬音だけのシーンも多い）、読んでいる内にどんどん時間がたっていた感じです。読み終わって時計見てびっくりした。 『BADON』は故郷で罪を犯し、服役し終えた４人の男たちが、心機一転、首都で煙草屋を始める、というところからスタートしました。 著者の前作『ACCA１３区』がとても好きなので、同じ世界設定を使っているこちらの『BADON』を読み始

レジ袋うらみぶし

レジ袋有料化から3か月。 スーパーへ行くたびに困ったり、家内の小分け用ゴミ袋がなくなって困ったりしましたが、まーそれは予想の範囲内でした。 衛生的に問題ある事態が、あっちこっちで発生してるだろーなとか。この時期に強行した奴らを呪う……も、まぁ想定内。 （レジ係の人の怨嗟の声も。本当に気の毒すぎる……(T_T)） 予想してなかった困った事態は、スーパーやコンビニ以外も袋が有料になってしまってることでした。 ちなみに一番驚いたのは、デパ地下でも袋が有料になってたこと。だって

贔屓が出ないほど楽しめる（『終末のワルキューレ』）

人様に勧められて（６冊届いて…）読みました。 簡単に言うと、人類の滅亡を賭けた『（東西南北）神様　VS（歴史上最強とされる）人物』のガチバトル物です。 ・千年に一度、人類存亡会議みたいなんが神界である（議長ゼウス）。 ・今回は人類滅亡となるところが、バトルで決めることに。 ・全１３戦で先に７勝した方が勝ち。 ・メンバーは発表されているが、対戦相手は未定。 設定は面白いし、最初の部分だけ読んだことあったのですよ。その時は、『違うぅ…』って思って手を引いたんですが、目の前に

いよいよダンジョンの正体が明らかに…（「ダンジョン飯」9巻）

最新刊を読んで久しぶりに『えぇぇーーーー』となりました。 正直途中で、中だるみを感じてしまい（いや文字通り食傷か…）投げそうになりましたが、ここまで読んでて良かった！と思いました。　 ダンジョンの正体が、ミスルン隊長（エルフ）によって語られ、いろいろ納得や疑問が出てきたので（絶賛引き籠り中だし…）1巻から読み返すことにしました。 （…適度に色々忘れているので、すんごい面白いです） 1巻：ファリン、炎竜に食べられる。これが発端。パーティのメンバーは二人去る。もともと魔物

ミシンは楽しい…けど体が固まる。

家にある家電で、一番好きなものは『ホームベーカリー』です。 材料入れたらパンになるなんてすごすぎる。１台目は、いただきものだったのですが、それを４、５年使い倒して、２台目は１台目の後継機を自分で買いました。 新しくなって、使いたかった機能がなくなってたりしたのですが、ドライイーストが３分の１でいいレシピ追加で、ふところ的に楽になったので嬉しかったです。 （自分の買ったヤツの後継機がもう出てました↓…今の所買い替えはいいかな） 『好き家電』の次点は洗濯機。基本的にコマン

人を避けてこそこそ歩く

白躑躅

2020年4月前半のリアル

【日本の事情】 ・新型コロナウイルス感染症、未だ終息せず ・緊急事態宣言発令（4/7）：東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏の１都３県と大阪府、兵庫県、福岡県の計７都府県が対象。 　→47都道府県全部に拡大（4/17）　NEW ・8月までのイベントは、次々中止、延期に。 ・新型コロナ、１０万円一律給付へ　NEW！ 【街中】 ・緊急事態宣言当初は、結構歩いている人がいたが、最近では目に見えて減ってる。車もそんな感じ。普通車が減って、トラックが目立つ。 ・カフェチェーンは休

今の不安は、きっと、私の形をしている。

１． 先日久しぶりに、もう存在しないアイドルグループの一人をTVで見ました。そして、その変わり様に驚きました。 勿論アイドルだって歳を取るのは承知です。ただ、老けた……というのには少し違う気がしました。 端的に言えば、顔が変わっていました。 よく見れば、自分の知っている『彼』なんですが、顔つきがまるで違って見えました。悪くする整形などするよしもないから、あれは時間が作ってきた、顔なんだろうと思います。 ２． 後になって思い出したのは、最近読んだマンガ（「鬼灯の冷徹」

2020年3月後半のリアル

人間は忘れる生き物なので、自分の周辺状況を書いておきます。 【日本の事情】 ・新型コロナウイルス感染症、未だ終息せず ・暖冬で、東京の桜がすでに満開 ・オリンピックは延期 ・東京で週末の外出自粛要請　NEW！ 【街中】 ・旅行客の姿を見なくなって早２カ月。たまに、白人系の旅行者を見かける時はあり。 ・カフェチェーン、ファーストフード等：昼はそれなりに混んでますが、それ以外の時間は、人がたくさんいる場所と誰もいない場所があります。 昼は混んでますが、それ以外の時間は空

18Cモードの中心で咲いた一輪の薔薇、『傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン』は面白いぞ！

『ベルばら』は中世ではなかったのね……。 「面白いよー」とのお勧めあって、『傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン』読みました。己の『ローズ・ベルタン』に関する知識と言えば、『ベルばら』でロザリーが働こうとした服屋さん……くらいです。 舞台は18世紀のパリ。かの有名な、マリー・アントワネットがフランスに嫁いでくる少し前から始まります。 当時の国王はルイ15世。『三銃士』で有名なダルタニヤンが仕えたのはルイ14世なんで、時代的にあの後ですね。 思えば、この時代の自分的フランス

春だから、今だから、花屋へ行った！眼福だった！

振り返れば、卒業式や謝恩会には、確かに花がいっぱいありました。 それは魔法のように現れて、幻のように消えるものでなく、きちんと花農家さんが栽培して、市場を経て、花屋さんが納入して……とたくさんの人の手がかかってます。 それらが、いきなり『式はやらないからいらない』『手渡す場所がなくなっちゃった』etc.……皆様、花を愛でましょう、飾りましょう！ 花屋さんの店先には色とりどりの花が待ってました。 自分の行った花屋さんには、『ラナンキュラス』という種類が多かった気がします。